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 連休も残すところはあと1日…。今日は、またまた法隆寺の百済観音さま、中宮寺の如意輪観音さまのご尊顔を拝すことを思い立って、斑鳩を訪ねました。

初夏の斑鳩 「法隆寺」

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2009/05/05 - 2009/05/05

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akkiy363672

akkiy363672さん

 連休も残すところはあと1日…。今日は、またまた法隆寺の百済観音さま、中宮寺の如意輪観音さまのご尊顔を拝すことを思い立って、斑鳩を訪ねました。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • ← 三経院<br /><br /> 法隆寺は何度も訪れている章くんですが、金堂、五重塔を囲む回廊の更に西にある、「三経院」「西円堂」らを拝観したことは実はありませんでした。<br /><br /> 三経院は、聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の三つの経典を注釈されたこと(三経義疏)にちなんで、西室の南端部を改造して建てられたもの。

    ← 三経院

     法隆寺は何度も訪れている章くんですが、金堂、五重塔を囲む回廊の更に西にある、「三経院」「西円堂」らを拝観したことは実はありませんでした。

     三経院は、聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の三つの経典を注釈されたこと(三経義疏)にちなんで、西室の南端部を改造して建てられたもの。

  • ← 「西円堂」の縁側から、金堂、五重塔を望む<br /><br /> 「西円堂」は橘夫人の発願によって行基菩薩が建立したとされる八角のお堂です。

    ← 「西円堂」の縁側から、金堂、五重塔を望む

     「西円堂」は橘夫人の発願によって行基菩薩が建立したとされる八角のお堂です。

  • ← 高さ31.5m、わが国最古の五重塔(国宝)です。<br /><br /> 聖徳宗の総本山である法隆寺には、現存する木造建築物では世界最古といわれる建造物だけでも、19棟の国宝と29棟の重要文化財が甍(いらか)を並べています。<br /> わが国の『世界文化遺産登録第1号』たる所以ですね。<br />

    ← 高さ31.5m、わが国最古の五重塔(国宝)です。

     聖徳宗の総本山である法隆寺には、現存する木造建築物では世界最古といわれる建造物だけでも、19棟の国宝と29棟の重要文化財が甍(いらか)を並べています。
     わが国の『世界文化遺産登録第1号』たる所以ですね。

  • ← 法隆寺のご本尊を祀る金堂(もちろん国宝)<br />    <br /><br /> 面長で、どこか西欧の面影を宿すご本尊の金銅釈迦三尊像は、この日も静かな微笑を湛えて、参拝する衆生を迎えてくれていました。<br />

    ← 法隆寺のご本尊を祀る金堂(もちろん国宝)
        

     面長で、どこか西欧の面影を宿すご本尊の金銅釈迦三尊像は、この日も静かな微笑を湛えて、参拝する衆生を迎えてくれていました。

  • ← 東院伽藍の中核をなす「夢殿」<br /><br /> この日は春のご開帳期で、秘仏「救世観音」を拝観することができました。<br /> 薄暗い堂内でたたずまれる御仏は、今日もふくよかな微笑を湛えられていました。

    ← 東院伽藍の中核をなす「夢殿」

     この日は春のご開帳期で、秘仏「救世観音」を拝観することができました。
     薄暗い堂内でたたずまれる御仏は、今日もふくよかな微笑を湛えられていました。

  •  東院伽藍の東に隣接する敷地に、尼門跡「中宮寺」があります。<br /> 鐘楼の横を右に曲がると、小さな門が見えます。

     東院伽藍の東に隣接する敷地に、尼門跡「中宮寺」があります。
     鐘楼の横を右に曲がると、小さな門が見えます。

  • ← 耐火耐震造りの中宮寺本堂<br /><br /><br /> 中宮寺のご本尊は、いわずと知れた「如意輪観音」(章くんが学生の頃は弥勒菩薩と伝えられていましたが…)。<br /> 東洋のモナリザと称される微笑(ほほえみ)を湛えられ、今日もこの世の衆生の救済にお心を砕いていただいているようでありました。

    ← 耐火耐震造りの中宮寺本堂


     中宮寺のご本尊は、いわずと知れた「如意輪観音」(章くんが学生の頃は弥勒菩薩と伝えられていましたが…)。
     東洋のモナリザと称される微笑(ほほえみ)を湛えられ、今日もこの世の衆生の救済にお心を砕いていただいているようでありました。

  •  法隆寺を出て車に乗り、寺の東の畑中の道を「法輪寺」へと向かいました。<br /> 雨はまだ降り続いています。歩くには、ちょっと強すぎる雨脚でした。<br /><br /><br />← 雨に煙る「法輪寺三重塔」

     法隆寺を出て車に乗り、寺の東の畑中の道を「法輪寺」へと向かいました。
     雨はまだ降り続いています。歩くには、ちょっと強すぎる雨脚でした。


    ← 雨に煙る「法輪寺三重塔」

  •  「発起寺(ほうきじ)」までの700mの往復を、雨は相変わらず降りつづいていましたが、傘をさして歩いていくことにしました。<br /> 道端の花々が色とりどりに咲き乱れ、周りの里山の新緑が目に鮮やかでした。<br /><br /><br />← 発起寺三重塔(三重塔としては日本最古、国宝)<br /><br /><br /> 日本仏教美術の華と称される白鳳・天平期への礎として、この斑鳩におわします飛鳥仏たちは、日本の国の揺籃期の息吹を伝えてくれているようでした。

     「発起寺(ほうきじ)」までの700mの往復を、雨は相変わらず降りつづいていましたが、傘をさして歩いていくことにしました。
     道端の花々が色とりどりに咲き乱れ、周りの里山の新緑が目に鮮やかでした。


    ← 発起寺三重塔(三重塔としては日本最古、国宝)


     日本仏教美術の華と称される白鳳・天平期への礎として、この斑鳩におわします飛鳥仏たちは、日本の国の揺籃期の息吹を伝えてくれているようでした。

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