1990/07 - 1990/07
409位(同エリア854件中)
polodaddyさん
- polodaddyさんTOP
- 旅行記322冊
- クチコミ65件
- Q&A回答253件
- 512,268アクセス
- フォロワー60人
1990年の7月にタイ北部タトンの未だ奥地へメイコック川沿いに足を踏み入れた。当時、道は未舗装で大きくうねり、雨が降れば直ぐにぬかるむ為にジープですらゆっくりとしか進めない。
途中でアカ族とリス族の集落を訪問した。
今ではこの通りは舗装されチェンライ方面に抜ける観光道路となっている。
PR
-
奥地に入る前にチェンマイで現地の同僚達と暫し別れの食事。
奥地の試験農場の直ぐ裏側の山の向こうはビルマ領だ。未だタイ国軍とクンサーとの戦闘は断続的に続いており物騒な処である。 -
タトンから試験農場を過ぎ、ジープで2-3時間行った処のアカ族の村。
この頃は電気もなく赤茶けた裸地の上に高床式家屋が並ぶ。 -
村は未だ観光化が一切進んでおらず、人々も恐る恐るこちらを覗う。
-
当時、彼らの民族衣装も観光用ではなく、日常生活でもこんな感じで野良仕事に出かけてゆく。
青いTシャツの彼はチェンマイ大農学部卒の若手エリートで試験農場長。少数民族語を話す事が出来、後にカレン族の美人の奥さんと結婚した。 -
この村は特に貧しく、村長に農場で働いてくれる労働者を探していると云ったら、最低賃金並みの日給にも関わらず、喜んで人手を出してくれると言う。
-
ジープで30分程隣のリス族の村に到着。
直線距離ではホンの数キロしか離れていないにも関わらず、村同士は殆ど交流が無い。
リス族の村の方が緑が豊かで、民族衣装も派手なブルーが多くお洒落。
この違いは何処から来るのだろうか? -
この村には先月まで日本人が長逗留していたそうである。蝶の採集のプロだそうで、昔も今もガッツのある「オタク」には負ける。
-
この村は子供が多く、人懐こい。今では普段、観光用やお土産物屋のオバサンくらいしか民族衣装を着ていないが、当時は子供もご覧の通り!
この村にはリス族と結婚したタイ人が経営する小さな商店があり、石鹸や缶詰等、僅かな消費材を販売していた。
現在では舗装された観光道路が近くを通り、様相が一変している。当時の方がのどかであった。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- ソンマーイさん 2019/05/18 10:18:01
- 場所がなぞ
- タートーンの近くは時々行きます。タートーンの奥はミャンマーシャン州です。
タイ国内で言えばチェンラーイ県の方から見ればメーチャンの奥がタートーンで、メーアイ、ファーンと続きます。チェンマイ県の方から見ればファーンの奥がタートーンでその先はメーコック川沿いか、キアオサイタイからメーサローンに上がるかでしょう。
ミャンマー国境は近いですがドイアンカーンの方面でしょうか。ナーンは遠いですね。
どこの地域を記録されたのか興味深く思いました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
8