2009/03/08 - 2009/03/19
504位(同エリア520件中)
影頁さん
日本の西の端。
与那国で開催の決まっていた研究会に便乗して、
西表でキャンプをすることを決めた今回の旅。
航空券は大学持ち。
宿泊費も大学持ち。
大学の金で旅をする。
これはもう童貞学部と揶揄され続ける理系学部に残された唯一の特権。
希望の光!
もはや慰謝料!!
そんなわけで自分としては最初で最後の、
格安でありながら贅沢なそんな旅のはじまり。。。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 レンタカー 自転車 JALグループ ANAグループ 徒歩
-
3月8日。
朝の4時半。
また、いつもの徹夜だ。
各自の発表用パワーポイントを作り終え、
へろへろの4人は西の果て与那国島を目指す。
同期1人と先輩2人。
そして、スーツにキャンプ道具を忍ばせる自分。
もとい、“キャンプ道具にスーツを押し込んだ” が正解で、
もっと正確には、“道具が重すぎて、死にそう” 。。。 -
空港で准教授と合流し、
石垣島を経由して、5時間と少し。 -
西の果て、与那国島に到着。
周囲27キロ。
日本の地、石垣島よりもむしろ台湾に近い西の孤島。 -
空港には宿の人が迎えに来ていた。
着ていたTシャツは “IラブNY”。
素敵な島だ。 -
荷物を置いて、街を歩く。
-
まずは八重山そばで腹ごしらえだ。
先生と先輩1人は早くもヤシガニそばを堪能する。
ヤドカリ族ヤシガニ。
乾電池くらいなら簡単にへし折るらしい。
さすがにカニとは一線を画す、
野性味あふれる濃厚な味。 -
どうせ行くなら遊ばなきゃダメだろ!
与那国なんて滅多に行けん!!
という “極めて健全かつ理系的な” 探究心によって、
前日の朝一乗り込みを果たしていた僕ら。 -
ところが、いざ来てみると他大の先生方も到着済みだったりする。
みんな考えることは同じ。。。
某大教授にいたっては、すでにウェットスーツだ。
昼から海に行くらしい。
僕らは僕らで与那国を自転車で1周してみることにした。 -
島の東。
風力発電所。
西の果てで風を斬る。 -
牛。
牧場のはずがほとんど野放し。
故にフンも野放し。
後に、こいつがすべての高級牛肉の原点だと知る。
このまま育って石垣牛になるもの、
松阪に飛ばされ松阪牛になるもの、
神戸に飛ばされて神戸牛になるもの。
全部同じ。。。
地方の農文化は、いつだって都市の食文化で腐っている。 -
馬。
後に知る与那国馬。
古来種。 -
島の東側は坂だらけだ。
かなりきつい。
うちらも馬に乗れたら。。。 -
ここはひとつ直接交渉を試みる。
おまえあの坂乗っけてってくれよぅ。
コレでどうよ。コレで。。。
な、舐めるな〜。
小指を立てたのは、
可愛い牝を紹介してやろうって意味だったのに。。。 -
展望台から眺める立神岩。
顔を見合わせる4人。
これ、どう見たって、ちん。。。
みなまで言うな。みなまでー!!
性器崇拝とシンボリズム。
地方にはよくある話だ。
が、調べたら立神岩は違うらしい。
なんだ、ほだれ祭りと一緒じゃないのか。。。
http://www.tochio.net/hodare/what/index.html -
島の南。
比川之浜。
ようやく人のいるあたりまで出てきた。
死ぬ〜。
自販機〜!!
海を見ながらのコーラは爽快だ。
おー、自転車頑張ってるねぇ。
自分も自転車で回ろうかと思ったけど、
坂がきついから止めとけって言われたよ〜。
ははは。
と、車で島を回るオジサン。 -
ん?あれってDr.コトーのじゃないですか。
そうなの?
あのボロいの??
与那国にあるということだけは聞いていた、
Dr.コトー診療所の撮影セット。
志木那島診療所。 -
ほぉ、ここがぁ〜!!
言ってみるだけの4人。
誰一人ドラマを見てない。 -
オジサンに応援をもらって、
ここからが島一周めぐりの後半戦だ。 -
日本最西端の展望台東屋。
看板名が紛らわしい。 -
ようやく到達した西の端。
最果ての島の最果ての地。 -
時差があってもよさそうなくらい遠い。
-
台湾を向く灯台。
-
最西端に立つ4人。
すごく頭悪そう。 -
帰る。
-
雨も降り始めそうだ。
-
所要3時間。
レンタル屋さんに帰ってきた。
改めて中を見回すと、
ご主人による蝶のコレクションが見事だ。
もう懲りたので車を借りる。 -
帰りは空港で乗り捨ててもいいんですか?
いいですよー。
鍵どうしましょうか?
そのままでいいです。
盗られたりしませんかね?
盗られてもいいですよ。
?
盗られてもいいんですよ、どうせ見つかるから。
島狭いし。
逃げられないし。
妙に納得。
へとへとになって宿に着く。
先生たちは昼から海底遺跡を見に行っていたらしい。
http://www.wonder-okinawa.jp/024/
ただし、KDDI研の人は同じように島を回っていたという。
走って。しかも、3時間で。
自転車で死にそうになった自分たちって、いったい。。。 -
夜は学生だけの親睦飲みだ。
明大、阪大、名大などが集まる中、
なぜか端のテーブルは東大3×慶應3という形になる。
しかも、お互い修士2人+学部1人。
悪ノリし出す東大組。
あら?
こんなところにB4(学部4年)の大好きな
島とうがらしペーストが!
無茶ぶりするM2(修士2年)。
瓶には危険な文句が書かれている。
【与那国限定、頑固おやじオリジナル!】
確か先輩も大好きですよねぇ?
負けないB4。
いいぞー。やれやれー。
ところが、こっちまで飛び火した。
大学対抗辛味戦に発展する。
偏差値くそくらいじゃボケェ!!
威嚇。
食べた。
意外と辛くない。
これはこれでリアクションに。。。
ん?
辛い!
熱い!!
痛い!!!
時間差の爆撃で両軍とも歩兵(B4)死す。
誰も得しない戦い。
いつの時代も戦争は惨い。 -
お酒の飲めない先輩のおかげで帰りも車。
そんなわけで無意味に島を逆回りする。
与那国2周達成! -
翌9日。
なんと昨日コトーで出逢った
オジサンは早稲田の先生だった。
しかも、フェロー(研究者称号)受賞記念の招待講演。 -
1日の発表を聞き終えて、
今日は、全体での飲み会。
1次会では、カジキのカシラが登場。
こちらの居酒屋、国境(はて)さんの名物らしい。
術式開始!!
食う。
うーん。
美味いかと言われるとどうだ? -
僕らと相席したのは日立の研究者さん。
昨日は同じように最西端の碑に行ったらしい。
GPSで測ったらだいぶ横にずれてたよ。
とのこと。
ルール違反でしょ。それ。 -
二次会。
女酋長。
かなりぶっ飛んだ店名だ。
店内にはヤシガニが飼われていた。
これでもまだ小さい方。 -
すでに酩酊状態の先生たちから人生訓を聞く。
研究の意味。
働くということ。
お金をもらうということ。
結婚するということ。。。
エゴイスティックに生きる教授から、
スポンジのような研究者さんまで。。。
一人一人の生き方が違いすぎて面白い。
結局、人は楽しければそれでいいんだろうと思う。
ただ、楽しいもほどほどにしてほしい。
特に、東大の先生。。。
さすが彼らの親分だ。
ねぇねぇ。
あの店員の女の子。
ヤシガニみたいじゃない?
絶対ヤシガニだよ〜。
こういう感じ。
こう!!
いやぁ、まぁ先生の言いたいことはなんとなくわかりますけど。。。
そのハサミのジェスチャーやめぃ!!!
気づかれる。
気づかれる。
じゃぁヤシガニに泡盛の古酒(くうす)おかわりお願いしてきて。
はいはい。
って、おぃ!! -
帰り際。
店内で新型インフルの対策会議をしていた
町役場の人たちと仲良くなる。
ネットワークをはじめ、
あらゆる面でのインフラ整備と、
人員の配分で困っているという。 -
ひとまず緊急時の電話対応室のために、
准教授が待ち行列について解説する。
明日、町役場に来て町長に会ってください!!
なんかずいぶん喜ばれた。
この後どうなったかは知らない。 -
翌10日。
4人の中では最後だった僕の発表が終わるのを待って、
僕らは逃げるように与那国を発つ。
向かうは石垣島。
先輩2人は就職活動、
同期のやつは海外旅行、
そして、僕は西表へ。。。
みんなそれぞれ “大切な“ 予定が控えている。 -
石垣に向かう空。
西表を左に見て、一旦西表を飛び越える。
ここに行くのか。。。
見逃したものもあるけれど、
おもしろかったぞ与那国!!
もし “今度” があるなら、
見逃したものを見にゆこう。
伝説の残る勇気試しの洞窟。
http://yukiyankdy.blog.eonet.jp/default/2007/03/post-dc2e.html
数多く女性が「人頭税」で亡くなった久部良バリ。
http://www.churashima.net/shima/yonaguni/l_20010508/index.html
モスラのモデル、ヨナグニサン。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%8B%E3%82%B5%E3%83%B3
蛾もここまで来るとカッコイイ。(クリックで拡大) -
夕方。
石垣空港着。
ここからの宿代は、さすがに大学から出ない。
おかげで急に格安になる。
とんぼ返りする同期に別れを告げて、
明日帰る先輩たちと3人、
市街地近くのゲストハウスに向かった。。。
ゲストハウス着。
自分だけ明日から西表でキャンプすると告げると、
宿屋の主人、ケンタさんは近くの店から
賞味期限切れの乾麺を大量に持ってきてくれた。
ありがたや。 -
夜。
先輩たちとお店をはしご。
酒の肴にするような話じゃないが、
レイプされ、悉く人生を狂わされた、
ある1人の女性の物語を聞く。
加害者は自分たちがよく知った男。。。 -
“惨憺“ というのはこういうときに使う言葉なんだろう。
人が人なら自殺していても、なんらおかしくはない。
あまりの内容に泣きそうになりながら、
逆に感動もしたりした。 -
その人は今、
彼がいたおかげで、
どんな人間でもいい人に感じられると、
語っているのだという。 -
強い人はいる。
生きる勇気をもらった。
人間死ぬ気になれば何でもできる。
考え方次第で生きやすくなる。 -
世の中 “正しい” とか
“正義” なんて絶対にありえないし、
死んでもいいやつなんていくらでもいる。
個人的には、そう思う。 -
翌11日。
朝。
先輩たちと別れを告げ、
ひとり西表へ向かう。
久しぶりの一人旅だ。
予定は未定。
そんなノリでいこう。
誰に会って、何があって。。。
一体どうなることやら。
西の島へ行きましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=B4R_IGOucKI
つづく。
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