2009/03/08 - 2009/03/19
1603位(同エリア2038件中)
影頁さん
日本の西の端。
与那国で開催の決まっていた研究会に便乗して、
西表でキャンプをすることを決めた今回の旅。
そんな激島の旅の全記録、1日目。
・これまでのあらすじ
前乗りして与那国を自転車で一周し、
2日間の研究会を終えて、石垣にたどり着く。
先輩とも別れ、1人西表に向かったのだった。
・詳細はこちら
プロローグ(与那国編)
http://4travel.jp/traveler/kagesu/album/10332002/
(Googleマップも開きながら見ると面白いと思います)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 JALグループ ANAグループ 徒歩
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-
◆3月11日
石垣港離島ターミナル。 -
船に乗って西表へ。
-
西表に入るには2つ。
上原航路と大原航路がある。
そのうち、大原航路は、
竹富、小浜、黒島に囲まれた内海を通るために、
案外揺れない。
小さな船でも大丈夫というわけだ。 -
西表に上陸。
-
地図を頭に入れる。
といっても、真ん中はひたすら国立公園の山で、
島の右半分を覆うように唯一の幹線道路が走っている。
沖縄県道215号白浜南風見線(しらはまはいみせん)。
目指すは、その県道が途切れたその向こう。
南風見田(はいみだ)の浜にある
南風見田キャンプ場だ。 -
早くも木がやんちゃな感じだ。
さすが西表。 -
西表そばで腹ごしらえ。
八重山そばとは麺が違うらしい。。。
違いのわからない男 on the Iriomote.
まぁ美味ければよし。 -
西表の真南。
南風見田キャンプ場は、
まさに “南” の “風” を “見” る。
そんなところにある。
至6キロ。 -
これまで空港では見なかったふりをしてきたが、
あれは嘘じゃないだろう。
今、背負っているコレの重さ。。。
16.5キロある。
自分の体重に16キロ足せたらいいのになぁとか、
わけわかんないことを考えて、
とりあえず歩きだす。 -
実は、南風見田に行くにはわけがある。
友人のニシに推薦されてしまったからだ。
わざわざカナダはユーコンくんだりまで1人で旅に行き、
川下り&キャンプをしてくるような大馬鹿野郎のニシ。
彼とは高校時代からの付き合いになるのだが、
ここで一応皆さんに、
彼について簡単にご説明しておこう。
ニシは高校のときから変でした。
F**K!!
以上。 -
で、そんなアウトドアバカの彼に、
南風見田に行け!
行けば分かる。
これまでのキャンプ場のイメージが変わる。
と、力説されてしまったのだ。
それはもう行かないわけにはいかない。。。
しかも、彼が2週間ほど南風見田を彷徨ったのが、
奇しくも1年前のこの時期だ。 -
ただただ、歩く。
南風見田を目指して。
製糖工場を横目に。 -
赤土の畑を横目に。。
-
キビ畑を横目に。。。
-
ニシは歩いて1キロでダウンし、
そこからヒッチハイクをしたらしい。
負けたくないので、
行けるところまでは歩くつもりだった。
が、そうこうしているうちに、
道が途切れる。
県道の終わり。
ってことは、人家がない。。。 -
哀しきブルー。
-
寄る牛。
-
なんか食えそう。
-
何もない。
そこにはただ自然があるのみ。 -
そんな道の果てにキャンプ場があった。
けっこうかかった。
たっぷり2時間弱。
が、結局歩ききった。
今度会ったらニシには、
“ヘタレキャンパー” の称号を与えてやろうと思う。 -
ハンモックがいい雰囲気だ。
-
先客がいた。
某大アウトドア部の6人。 -
せっかくなので南の風を見に浜に出る。
キャンプ場自体が防砂林の中にあるおかげで、
海まではすぐだ。
アウトドア部のふたり。 -
観光客と思われるカップルを見て、
なぜかうなだれる。
2人の関係が気になる。。。 -
海は数百メートル先までリーフになっている。
一応、水着を着てきてみたが、
水着でなくても濡れずに先まで歩けただろう。
戻ってきた男子たち。
少しズレた1年生の安藤くん。
この天気で海に入ったか。。。
今日はきっと20℃程度のはずだぞ。
しかも、泳ぎは得意ではないらしい。
さっき遠くで溺れているように見えたのは。。。 -
そこへ西のリーフからやってくる数人の人影。
背負ってるバックは20キロありそうだ。
女子にも容赦なし。
某大ワンゲル部の5人と黒のラブラドール。
ラブラドールは西からずっとくっついてきただけで、
彼らの犬ではないらしい。
(写真は某大ブログから拝借しました。) -
テント設営も無事終えて。
-
読書をしながら、
夕飯の支度をする。
坊主頭で広島弁を話す男性。
藤井さんという。
なんだか長期キャンパーの風格。
さすがに手慣れたものだ。 -
リーフで取ったという貝を焼くアウトドア部の森屋くん。
食えるのか、それ?
聞けばアウトドア部は、
今日から3日間、
採ったもの以外口にしないルールだそう。
そして、3日後にもう1つの班と合流する。
2班の名前は、ハブ班とヒル班。。。
ひどい名前だ。
つけたやつ誰だ。 -
コッヘルでの炊飯は見事に失敗した。
初めてのバーナーは思った以上に火が強い。
さすがにアウトドア部の方は完璧だ。
炊飯はもっぱら1年のいづみさんの仕事らしい。
見習いたい。
アウトドア部ハブ班の行程図。
森屋くんの手書き。
マメな仕事っぷりが窺える。 -
火を囲んで語う。
光も音もない南風見田。
今聞こえるのは、
ハブ班の振り続ける牛乳の音だけだ。。。
どうやらバターを作りたいらしい。
砂糖焦がして食べちゃおー。
と、森屋くん。
なんか、ゆるいぞハブ班!!
完全に名前負けしている。 -
そこへ、
トイレにゴキブリいたわぁ〜。
と、いづみさん。
1人図太い。
あっという間に夜は更ける。
その夜、トイレに行くとヤモリが僕を見つめていた。
いや、“僕の” を見つめていたのかもしれない。。。
つづく。
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