2007/07/28 - 2007/08/05
2469位(同エリア3230件中)
うめいちさん
7月30日(月)、朝温泉と朝食をのんびり楽しんだ後、出かけようとしたら雨。しとしとと雨が降ったり止んだり。晴れると日差しが厳しくて、日射病対策に帽子と水のペットボトル必携なのに、雨だと上着が欲しいくらいの涼しさです。
そこで、景色を観るよりは、もっぱら室内型の観光をすることにしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
-
■7月30日(月)■
9時過ぎ、まずは中央市場(ヴァーシャールチャルノク:Vasarcsarnok)へ。トラム47番か49番で一駅。ホテルの部屋からもドナウ川の対岸に見えます。歩いてもいいのだけど、雨だし、せっかく7日券買っているので、トラムに乗ってしまいました。
中央市場は1870年代に建てられたそうですが、モザイク模様の綺麗で大きな建物です。
(写真は晴れている昨日のうちに撮ったものです) -
地下1階、地上2階。でも余裕で4階分くらいは入りそうで、2階は真ん中が吹き抜けになっており、頭上の空間は広々としています。でも、歩いてみると、まわりは小さいお店がぎっしりと軒を連ねています。
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1階は青果や加工肉等々。色とりどりのパプリカが山積みになっているさまが綺麗です。土産用らしい袋に入ったパプリカの粉末もたくさん並んでいます。
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2階は、観光客目当てらしいお土産用の小物や工芸品、刺繍やレースのお店がもっぱら。ガラス細工や、なぜかロシア名物のマトリョーシカも目立ちます。
それから、軽食やスタンドバーのお店があります。黒板にチョークでメニューが手書きされており、グヤーシュ(0.5リットル)が850Ft.の表示。こういうところは美味しそうだなぁと思ったのだけど、まだ時間が早いのでお客が入っておらず、ちょっと試すのがためらわれました。 -
地下は、MATCHというスーパーマーケット・チェーンが入っていて便利そうです。
このMATCHは市内のあちこちで見かけました。
ちなみに、中央市場の営業時間は、下記の通りです。
月 :6:00-17:00
火〜金:6:00-18:00
土 :6:00-14:00
日 :休み -
続いて、聖イシュトヴァーン大聖堂へ向かいました。
これは、昨日見たのと反対側からの写真。
(あああ、ど真ん中に水滴がついて曇ってる〜) -
大聖堂の中には、ちょうど日本人ツアーがいたので、現地ガイドの説明を一緒に聞いていました。去年の8月20日(建国記念日)までに大聖堂内の大理石の張り替えを行い、それに伴って大聖堂中央には観光客は立ち入れなくなったそうです。
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聖堂の祭壇にいるのが、イエスでなく、イシュトヴァーン王というのがなんかすごいです。
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ここのいちばんの見所は、イシュトヴァーン王の「右手のミイラ」だそうで、「聖なる右手」として、聖堂の左側奥に安置されています。"THE HOLY RIGHT HAND"の矢印に従って進むとたどりつけます。
装飾過多のガラスの櫃に入っていますが、暗くてよく見えません。しばらくためつすがめつしていたら、日本人ツアー客を引き連れたイタリア人っぽいガイドのおっさんが口笛を吹きながら、脇にある台座のスロットに100Ft硬貨を入れました。すると、櫃の中に明かりがつきました。なるほど、そういう仕組みか〜。 -
黒ずんだ小さな右手が拳を握りしめており、ちょうどロケットパンチのようです。
イシュトヴァーン王は、1038年8月15日に亡くなり、1083年に列聖されました。
その右手は、トランシルヴァニア、ダルマチア、ウィーンなどを転々とし、1771年にブダに戻りましたが、1944年にまた持ち去られ、1945年に戻されたそうな。よく、無事だったものです。 -
雨なので、王宮地下迷宮(Budavari labirintus)に行ってみることにしました。王宮の丘は石灰岩でできたカルスト台地で、鍾乳洞が発達しています。ワインセラーや監獄、戦時の秘密施設や避難所に使われていたそうな。
昨日と同じく、メトロM2でモスクワ広場に出て、城バスでマーチャーシュ教会前へ。メインストリートから一筋外れた脇道に地味な入口があり(最初、気がつかずに行き過ぎてしまいました)、そこから地下に降ります。 -
鍾乳洞と言っても秋芳洞のような、天井からツララのように鍾乳石がぶら下がり、床には石筍が広がるというものではまったくなく、不規則な形をした洞窟が広がっているだけです。歴史的に実用に供されたためか、床は平らに整備され、壁もところどころレンガやコンクリートで補強されています。
間隔をおいてフットライトで照らされているものの、洞窟内はかなり暗く、ところどころ掲示された矢印や地図に従って歩くのでヘタをすると迷ってしまいそうです。 -
さて歩き始めると、どこからともなくゴーンゴーンと不気味な音が……、壁には原始人が描いたとおぼしき壁画が……、ぬぼーっと立っている人影が……、岩から切り出されたような馬が、十字架が、わけのわからん石台が……ってなんやねんこれは、遊園地のお化け屋敷か!
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極めつけは「ワインの泉」。別に怖がらせようというものではなく、洞窟の行き止まりの空間に、ツタの絡まった四角い柱があり、その四面の蛇口からはホントに赤ワインが流れ落ちています。まるで血が滴っているようでもあり、あたりにはむせかえるようなワインの匂いが漂っていました。
その後も悪ノリは続き、まぁ、いろいろ。
もちろん、公開されているのはごく一部らしく、行き止まりの鉄柵の向こうにはホントに迷路のような洞窟の分岐が闇の中に溶け込んでいるように見えていました。
かなりゆっくり回っても1時間程度。雨で他に行くところなければ行っておいてもいいかな、という程度ですね。 -
さて、もうお昼。相方はあまりお腹に入らないというので、カフェ・ミロ(CAFE Milo)でケーキセット。おしゃれなカフェで、壁に掛けられた絵はみな売り物らしかったです。ケーキは甘さ控えめで、けっこう美味しかったです。
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それから、傘を差したり畳んだりという微妙な小雨の中を王宮の方へ歩いていきました。ケーブルカー(BUDAVARI SIKLO)の駅があり……、
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そこから、くさり橋がよく見えます。
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ちょうど、ケーブルカーが下っていきました。
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私たちはケーブルカーに乗らず、王宮のドーム正面を経て、石畳の道をくだっていくことにしました。
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城壁には、銃眼が等間隔に穿たれており、途中石造りの櫓や門もあって、歴史を感じさせます。
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寄り道をしつつも20分ほどでケーブルカーの下側の駅に到着しました。普通に歩いたら15分もかからないでしょう。
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くさり橋です。
自動車が通っている平日の様子です。
ドナウ川西岸のブダと東岸のペストを1849年に初めて結んだ橋で、橋の両端には、ライオンの像が鎮座ましましています。
写真は、ブダ側のロータリー(クラーク・アーダーム広場)から撮影しています。クラークとアーダームはくさり橋の設計者。また、この広場はハンガリーの「起点」とされており、地図上で、「ハンガリー」や「ブダペスト」の表記は、この場所の真上に書かれることがあります。 -
トラムでホテル前まで戻りました。午後2時。お腹が空いたので、ヴァーツィ通りまで歩いて、今日2軒目のカフェ。"R"CAFEです。
ケーキの味はそこそこですが、店員のお兄さんの対応がフレンドリーながらべたべたせず、居心地がよかったのが印象的でした。
ホテルに戻って、ゲレールト温泉で昼風呂。さすがに混んでました。いや〜、じいさん、ばあさん主体の朝風呂と違って、若いお姉ちゃんが多いねぇ。(でも、写真はなし) -
午後7時頃、ホテルの宿泊パッケージについていたディナーへ。
弦楽五重奏の生演奏の脇の席。ウェイターさんの態度がとても紳士的で気持ちよかったです。
ワインは奮発して、エグリ・ビカヴェール VINCZE 2002。ホントに血のような濃い赤だ。しっかりした味だけど、口当たりは軽めで呑みやすい。料理はとても美味しかったです。デザートはチョコレート系で重かったけど。 -
楽団の演奏は20分くらい。それから5分くらい休憩してまた演奏開始という感じ。私たちを意識してくれたのか、2回目の演奏ではメジャーな曲が続いたのでわかりやすかったです。それからリクエストを求められたので、「ポピュラーなハンガリーの曲を」と言ったら、ブラームスのハンガリー舞曲を演奏してくれました。
その後、楽団のおっちゃんがCDを売りに来ました。チップ代代わりになるかと思って値段を聞いたら5,000Ft(約3,500円)だと言う。それは高い〜と結局買いませんでした。
チェックで、ウェイターさんにワインのぶんをチップ込みで支払ったとき、「料理と飲み物はどうでした?」と英語で聞かれ、「フィノム!」と答えたら、やたらウケてくれました。ハンガリー語で「美味しい!」の意味です。
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