矢田部でバードウォッチング [2009](1)

2009/04/20 - 2009/04/20

神栖市の矢田部に、そろそろ渡り鳥のシギ・チドリがやってくる頃なので、バードウォッチングに行ってきました。

表紙の写真は、コチドリです。

※ 2017.01.18 位置情報登録

エリア 波崎・神栖(茨城)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

矢田部は、利根川の下流に開けた広大な葦原を持つ地域で、知る人ぞ知るバードウォッチングの隠れたスポットです。

利根川の氾濫でできた肥沃な湿地も、今は田圃になっています。
ここは、珍鳥のクロトキなども訪れた事がある探鳥スポットなのです。

広大な葦原といえば、鷹の仲間のチュウヒの絶好の狩場です。

今日もチュウヒが出てくれました。

こちらは、コチドリ（小千鳥）です。

目の周りに黄色いリングがあるのが特徴です。
かわいいでしょ・・・。(^_-)〜☆
コチドリは夏鳥で、日本で子育てします。

こちらは、アオアシシギ（青足鷸）です。

旅鳥といって、東南アジアで越冬し、シベリアの方で子育てをします。
日本には春と秋の渡りの途中で休憩・採餌の為に立ち寄ります。

アオアシシギ

クチバシが少しだけ上方に湾曲しているのが特徴です。

こちらは、キョウジョシギ（京女鷸）のオスです。

やはり、旅鳥として春と秋に日本に訪れます。

地元住人（留鳥）のカルガモ（軽鴨）の御夫婦に、旅の途中のアオアシシギが御挨拶です。(^_^;

「いや〜、お元気そうで、半年ぶりですな〜」なんて言ってるのでしょうか。

アオアシシギとカルガモ

「おやっ、どなたか呼んでいますね」

呼んだのはタシギ君でした。

冬鳥として、日本で越冬してシベリアで子育てします。
「旅の道中気をつけてね・・・、シベリアでまた会いましょう・・・」なんて会話しているのかな？(^_^;

こちらは、メダイチドリ（目大千鳥）です。

やはり旅鳥で、春と秋に日本に立ち寄ります。

メダイチドリ

すでに夏羽に換羽しているので、胸が赤くなっています。

こちらは、コサギ（小鷺）です。

コサギは留鳥と言って、一年中日本にいます。
最近、数が減少しているそうです。

こちらはダイサギ（大鷺）です。

亜種チュウダイサギは夏鳥です。

ダイサギ

夏羽になり、目先がブルーになっています。

こちらは、アオサギです。

本州では留鳥です。北海道では夏鳥です。
日本産のサギの中では最大です。

冬鳥のツグミ（鶫）がまだ残っていました。

ＧＷの頃、シベリアに旅たちます。

こちらはモズ（百舌）です。

車の中からフロントガラス越しに撮ったので写りはイマイチですが、御容赦を。

おなじみのムクドリ（椋鳥）です。

カルガモ（軽鴨）です。

「食後の運動に、大空のお散歩しよう・・・」なんて言っているのかな？