2002/06/22 - 2002/06/23
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na1430さん
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ニューヨークでの2回目の朝。この日はナイアガラの滝である。早い出発であることは承知していたが、ホテル出発が朝の5時であった。無論朝食は弁当であるが、それもニューアーク空港(9・11事件犠牲者追悼する形でリバティーが加わり、ニューアーク・リバティー国際空港と呼ばれている。)までの30分の間に食べた。 バッファロー空港まで1時間の行程の国内線であるが、セキュリティーチェックは厳重で、成田空港から出国の際のセキュリティーチェックが厳しいと思ったがそれ以上で、そこまでやるかと思ったくらい。
事件からぼつぼつ7年が経つが、今でも鮮明に思い出せる。あの9・11テロから9ヶ月後のことで、しかもハイジャックされた飛行機はすべて国内線であり、より厳しいチェックで安全を保とうとするアメリカの強い姿勢と言うか意志を感じたのは私だけだったかどうか。
バッファロー空港を出て1時間ほどでカナダとの国境レインボーブリッジに到着した。カナダ入国は極めて簡単でパスポートにスタンプを押すだけだが、大勢の観光客が並び
時間を要した。
クイーンビクトリア公園を経て、テーブルロックに到着。カナダ滝は馬蹄型をしていて、滝の落ち際をじかに見ることができるが、滝のしぶきが雨のようで近寄れない。無論写真もレンズにしぶきが当たり、絵にならない。しぶきを避けて撮影をした。その日の風向きでしぶきの飛ぶ方角が変わるらしい。昼食の予約時間までOKショップに案内された。
このショップはかの大橋巨泉氏がカナダに3店舗土産品を中心に展開するショップで、日本人団体観光客はほとんど案内されるようだ。後年カナダディアンロッキーに旅行した折、バンフのショップの入り口まで案内されたがが入らなかった。買い物はその前に立ち寄った静岡出身の御仁が経営する店舗で済ませたからである。またカナダ旅行最終日はバンクーバーであり、ホテルから100メートル位の所に彼の経営するショップがあり、若干土産品の調達をした。彼のカナダで経営するOKショップ3店舗に入る、入らないは別にして案内されたと言うわけである。
昼食はカナダ滝とアメリカ滝の中間の対岸に立つスカイロンタワーの回転レストランで食事した。約1時間で1回転する。レストランにはエレベーターで上がるが、長い円筒の先に独楽のような形状のレストランがあり、これが回転する。高さがどのくらいだったかは記憶がない。2つの滝を角度を変えて見ることができ感激をした。ナイアガラの滝はカナダ滝とアメリカ滝が横に並んでいる。横幅を見るとカナダ滝の馬蹄型に対し、アメリカ滝は直線で幅が広く大きく見え、カナダ滝の半分ぐらいと錯覚する。実際にはカナダ滝に流れ下る川から水路別れしアメリカ滝に流れ下るが、レストランから見るとその量はごく一部で水量の差は9:1らしい。
写真はガラス越しであり、写真としては今一つであるが、天気次第かもしれない。
昼食後は霧の乙女号に乗船した。アメリカ滝の下を走り、カナダ滝の下まで行くが、特にカナダ滝に近寄るに従い、猛烈なしぶきを浴びる。暴風雨を髣髴させる。乗船時船が用意するビニールの合羽を着るが、爆風で合羽が舞い上がり、しぶきに濡れないように押さえているのが誠意一杯。嵐の中に突っ込んだと言う感じであったが、話の種とすれば価値があったかも知れない。
午後の観光では滝から流れるナイアガラ川に沿って下流に川が直角に曲がる地点がある。滝ほどではないが渦を巻くように流れる様は規模の大きさを感じた。途中世界一小さな現役の教会があると言うのでドライバーの好意によって見に行った。確かに小さい4?5人も入れば一杯という建物。実際にこの付近の教会として機能しているということであった。
ホテル(シェラトン・フォックスヘッド・ホン・ザ、フォールズ)はアメリカ滝の対岸、部屋の窓からアメリカ滝が目の前に見える。夜(Pm10:00~12:00)アメリカ滝はライトアップされる。大仕掛けであり堪能したが、写真には窓越しで出来ない。外に出れば撮影できるが、朝5時の出発で疲れもあり、写真はあきらめ窓から楽しむに留めた。
翌朝出発までの時間散歩で国境の橋レインボーブリッジを渡り、プロスペクト・ポイントでアメリカ滝を真横から見てきた。カナダ滝の比ではないが、豪快に流れ落ちる滝には感動を覚えた。レインボーブリッジはカナダを出国、入国時50セントのコインがいる。開閉装置を通る時コインを入れるのだが、国境通過時コインが必要であったのは始めてだった。
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カナダ滝
馬蹄形の滝つぼに川幅の大半が写真右側に集中して落ちる。
滝つぼ中央付近では霧の乙女号が滝つぼに近寄ろうとしている。 -
右側の滝つぼに回りこんで落ちる。高く舞い上がったそのしぶきとキリがその周囲に散る
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滝つぼの中央付近に霧の乙女号がしぶきを浴びている。
船上では暴風雨の状態で周囲は何も見えない。 -
霧の乙女号はアメリカ滝を離れ、カナダ滝に向かう。
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カナダ滝
最も水量の多い滝の落ち際。
写真左しぶきと霧が高く立ち上がっている。
これ以上写真右側には寄れない。 -
馬蹄型の形がよく見える。
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馬蹄型滝手前の滝つぼに落ちる水量のほうが多い。
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回転するレストランから見るアメリカ滝
大きな滝であるが、水量はカナダ滝の10分の1と聞く。 -
カナダ滝に流れ込む川から分水してアメリカ滝に流れ込む。霧と霞ではっきり見えないが分水地点は分る。
霧の乙女号はカナダ滝から帰る。 -
この写真からアメリカ滝の分水地点が良く見える。
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ホテルとレインボーブリッジの中間地点からアメリカ滝を望む。右側にはカナダ滝があり、そこから立ち上がるしぶきと霧で視界は悪い。
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レインボーブリッジ付近からアメリカ滝を望む。
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アメリカ滝の落ち際。
ここはアメリカ領である。
写真中央左水柱状のものが見て取れるが、カナダ滝のしぶきと霧である。 -
カナダ滝に比べ10分の1の水量というが、滝の落ち際はすざましい。
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ナイアガラ川の下流展望台から撮影。
直角に川が曲がる。 -
世界で最も小さい現役の教会。
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この旅行記へのコメント (2)
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- めーてる隊長さん 2009/04/27 12:59:23
- アメリカ旅行
- こんにちは〜 少しずつ整理されてますね♪
ナイヤガラの滝は行ってみたい観光地です。
広いですね〜 川に見えない。
広々と美しく写っています。
現場では、自分の声さえかき消されそうな・・・
興奮が伝わってきます。
グランドキャニオンは、大自然の歴史が広がり
逆らえない人間の小ささを実感しますね。
いい旅、いっぱいしてこられて羨ましいです。
菅平の旅行記から上田城の桜を見せて頂きました。
今年も綺麗に咲いてくれたようですね。
ありがとうございました。
- na1430さん からの返信 2009/04/29 10:13:33
- RE: アメリカ旅行
- > こんにちは〜 少しずつ整理されてますね♪
>
> ナイヤガラの滝は行ってみたい観光地です。
> 広いですね〜 川に見えない。
> 広々と美しく写っています。
> 現場では、自分の声さえかき消されそうな・・・
> 興奮が伝わってきます。
>
> グランドキャニオンは、大自然の歴史が広がり
> 逆らえない人間の小ささを実感しますね。
> いい旅、いっぱいしてこられて羨ましいです。
>
> 菅平の旅行記から上田城の桜を見せて頂きました。
> 今年も綺麗に咲いてくれたようですね。
> ありがとうございました。
めーてるさん今日は。
昨日腰の術後検診で良好と言う結論になりました。
これにより締め付けていたコルセットが外れました。何よりゴルフも軽いスイングから練習に入ってよいとのお墨付けももらいました。実際ドライバーが触れないのでコースへはすぐには出られません。月中には出る心算です。
アメリカ旅行からすでに7年になろうとしています。早いものですねぇー。たまたま添乗員の旅行メモがあるので旅行記も書けます。
大きな大陸、大きな国。何から何まで規模はーでっかいー。行く先、行く先それぞれ感動を覚えます。見ていて、眺めていて、ため息すら出ます。
ホテルにしてもラスベガスには5,000室を越えるホテルがゴロゴロ。 6月末で外気温が45度を軽く越える。今まで暑ければ汗が出る。当たり前と思っていたことが、実はそうでもないことを知りました。確かに汗は出ていると思うが出る端から乾いてしまう。(汗拭きのためのハンカチはいらない。)ラスベガスは砂漠の真っ只中。道端に普通あるはずの野草、草類が一本もない。乾燥しきっています。
あせが出なくても常にボトル(飲料水)は手放せない。
一例に過ぎませんが今は経験が一番と思っています。
書き込みありがとうございました。
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