前置き<br />　この４Travelに加入してまだ1年3ヶ月。大分古い旅行記を採り上げるのはどうかと思ったが、新年早々腰の持病、疾患が思わしくなく手術を受けた。現在歩行のリハビリ中のため新たな旅行記はUPできない。<br />　そこで暇つぶしで02年6月に行ったアメリカ旅行を思い出しながら少ない写真ではあるが（公開を予期してなかったので）採りあげてみた。<br />アメリカ旅行には忘れることの出来ない思い出があるからである。<br />　アメリカ旅行は実はその前年計画を立てた。ツアーの催行も決まり、9月1３日荷物の集荷（J社旅彩彩は集荷してくれる。）、15日がフライトであった。このため11日ケースに詰め、12日足りない物を調達、13日集荷を待ち、14日集合時間が早いので前泊するため成田入りし、15日フライトのスケジュールでした。<br />　11日スーツケースにつめ終わり、軽く一杯と思い、始めたのが夜10時を過ぎた頃だったか。テレビを見ていた家内がニューヨークが燃えていると騒ぎ始めた。これが世紀の大事件の始まりとは考えも及ばなかった。燃えているのはツイーンタワー(世界貿易センタービル)に旅客機が衝突した煙と分り、続いてペンタゴンに旅客機が、またフィラデルフィアだったか旅客機が墜落の報道があり、しばらくして旅客機一機がツイーンタワーに突っ込み、あのニューヨークのシンボルツイーンタワーが崩落した。数日後真っ先に到着するはずのニューヨークの惨状であった。12日夕刻にJ社から中止の報が入った。残念無念。家内と2人はこのまま荷解きする気にはなれず、J社の窓口に行き最も間近のヨーロッパツアー「ロマンチック街道とオーストリア縦断」に潜り込んだ。（往復する飛行機は中立国オーストリア航空であり安全と判断）<br />　明けて02年アメリカへの入国が可能になって、6月敢行したというわけである。<br />　セキュリティーチェックが厳しいとは予測していたが、スーツケースは開けられ、衣類などはいったん出してチェックされた。また、全員ボディーチェックがあった。ツアー同行者の顔色を見ると安堵感さえ見受けられた。無事通過に安堵したのではなく、全員がこれだけ厳しいチェックを受ければ搭乗する飛行機は安泰という安堵感であった。<br />　搭乗したNW機は無事ジョン・エフ.ケネディー空港に着陸。2年越しのアメリカ旅行のスタートであった。<br /><br />　到着してマンハッタン　7番街シェラトン・マンハッタンホテルに直行した。<br />　翌朝５番街のカーネギーホールなど車窓見学したが、記憶に残っていない。バッテリーパークを散策し、フェリーで自由の女神があるリバティ島へ。乗船に際し、空港並のセキュリティーチェックがあった。帰りマンハッタン島へのフェリーから見えるはずのDT（ダウン･タウン）のツイーンタワーは今はなく、前歯が抜けたような、DTの景色であった。<br />　フェリーが到着後バスでツイーンタワーの跡地に向かった。一方通行で跡地の横を通るのだが、バスは停車できない。通過する時間1分ぐらいあったろうか。乗客全員左側の窓に集まり、その惨状を目にした。事件から9ヶ月残骸の片付けも進み、真ん中にかつて地下街と思われる大きな穴が口を開け、作業が進められていた。<br />　次にツイーンタワーが建つ前までNYで一番高い建物、エンパイア･ステート・ビルは再び一番になったが、その86階展望台の景色は圧巻。マンハッタン島はもちろん、周囲360度見渡すことが出来た。方角によって逆光、霞で写真は遠方が不鮮明であるが、感激をした。<br />　夕食はザ・ビュー･レストランでビルの４８階にあり、窓から夜のマンハッタンの景観が楽しめた。驚いたのは出されたビフテキの大きかったことだ。ほんと分厚い草鞋ぐらいの大きさで（同行者の話で500グラムはあったらしい。）、ツアー仲間では完食した人はいなかった。周囲に日本の力士クラスの人があっちこっちに坐っていたが、食べ残しはないようだった。チャンコを食べなくても太るわけだと納得をした。この国でダイエットの話をしても多分馬の耳に念仏かもしれない。<br />こうして観光初日は終わった。<br />　<br />

アメリカ旅行　ニューヨーク編

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2002/06/20 - 2002/06/28

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　前置き
　この４Travelに加入してまだ1年3ヶ月。大分古い旅行記を採り上げるのはどうかと思ったが、新年早々腰の持病、疾患が思わしくなく手術を受けた。現在歩行のリハビリ中のため新たな旅行記はUPできない。
　そこで暇つぶしで02年6月に行ったアメリカ旅行を思い出しながら少ない写真ではあるが（公開を予期してなかったので）採りあげてみた。
アメリカ旅行には忘れることの出来ない思い出があるからである。
　アメリカ旅行は実はその前年計画を立てた。ツアーの催行も決まり、9月1３日荷物の集荷（J社旅彩彩は集荷してくれる。）、15日がフライトであった。このため11日ケースに詰め、12日足りない物を調達、13日集荷を待ち、14日集合時間が早いので前泊するため成田入りし、15日フライトのスケジュールでした。
　11日スーツケースにつめ終わり、軽く一杯と思い、始めたのが夜10時を過ぎた頃だったか。テレビを見ていた家内がニューヨークが燃えていると騒ぎ始めた。これが世紀の大事件の始まりとは考えも及ばなかった。燃えているのはツイーンタワー(世界貿易センタービル)に旅客機が衝突した煙と分り、続いてペンタゴンに旅客機が、またフィラデルフィアだったか旅客機が墜落の報道があり、しばらくして旅客機一機がツイーンタワーに突っ込み、あのニューヨークのシンボルツイーンタワーが崩落した。数日後真っ先に到着するはずのニューヨークの惨状であった。12日夕刻にJ社から中止の報が入った。残念無念。家内と2人はこのまま荷解きする気にはなれず、J社の窓口に行き最も間近のヨーロッパツアー「ロマンチック街道とオーストリア縦断」に潜り込んだ。（往復する飛行機は中立国オーストリア航空であり安全と判断）
　明けて02年アメリカへの入国が可能になって、6月敢行したというわけである。
　セキュリティーチェックが厳しいとは予測していたが、スーツケースは開けられ、衣類などはいったん出してチェックされた。また、全員ボディーチェックがあった。ツアー同行者の顔色を見ると安堵感さえ見受けられた。無事通過に安堵したのではなく、全員がこれだけ厳しいチェックを受ければ搭乗する飛行機は安泰という安堵感であった。
　搭乗したNW機は無事ジョン・エフ.ケネディー空港に着陸。2年越しのアメリカ旅行のスタートであった。

　到着してマンハッタン　7番街シェラトン・マンハッタンホテルに直行した。
　翌朝５番街のカーネギーホールなど車窓見学したが、記憶に残っていない。バッテリーパークを散策し、フェリーで自由の女神があるリバティ島へ。乗船に際し、空港並のセキュリティーチェックがあった。帰りマンハッタン島へのフェリーから見えるはずのDT（ダウン･タウン）のツイーンタワーは今はなく、前歯が抜けたような、DTの景色であった。
　フェリーが到着後バスでツイーンタワーの跡地に向かった。一方通行で跡地の横を通るのだが、バスは停車できない。通過する時間1分ぐらいあったろうか。乗客全員左側の窓に集まり、その惨状を目にした。事件から9ヶ月残骸の片付けも進み、真ん中にかつて地下街と思われる大きな穴が口を開け、作業が進められていた。
　次にツイーンタワーが建つ前までNYで一番高い建物、エンパイア･ステート・ビルは再び一番になったが、その86階展望台の景色は圧巻。マンハッタン島はもちろん、周囲360度見渡すことが出来た。方角によって逆光、霞で写真は遠方が不鮮明であるが、感激をした。
　夕食はザ・ビュー･レストランでビルの４８階にあり、窓から夜のマンハッタンの景観が楽しめた。驚いたのは出されたビフテキの大きかったことだ。ほんと分厚い草鞋ぐらいの大きさで（同行者の話で500グラムはあったらしい。）、ツアー仲間では完食した人はいなかった。周囲に日本の力士クラスの人があっちこっちに坐っていたが、食べ残しはないようだった。チャンコを食べなくても太るわけだと納得をした。この国でダイエットの話をしても多分馬の耳に念仏かもしれない。
こうして観光初日は終わった。
　