2009/04/17 - 2009/04/18
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morino296さん
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本州最西端の町、下関を散策しました。
唐戸市場で、豪華な朝食をいただき、源平最終決戦の地・壇之浦まで歩きました。
火の山山頂から関門海峡を眺めた後、関門トンネルを歩いて門司へ渡りました。
下関も良い町でした。また来るよ!
コメントは下関観光ガイドブックを参照しています。
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夜の下関
下関駅前からライトアップされている海峡ゆめタワー。
タワーの展望台(143m)からは、関門海峡、巌流島、対岸の九州も見渡せるそうです。 -
下関漁港
下関駅西口からほど近くに漁港があります。 -
旧秋田商会ビル
屋根に突出した塔屋がひときわ印象的なこの建物は、大正4年(1915)に秋田商会の事務所兼住居として建てられた、西日本初の鉄筋コンクリート造りのビルです。
秋田商会は日清戦争以後の海外進出機運に乗って創設された、木材取引中心の商社活動と海運業を営んでいたそうです。
当時は、海岸が間近に迫り、屋上の塔屋は灯台の役目をしたそうです。
今は、観光情報センターとして使われており、1階には金子みすゞコーナーもあります。
開館9:30〜17:00、無料
まだ、開いていなかったので、後で出なおすことに。 -
旧秋田商会ビルの前にある
金子みすゞ詩の小径(うたのこみち)散策図と解説 -
下関南部町郵便局
下関駅からバスで唐戸まで来ました。
下関に現存する最古(明治33年建築)の洋風の建物で、国内の郵便局の中でも一番古い建物だそうです。 -
懐かしい丸型の郵便ポスト
この丸型ポストは、明治33年(1901)に下関の指物師俵谷高七氏が考案したそうです。 -
金子みすゞ顕彰碑
山口県長門市生まれの童謡詩人金子みすゞは、大正12年(1923)下関の上山文英堂本店に移り住み、創作活動を行ったそうです。
唐戸界隈に点在するゆかりの地には詩碑が置かれ「金子みすゞの小径」となっています。 -
下関のマンホールの図案はフグ(フクかな?)です。
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カモンワーフに置かれているフグ
愛嬌がありますね。 -
唐戸市場
下関、北九州の食のプロも通う卸売市場。
一般の観光客も入場でき、鮮魚や海産物加工品が安く買えます。 -
フランシスコ・ザビエル下関上陸の碑
(唐戸市場の近く)
1550年秋、この地に上陸してそうです。 -
関門海峡の歌碑
作詞作曲:山本譲二
この歌、ご存知ですか?
私は聞き覚えがないのですが・・・。 -
唐戸市場の横のデッキから眺める関門橋
少し逆光です。
門司(右側)に朝日があり、東側になります。
下関が西側?
よく地図を見ると、関門海峡は、本州の下関が西側で、九州の門司が東側になっていました。納得! -
唐戸市場の横にある「ふくのフクロ競り」の像
「エカエカーエカー」(「用意はいいか」「場を締めてもいいか」の意味)のせり人の掛け声に合わせ、仲買人が黒い袋の中に手を入れて、せり人の指を握り提示額を示す下関独特の「フクロ競り」です。
下関では、フグとはいわず「フク」というそうです。 -
唐戸市場の場内
キトキトの魚が並びます。
近くに住んでいれば、毎日、通いそうです。 -
唐戸市場 場内のお店
何やら準備を始めています。 -
唐戸市場
握り寿司が店先に並べられます。
美味しそうですが、直ぐには買えません。
9:30、鐘の音とともに販売開始。
10分くらい前には、店頭に人だかりができます。
私も並びましたが。 -
唐戸市場 場内のお店
流石、ふくの町、ふくが沢山並んでいます。 -
私の豪華な朝食をご披露します。
トラふく(500円) -
私の豪華な朝食
マグロのかまトロ(@400円)、本マグロ(200円)、穴子(200円)、計1200円
市場の横のデッキで食べました。 -
皆さんも同じように、市場で買ったお寿司などを食べていました。
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山陽道の起点の碑
唐戸市場の横、亀山八幡宮の前にあります。 -
亀山八幡宮
貞観元年(859)宇佐神宮より分霊を勧請し創建されたと伝えられる古社で、祭神は応神天皇、仲哀天皇、仁徳天皇。
略記によると、八幡神が京都の石清水八幡宮に勧請される途次、当時島だった亀山の麓に船を繋がれた。
その夜、「此の山清浄なり、しばらく祭祀し奉りて路を進むべし」との神託により勅使は国主に命じて宮殿を造営されたとのこと。 -
亀山八幡宮境内にある「日本一のふくの像」
「世界一のふくの像」との垂れ幕もありました。
戦争時に金属供出されたふくの銅像が、平成2年下関ふく連盟により再建されたそうです。 -
唐戸の商店街
お店の看板もふくが並びます。 -
旧秋田商会ビルの観光情報センターへ戻り、中を見学することにしました。
みもすそ川公園にある源義経・平知盛像の原型(10分の1)です。 -
旧秋田商会ビル
1Fの金子みすゞ・上山雅輔姉弟のへや。 -
旧秋田商会ビル
洋風の外観ですが、2、3階は和室の住居で、屋上には日本庭園や日本家屋がおかれるなどユニークなアイデアが施されています。 -
旧秋田商会ビル
3階から屋上に上る螺旋階段 -
旧秋田商会ビル 螺旋階段の窓から
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旧下関英国領事館(国重文)
残念ながら工事中でした。
外交、交通、経済の拠点として栄えた下関の歴史を伝える建物で、明治39年(1906)に建てられたそうです。 -
床屋発祥の地碑
亀山八幡宮の横にあります。 -
何だか分かるでしょうか?
ふくのひれが干してありました。
ひれ酒に使われますね。 -
ふく提灯 制作中のようです。
注文生産のようで名前が書かれていました。 -
引接寺(いんじょうじ)の三門(市の文化財)
明治28年(1859)、日清講和会議が下関で開かれた際、李鴻章(りこうしょう)ら清国の全権一行の宿泊場所にあてられた由緒ある寺院です。 -
引接寺 三門の彫刻
三門の天井に据えられている見事な龍の彫刻。
怪物に化けたという伝説があり、左甚五郎作といわれます。 -
日清講和記念館
明治28年(1895)、日清戦争の講和会議が下関の「春帆楼」(しゅんぱんろう)で開かれ、清国の李鴻章と日本の伊藤博文の間で日清講和条約(下関条約)が締結されました。
その会議で使用された調度品やその他貴重な資料を公開、展示されています。
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日清講和記念館の解説
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日清講和記念館
会議で使用された調度品が、当時のまま展示されています。(ガラス越しです) -
赤間神宮 水天門
壇之浦を望む水天門は鮮やかな竜宮造りです。
「海の中にも都はある」という二位の尼の願いを映したものといわれるそうです。 -
赤間神宮 安徳天皇阿弥陀寺陵の前
幼帝出御図の絵馬が飾られています。 -
赤間神宮
源平壇之浦(だんのうら)の合戦に敗れ、わずか8歳で関門海峡に入水された安徳天皇を祭神とする神宮です。 -
赤間神宮 水天門
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赤間神宮 水天門から眺める壇之浦
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赤間神宮 境内にある「芳一堂」
小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」のお堂です。 -
「耳なし芳一」の由来
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赤間神宮 水天門
この日は、お日柄も良かったようで、結婚式が行われていました。(お幸せに!) -
朝鮮通信使上陸淹留之地碑
赤間神宮の前にあります。 -
赤間神宮 海参道
対岸は門司です。 -
海峡守護碇
源平壇之浦の合戦で平家の大将知盛は、碇を背負い海中深く幼帝安徳天皇のお供をして、竜宮城へ旅立ったそうです。
「碇知盛」の名で能や歌舞伎に演じられ、勇将ぶりがたたえられています。
このいわれをもとに、海参道の入口を選び、碇を奉納し、祭神のみたまを慰め、海峡の平安を祈念するもの。
昭和60年5月 源平800年祭を記念して下関海洋少年団が寄進。(解説板より) -
関門海峡 壇之浦から望む門司
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宮本武蔵の巌流島出陣の地 船宿伊勢屋跡
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関門橋の真下から
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壇の浦古戦場跡の碑
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みもすそ川公園 源義経と平知盛の像
公園から対岸の九州までは約780m。
関門海峡の一番狭ったところで早鞆(はやとも)の瀬戸と言われ、海流の速さは日本有数だそうです。 -
安徳帝御入水之処
二位尼辞世の歌
今ぞ知る みもすそ川の 御なかれ 波の下にも みやこありとは -
みもすそ川公園 源平合戦の紙芝居
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みもすそ川公園 長州砲(レプリカ)
幕末の攘夷戦で外国船に砲撃した砲台跡 -
火の山ロープウェイから望む関門海峡
火の山(268m)山頂まで約4分です。 -
火の山公園展望台からの眺め
関門屈指のビュースポットです。
少し靄っていますが。 -
海峡展望チューリップ公園
火の山の麓にある公園のチューリップは、下関市・イスタンブール市姉妹都市締結35周年を記念してイスタンブール市から贈られたものだそうです。
(チューリップの花は終わりかけでした。) -
関門トンネル人道(下関側入口)
みもすそ川公園にある入口、エレベータで地下道まで下ります。
歩行者無料、自転車・原付は20円です。 -
関門トンネルの説明地図
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関門トンネル人道(下関側)
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関門トンネル人道
いよいよトンネル・ウォークです。
全長780m、13分ほどで歩けます。 -
関門トンネルの海底部断面図
上が自動車道、下が人道です。
高校の修学旅行でバスで渡って以来です。
唐戸からみもすそ川公園まで約2.5Km、関門海峡を眺めながらのウォーキング、一杯楽しめました。
下関も良い町でした。また来るよ!
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この旅行記へのコメント (4)
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- momotaさん 2009/04/28 01:27:18
- お腹なっちゃった
- morino296さん、こんばんは。
あなたの豪華な朝食…そんなにみせつけないでください…。
こんな寝しなに見てしまった私が悪いんでしょうか(^・^)
いいですねぇ市場で新鮮なお寿司がこんな風に売られてるなんて
珍しい〜。さすが大トロは高いけどふぐさしこれで500円は安い!
下関はどこもかしこもフグだらけですね。
山口には秋吉台にいったきりだなぁ。その時ちょぴ〜っとふぐさし
夕飯に出てたっけ。
こうゆう市場で買えば豪勢に食べられるのね。
旧秋田商会ビルのらせん階段すてき♪
この辺りも歴史的建造物多いですね。
さすが貿易で栄えてきた街ってかんじ。いいところですね☆
- morino296さん からの返信 2009/04/28 06:34:09
- RE: お腹なっちゃった
- momotaさん
おはようございます。
いつも有難うございます。
下関は、史跡も多く楽しめますね。
唐戸市場も、気に入りました。
実は、下関駅のパン屋さんでモーニングを食べて出掛けたのですが、
市場で見つけたお寿司とふくは、食べないわけにはいかないでしょう(?)
その分、お昼は量を減らしましたが。
横浜からは遠いですが、一度、機会があればお出掛けください。
morino296
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- あんみつ姫さん 2009/04/26 08:20:46
- 今度は、もっと遠くに行っている…
- morino296さん、こんにちは。
関西で、18・19日は休日を過ごしていると思っていたら、
今度は、もっと遠くに行っている!
下関も見るところがたくさんあるのですね〜。
上下コミュに属しているあんみつとしては、
ふぐのマンホールとアーケードのふぐの看板に反応してしまいます。
木造の螺旋階段や竜の彫刻、
壇ノ浦に巌流島。幕末の攘夷戦。
見るところがたくさんありますね。
近江八幡つながりの朝鮮人通信使も…
地名は知っていますが、
実際、地図をよく見ていないので、
壇ノ浦に巌流島は近くということは、わからなかったです(無知丸出しのあんみつ)
こうして、旅行記みせていただき、
頭の中に、地図が出来ていくような気がします。
あんみつ
- morino296さん からの返信 2009/04/27 21:54:22
- RE: 今度は、もっと遠くに行っている…
- あんみつ姫さん
こんばんは。
いつも有難うございます。
折角の機会なので、あちこち足を延ばしてみました。
下関〜門司、史跡なども多く、楽しめました。
山口県と福岡県、普通は福岡県が西側との思いがありますが、
下関が西側にあることは地図を見て確認できました。
morino296
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