2009/04/18 - 2009/04/18
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まみさん
一眼レフじゃないから───と、写真の撮り方の本を眺めていても、絞り値のことはスルーしていました。
でも、背景のボケ具合、視写界深度ってやつ? をコントロールできるのはうらやましいと思っていました。
花の写真を好む私としては、花はマクロモードで撮影することが多いから。
近所の、家と家の間の小さなに空き地に、タンポポの群生を見つけました。
いままでのIXY Digial 70であったら、あの群生は、脳内変換のイメージほど密集した群生には撮れず、散漫とした写真になるだろうな、と最初からそそられなかった気がします。
でも、絞り優先モードのあるPowerShot 200 ISだったらどうかしら───と、好奇心がむくむく沸きました。
背景のボケはどこまでコントロールできるかしら。
結論として、コンデジはあくまでコンデジでした。
頭の中で思い描いていたほどの背景ボケが自在に得られるわけではありませんでした。
絞り値の設定はF3.4からF8までですし、ズームで撮ろうとすると、マクロモードではピントが合わせられないところは、PowerShotもIXY Digital 70と同じでした。
でも、この実験のおかげでやっと、絞り値が小さい=絞りを開放=視写界震度が浅い=背景ボケが得やすい、という図式、少なくとも「絞り値が小さい=背景ボケが得やすい」という図式が、頭に入りました。
実はいままで、絞り値が小さい方が、絞りは「開放」ってやつが、どうしても頭に入りませんでした。
値が小さい方が、「絞る」ってかんじがするじゃないですか。
タオルを絞ると小さくなるって連想から。
視写界深度とピントの合う範囲の関係性(視写界深度が深い=ピントが合う範囲が広い、浅い=ピントが合う範囲が狭い、すなわち背景ボケを得やすい)という図式はなんとなくイメージしやすく、納得できました。
でも、それと絞り値の大小とどっちか、というのは、さっぱりでした。
買う前に仕様をチェックしたとき、PowerShot 200 ISに「絞り優先モード」があって、少なからず絞り値をコントロールできると知って、小躍りしたくなりました。
頭で理解できないのなら、実際に自分の手で写真を撮って体感したい、って猛烈に思いましたから。
そうすれば私の頑固なおつむでも理解できるだろうと。
実はこのこのことも、PowerShotを買うことにした決め手のひとつでした。
妄想していたほど背景ボケが得られなかったとはいえ、中心の花と背景の距離をもっとはかれば、やはりIXYとは格段に違う写真が撮れそうだ、という手応えは十分、感じられました。
IXYにはなかったスーパーマクロモードと、絞り優先モードでPowerShot 200 ISで限界まで開放したF3.4値という組み合わせは、強力な味方です。
なんといっても、IXYでは、たんほぽの綿毛なんて、こんなにはっきり撮れなかったと思うんです@
いや、その気になればできたのかしら。
あわせて12倍のデジタルズームを駆使して、ピントがなかなか手前に合わないのにいらいらしながらも、じっくり時間をかければ。
「そろそろ秋の花ですね@その2:これでウナギをつかみますか」(2006年9月9日〜9月10日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10090043/
「石垣に広がるささやかな世界」(2008年4月19日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10234434/
それが、PowerShot ではとても楽に撮れたのに感激です。
ふつうのマクロだと被写体との距離が2cmから50cm(IXIだと3cmから50cm)というならば、手前になかなかピントが合いにくかったのも納得です。
でも、スーパーマクロだと0cmから2cm。
日がよく射して十分明るかったせいもあると思いますが、なるほど、すぐにピントが合うはずです@
そして、おそらくカメラの手ぶれ補正の恩恵もあると思います。
ここだ!───と思ったときにシャッターを切って、ぶれたかなと心配になったときでも、手ぶれ写真はほとんどありませんでした。
それは本当に助かりました。
なにしろ、たんぽぽの綿毛は待ってくれません。
撮り直そうとした次の瞬間には、もう風に乗ってどこかに行ってしまってますからネ。
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プログラム設定でさくっとマクロモードで撮った写真
PowerShot 200 ISでは、プログラム設定、いやオートで撮った場合でも、絞りのF値が液晶に表示されます。
F4.0でした。 -
プログラム設定のまま、スーパーマクロで撮った写真
F値は4.0。
ただ、こういう写真なら、別にスーパーマクロでなくても撮れそうです。 -
スーパーマクロはやめてマクロで撮り直し
プログラム設定のままなのですが、F値は4.5と自動調整されていました。
えーとえーと、奥行きまでピントを合わせようと、カメラがカメラマンの意志とは反対の設定を最適と選んだというわけでしょうか。
(だって背景の花はできるだけボカしたいんだもの。) -
絞り優先モードで全開のF3.4にしてみました。
さっきの写真よりも背景ボケ度は上がったようですが、微妙。
パソコン画面で大きめに表示すると分かるのですが、カメラの液晶画面では分かりづらかったです。 -
綿毛に注目して、絞り優先モードを試そうと思いつきました。
まずはF8.0。 -
ほぼ同じ構図で、今度はF3.4にしてみました。
すぐまわりの花が上手くボケました。
なるほど、私が求めていた背景ボケは、F値を小さくする方で得られるのですね! -
絞りを一番小さいF3.4にした上で、マクロモードからスーパーマクロモードに変えました。
いまにも飛び立とうとしている綿毛に簡単にピントが合うのが、感激ものですっ!
ただのマクロモードだと撮影距離2cm(IXY Digital 70だったら3cm)から50cmまでピントが合うので、こういう構図の場合、手前の綿毛になかなかピントが合ってくれなかったでしょう。 -
種もボカして、綿毛のみにピントが合った!
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今にも飛び立とうとしている2本の綿毛
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念のために2枚撮ろうと再びシャッターを切ったら……あらっ、1本はもう飛び立った後でした。
残された1本も、次の瞬間にはもうどこかに飛んでいってしまいました。 -
綿毛の残り少ないたんぽぽに注目。
この状態の綿毛たちなら、構えている間にみんな飛んでいってしまうことがなそうだから@
ちょこっとだけアングルを考える余裕もありました。 -
綿毛の世界
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今にも飛び立ちそうな綿毛を、また発見!
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アングルを変えてもう1枚撮る余裕はぎりぎりありました。
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いまにもこぼれ落ちそうな綿毛たち
このときはあまり風がなかったので、こういう状態の綿毛たちは、静電気でまだしっかりつながっていました。 -
浮き足立つ綿毛たち
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妹たちに別れを告げて
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門出!
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新しい出発に向かって、押すな押すなの勢い@
このたんぽぽの撮影で、「これからは花のマクロ撮影は、スーパーマクロとF3.4だ!」と思ったこのときの私。
でも、そう単純なものではなかったと、後ですぐに気付きます。
というのも、夕方、薄暗くなり始めた頃にツツジを撮ろうとしたら、絞り値は3.4まで開放できず、F4.0でロックされてしまいましたから。
絞り優先オートはあくまで「優先」であって、何かの条件が整わなかったから、カメラがそう判断したのでしょう。
また、翌日、日曜日の経験から、花はやはり何でもかんでもスーパーマクロで近付いて撮ればいいものでもないと分かりました。
そして、マクロ撮影でも、絞り値をむしろ大きくF8にした方が、私好みの写真に近付ける可能性が高い、と思ったシーンもありました。
何事も臨機応変。
可能性や不可能や苦手を探る新しいカメラとの旅(!?)も、まだまだこれからです。
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