2009/01/06 - 2009/01/06
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でいめくと さん
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往路の乗り継ぎはバスと地下鉄に乗って、モールに出かけましたが、復路は乗り継ぎ時間も少し短いし、どうしようか迷いました。
ブエノスアイレス、エセイサ空港で歩き方を読みながら思いついたのが、ウドバー・ハジー・センター。
ここならダレス空港から近いし、すぐに行って帰ってこれそう。
到着朝6時39分、出発12時35分。しかし開館は朝10時。
タイムリミットは30分くらい。
大慌ての駆け足見学となりました。
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旅の全体像はこちらから
http://4travel.jp/traveler/-196-196-196-196/album/10300657/
ワシントンDC、ダレス空港に無事到着。
行きの時と同じく長い行列、入国審査の後に、荷物を再度預けて表に出ました。
ここで朝8時過ぎ。
ウドバー・ハジー・センターは10時オープン。
念のため到着後NETで調べても開館時刻は同じでした。
Washington Fryer Taxiにて話を聞くと、空港からは10分程度とのこと。
それなら今から行ってもしょうがないので、しばらくうろうろして時間を潰していました。 -
9時30分になったころ、タクシーで移動。
10時30分になったら迎えに来てもらうことにしました。 -
小雨の降る中、外で待っていたら、係りの人が「中に入っていいよ」と入れてくれました。
良かった、寒かったし。助かりました。 -
ウエイティングのエリア内でも左側に行くと、取りあえず「1920年以前の航空」のエリアでいくつかの複葉機を見ることができます。
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Boeing FB-5 Hawk
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ここが入ってすぐの正面部分。
奥にスペース・シャトルが、じらすかの様にちらりと見えています。 -
やっと時間になりました。
最初の大物、ロッキード「SR-71Aブラックバード」。
伝説のデザイナー、ケリー・ジョンソンの設計による、最高速度マッハ3.3の偵察機。 -
この不気味さは何とも言えません・・・。
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そしていよいよ、スペース・シャトル、「エンタープライズ」。
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でかいなー。
表面の特殊耐熱タイルを繁々と眺めてしまいました。
最高摂氏1260度にも達する表面温度から機体を守ります。 -
側面はタイルではないようですね。
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テイルの部分に3基のロケット・エンジンと2基の軌道変更用のエンジン(上の方にあるもの)を備えています。
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「エンタープライズ」は1976年に完成の第1号機。
実はこの機体は一度も宇宙に打ち上げられたことはなく、747ジャンボの背中に背負われて高空に上がり、切り離されて地上に滑空する飛行テストに使用されたものです。 -
これはドイツの戦闘機
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そして、日本のエリアへ。
最初に見えるのは、夜間戦闘機23型「月光」。
日本海軍唯一の双発複座の夜間戦闘機。
第二次世界大戦末期に、B-29迎撃で本土防衛に貢献。 -
その隣にあるのが、空技廠「桜花」。特攻機。
母機の一式陸攻の腹部に搭載されて運ばれ、目標に近付いた後切り離され、ロケットエンジンで敵機を振り切り、敵艦に突入するよう設計された。 -
一式陸攻にとって、重量2.3トンの桜花は非常に重く、桜花を搭載した一式陸攻は、限界ギリギリの離陸可能重量となり、運動能力は大きく制限された。
更には桜花の航続距離が37kmと短く目標にかなり接近する必要があった。
実戦となった九州沖航空戦では、護衛機を失ったのち陸攻隊は次々と被弾、桜花を吊ったまま18機が墜落した。 -
胴体だけ展示されていた「屠龍」
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「晴嵐」
潜水艦に積載し、敵の領海に潜入、洋上で組み立てを行い、敵の拠点を奇襲することを目的としたが、実戦に出ることはなかった。 -
「晴嵐」を上から見て。左に「屠龍」。
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そして「紫電改」。
局地戦闘機として太平洋戦争末期の日本本土防空戦にて活躍。 -
そしてこれらのすぐ横にある、でかいやつが「B-29」
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しかも普通の「B-29」ではなく、その名も「エノラ・ゲイ」。
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昭和20年8月6日、広島に原子爆弾を投下した実物。
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「エノラ・ゲイ」は、機長であるポール・ティベッツ大佐の母親、エノラ・ゲイ・ティベッツ (Enola Gay Tibbets) からとった。
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不気味に光る「R」の尾翼。
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左下より「月光」「桜花」「屠龍」「晴嵐」「紫電改」「エノラ・ゲイ」
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「月光」「桜花」「屠龍」を上から見て。
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「紫電改」は「エノラ・ゲイ」に威圧されるかのように、主翼の下に展示されていた。
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ここからは「民間航空」エリア。
ボーイング307「ストラトライナー」。
1938年初飛行、1940年パンナムの中南米路線にて初就航。 -
へんに茶色のエンジンを持つ「ボーイング367-80」
1954年完成。
低翼、後退翼、4基のエンジンを主翼から吊り下げる方式など、後のジェット機の基本形態を採用していた。 -
そしてご存知、「コンコルド」。
英仏共同開発により1967年完成。 -
これは1976年、エール・フランスの第一便、NY・ワシントンへの各々の第一便を務めた機体。
こんなアングルから見ることができます。 -
こうして見るとおもちゃ箱のようですね。
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30分きっかりでおしまい。
ほとんど誰もいない状態で見学できました。
迎えのタクシーに乗ってダレス空港に戻ります。 -
いきなり場面は飛んで成田。NEXで帰ります。
いろいろあったこの旅も無事に終わりました。
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