2009/02/18 - 2009/03/18
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zhilongさん
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2006年に村に電気が来た。今では携帯電話も使える。壮族のみで構成された雲南の桃源郷といわれるバ美村。村へは800mくらいの洞窟を小船で村へ入って行くことができる。
長年刑事事件など起こったことがないという素朴な村。公道も通じてなくなく当然大気汚染など存在していない。ゆっくりと時が流れる
120戸、628人の人々が暮らす桃源郷でゆったりと流れる時に身を任せてみればどうでしょう。
2月20日広南県バ美(Bamei)村
羅平の螺子田で出会った北京から来た3人のおばさんはまずバ美村へ先に行かないか。丘北の普者黒へはバ美村の後に行く方が地理的にはいいのではということであったので私は別にかまわないからそうすることにした。私は実はすでに丘北行きのバスの切符を買ってあった。でもバ美へ行く切符が入手できるかどうかわからないので、朝6時半切符が発売される際にまず切符を確保できるかどうかをチェックすることにした。
6時半にターミナルで待ち合わせることにしたがおばさんたちはやってこない。中国のおばさんの面倒まで見るのはいやだねえ。窓口に行くと切符まだあるというので4人分152元を立て替え購入する。丘北行きの切符は44元で前日に購入してあったのをキャンセルしようとしたら、窓口の係員は「ちょうどいい、丘北へ行く人がいるのでその人に譲ってあげればいい」とアドバイスしてくれた。ところがその男性は私の持っている切符が偽物かもしれんからと譲ってもらうことを拒否する。係員も「ここで販売した切符だから問題ないよ。」といってくれるのだが信用しない。偽札が日常茶飯事として出回っている中国のことだからバスの切符を信用しなくとも仕方ないのだろう。
手数料は9元も取られた。しばらくしてその辺にいた人が「お前は44元で譲ってやるというから、あの男は窓口で買っても44元であればなんらメリットはない。もし40元で譲るといえば買っただろう。お前は手数料9元支払ったが、40元で売ったとすれば4元損するだけで済んだのだ」という。なるほどいわれてみればその通り。
羅平のホテルをチェックアウト。チェックインする際に1泊100元で更に100元デポジットを出さされ受け取りをもらってある。それには1日分100元、デポジット100元計200元と書かれてある。ホテルの係りはチェックインは18日で20日にチェックアウトであるからトータル200元のホテル代であるのに1日だけだと勘違いしたのだろう100元のデポジット料を返却してくれた。1泊100元は高すぎる。50元で十分だ。私は急いでホテルを離れターミナルに向かった。バ美村のある広南県は雲南省と広西省の境にあり羅平を出たバスは広西省を走ることもあった
バ美村へ行くには広南県まで行かずその手前の発利(切符には法利と書いてあった。発音は同じなのだが)で降りるとガイドブックには書かれてあった。それを知らない人は広南県まで切符を買ったらしくわれわれは38元しか支払っていないが知らない人は40元以上支払って損をしたといっていた。降りる場所までも私が教えてやったりしたのだからね。羅平から4時間のバス旅行であった。
途中の村々はなんら産業がない様でサトウキビ畑が続いていた。八達という村に砂糖工場があったくらいでおばさんは「こんなところは貧しいのだよ」といっていた。
ガイドブックにはバ美村への入り口はその辺で土地の人に尋ねてゆく以外わからないだろうと書かれてあった。ところがすでに北京の開発会社が投資をしたらしくバス停を降りると切符売り場でバ美村へ入る金を徴収していた。40元の入村料だが60歳以上は30元ということだったので私は中国の運転免許証を見せ安く入村することができた。切符は切り取りができるミシン線が入った4枚の小さな切符がついていた。馬車に乗ったり、渡し舟に乗ったりするチケットらしい。
船着場まで「馬車に乗れ、切符があれば無料だから」とさかんに馬車に乗せようとする。おばさんたちは只だと言っているが信用できない。船着場まで歩こうということで歩き出した。われわれと同じバスに乗っていた人はマスコミ関係の人で「取材なんだから入村料を只にしろ」と交渉していたが不成立に終わったようだ。
バ美村へ通じる公道はなく800mの鍾乳洞の洞窟を小船に乗ってゆく以外村には入れないという。村の裏側(どちらが表かはわからないが)からも同じように洞窟があり船で外の世界へ出てゆくことができる。
洞窟には3つの天窓があり光が入ってくる。しかし洞窟の中には電気はつけられておらず真っ暗である。
バ美村は120戸で628人の少数民族である壮族が暮らしている。祖先は北宋の壮族の指導者儂志高の子孫だといわれている。すこし前まで電気もないところであったが人々は純朴で長期にわたってこの村から刑事犯は出たことがないと言われている。
実にのどかな桃源郷である。大気汚染などない。桃の花は散ってしまっていたが、桃が咲く村はまさに桃源郷にふさわしい美しい村であろう。ホテルなどはない。どこの家でも1泊10元で旅行者を泊めてくれるようである。ここでずっと暮らせといわれればそれはどうかな。
村の広場では小学校の体育の授業なのだろうかバンブーダンスをして子供たちが遊んでいた。
色あでやかな刺繍された服装をしている苗族や彝族とは異なり壮族は実に質素な服装である。取り分けて漢族との違いなどは見当たらない。壮族は中国にいる56の民族の中でもかなり人数は多いといわれている。うりざね顔に特徴があるといわれるがそのような人には出会わなかった。
夕食は何か魚料理でも作ってくれないか。と頼むと主人が今魚を取りに出かけているので1匹は持ち帰るように伝えよう。と携帯電話をかけてくれた。桃源郷にも携帯電話の電波が届く時代になっているのだ。
小学5年生と3年生で6年生になると発利の学校へ行き1週間に一度家に戻るという生活になるという。村の小学校は狭くて人数が収容しきれないという。自分ちも民宿やっているから打ちで泊まってゆけばと誘ってくれた。そして日本語を教えてくれという。
20日に使った費用
ホテル代 羅平2泊分 100元
交通費 バス代 羅平→発利 47元(キャンセル料を含む)
食事代 昼と夕食 47元
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
-
まさに桃源郷への入り口。別世界へを訪れるには徒歩や車では受け入れてはもらえない。船に乗り真っ暗な洞窟をくぐり抜けなければならない。
タイムマシーンの入り口といったぽっかりと開いた洞穴。いったい誰がこの洞窟の向こうに桃源郷があることを予知したのだろうか。 -
5人ほど乗ればそれで限界と思われるような小船に乗って洞窟を突き進む。船頭さんは村人で竿で暗闇を進んでゆく。
電灯は点けられていない。すでに2006年には電気が村には引かれたのだが。 -
洞窟には3つの天窓があるという。ここから差し込む光が道案内の灯台である。
暗闇の中を船が進む。船頭さんの持った竿のしずくの音が聞こえる。 -
村の玄関口には大きな水車が旅人を迎えてくれる。
ようこそいらっしゃいました。われわれの村へ! -
村の子供も村人もこの洞窟から外の世界へ出入りするのである。洞窟を流れる水は汚染されていないきれいな水である。
-
村を流れる川では魚も取れる。夕方には牛の体をきれいに洗う。人間と自然が一体化して生活が営まれている。
もう少し早い時期だともっと桃の花が咲いているという。まだすこし桃の花を見ることができた。 -
村には多くの水車が見られる。畑に水をひくのに使われているのだろう。
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大きな水車の向こうには村の山々、畑が見えるのどかな光景である。
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夕方牛が車をひいいたまま川の中に入れられ、車と牛をきれいに洗う作業が進められる。
1日の仕事が終わるのだ。 -
大きな水車だねえ。
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村の広場では小学生が男の先生の指導で、体育の授業でもしていたのだろうか。村人や子供たちが広場で授業を受けている子供たちを見ていた。
-
壮族は人口がかなり多い少数民族であるが、子供たちを見ていると漢族となんら変わらない。ましてや民族衣装を着ていなければ余計そうである。
-
この服装がバ美村の壮族の衣装である。自分の娘や孫がバンぶーダンスをしているのをずっと見ている。
-
2本の竹の両端を2人の子供が手に持ち、この竹を閉じたり開いたりするのに合わせ何人もの子供が足をその竹に入れたり出したり。ゴム跳びのような遊びである。
このような踊りというか遊びはフィリピンでもタイでもあったような気がする。 -
小学5年生と2年生の姉弟である。しばらく話しているうちに私は自分が日本人であることを話すと日本語を教えてくれと言い出した。「ありがとう」や「こんにちは」などいろんな単語を教えてあげると上手に発音する。
北京語も訛りなく上手に話す。自分の家も民宿をしているから泊まって日本語をもっと教えて欲しいと言い出した。
村の小学校は狭いので6年生になると発利の学校へ行き1週間に一度だけ帰宅するようになるのだと話していた。男の子は村をあちこち案内してくれた。 -
かわいい少女なのかと思ったが子供をあやしたりしているから若い母親なのか。広場ででも出会い、また泊まった民宿の近くでも何度か彼女と顔をを合わせた。
彼女は「よく顔をあわせるね」といって微笑んでいた。 -
民宿の主人はこの日は4匹も大きな鯉を捕まえたらしい。われわれが夕食に魚を食べたいといったので主人に携帯で電話をし、1匹は売らずに持ち帰るように言ってくれた様だ。3斤(1.5kg)以上もある大きな鯉だった。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- linhayasiさん 2009/04/04 12:03:43
- すごい
- とても経済的な旅行をしていました。
写真もとてもきれいです。
私は8年ぐらい前に行ったことがあります。
大好きなところです。
- zhilongさん からの返信 2009/04/04 14:14:46
- RE: すごい
- > とても経済的な旅行をしていました。
> 写真もとてもきれいです。
> 私は8年ぐらい前に行ったことがあります。
> 大好きなところです。
私が中国へ初めて来たのは1965年で3年間留学生活を送りました。後に日本企業の駐在員として家族で北京にやってきたのは1979年のことです。中国には30年以上暮らしています。仕事で全国各地出張しました。しかしいわゆる旅行というものではありませんでした。
宿泊も一晩100ドル以上もするようなホテルに泊まっていました。1996年に会社を辞め日本語の教師をしたり、通訳のアルバイトをしたりして北京で暮らしています。2007年の3月自分の金で初めて中国旅行をしました。その時も雲南省に20日間ほどの旅をしました。
今回はビザの関係で180日に1度は海外へ出なければならない故旅行を兼ね、出国しようと思い雲南へ行き、ベトナム、ラオスも訪ねる事にしました。
私はガイドブックを書くつもりはありません。旅をする中で考えたこと、経験したことを主にしたいと思っています。
昨年は青海省を旅しましたが、日本人数人と台湾人2人の旅行で旅行社の人がアテンドしてくれた旅行でした。団体旅行は自分の自由のままにはならないし、旅行者にアテンドしてもらえば費用が多くかかります。
中国国内であれば言葉の心配もないし、できるだけ一般の人が利用するバスで移動すれば安上がりです。別に貧乏旅行をしようというつもりはありませんが、高級ホテルに泊まる必要はないし、安全と衛生面で問題なければできるだけ安いホテルに泊まるようにしただけです。
今後まだまだ長く投稿しなくてはなりません。また何か意見があれば聞かせてください。
- linhayasiさん からの返信 2009/04/04 17:01:14
- RE: RE: すごい
- > > とても経済的な旅行をしていました。
> > 写真もとてもきれいです。
> > 私は8年ぐらい前に行ったことがあります。
> > 大好きなところです。
>
> 私が中国へ初めて来たのは1965年で3年間留学生活を送りました。後に日本企業の駐在員として家族で北京にやってきたのは1979年のことです。中国には30年以上暮らしています。仕事で全国各地出張しました。しかしいわゆる旅行というものではありませんでした。
>
> 宿泊も一晩100ドル以上もするようなホテルに泊まっていました。1996年に会社を辞め日本語の教師をしたり、通訳のアルバイトをしたりして北京で暮らしています。2007年の3月自分の金で初めて中国旅行をしました。その時も雲南省に20日間ほどの旅をしました。
>
> 今回はビザの関係で180日に1度は海外へ出なければならない故旅行を兼ね、出国しようと思い雲南へ行き、ベトナム、ラオスも訪ねる事にしました。
>
> 私はガイドブックを書くつもりはありません。旅をする中で考えたこと、経験したことを主にしたいと思っています。
>
> 昨年は青海省を旅しましたが、日本人数人と台湾人2人の旅行で旅行社の人がアテンドしてくれた旅行でした。団体旅行は自分の自由のままにはならないし、旅行者にアテンドしてもらえば費用が多くかかります。
>
> 中国国内であれば言葉の心配もないし、できるだけ一般の人が利用するバスで移動すれば安上がりです。別に貧乏旅行をしようというつもりはありませんが、高級ホテルに泊まる必要はないし、安全と衛生面で問題なければできるだけ安いホテルに泊まるようにしただけです。
>
> 今後まだまだ長く投稿しなくてはなりません。また何か意見があれば聞かせてください。
志龍様
初めまして、私は中国人です、
私が創造して、書いたお名前は合っていますか。
とても中国が好きな方ですね。
ありがとうございます。
確かに中国ではきれいな景色がいっぱいいっぱいあります。
私も旅行が大好きですので、あっちこっちに遊んでいました。
私もフリーな旅行が好きです、ツアーといっしょだったら、
いろんなことを心配しなくていいですけど、不自由になっています。
中国へ旅行をいらっしゃる時に、何か手伝えることがあれば、
ご遠慮せずに、連絡してください。
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