2009/03/20 - 2009/03/25
62位(同エリア88件中)
ちゃおさん
国が広く、歴史も長い中国には、ユネスコの世界遺産が数多く存在している。最新のガイドブックによれば現在35箇所ある。
中でもこの泰山はその筆頭に挙げられ、1987年、中国が最初に登録された六箇所の世界遺産の内のナンバー1となっている。ちなみに、No.2が万里の長城、No.3が北京・瀋陽の故宮、No.4が莫高窟、No.5が兵馬俑、No.6が周口店の北京原人遺跡、となっている。
そうであればこそ、この山を訪れる参詣者は引きも切らず、終夜の登山者は、富士登山の賑わいを越えている。
朝6時、ホテルに荷物を預け、食事も摂らずに身軽な恰好で山頂を目指す。
昨日、入り口の「紅門」まで来たが、今日はここで80元の入山料を支払い、いよいよ山に入る。
気分は高揚しているが、しかし人が多い。まだ夜明けになって間もない時間、前後に賑やかな登山者、参詣者のグループがいるのは良いとしても、もう既に何人もの人が上から下山してくる。
一体彼らは夜中じゅう山中を歩き、山頂でのご来光を浴し、気分爽快の面持ちで下山してくるのだろうか?よく見ると、皆それぞれ両手にポリタンクを持っている。人によっては、大きなポリ容器を背に負って、下りて来る人もいる。
ああ、成る程、人々は霊水を求めに暗い内からこの山に来ていたのか。これ程、大勢の人が水を汲みに山登りしている。中国人の健康志向には脱帽した。
そう言えば、紅門でチケットを買ったのは当方一人で、彼らは門衛に挨拶するだけで、さっさと山に入っていったが、地元民からは入山料を取らないのかも知れない。そうでなければ、幾ら健康の為とは言え、水汲みだけの為に80元、1200円からも払う人はいないだろう。
石段は果てしも無く続く。石門も幾つか過ぎる。30分程の登ったところにちょっとした広場と石碑が建っていて、多くの人が休んでいる。ここから右に分かれて、谷川の方へ降りていく人もいる。
彼等の行く手を眺めると、そこには湧き水の泉があるようだ。そこで人々は霊水を汲み、持ち帰っていたのだった。
単に信仰なのか実際に薬効があるのか・・・中国人の熱心さには改めて感服した。
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