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  「マレー鉄道」というのは、なんとなくロマンチックな響きのある言葉なんだと思います。<br /><br /> そのマレー半島を走り抜ける鉄道の旅は、旅人たちの心をくすぐります。<br /><br /><br /> 私達は、タイ南部の都市ハジャイから一気に、国境をまたぐ国際夜行列車(といってもごく普通の列車ですが)に乗ってクアラルンプールへの汽車旅を満喫する、はずでした。<br /><br /><br /> それがなんと、アロースターのハイウェーに置いてけぼりを食う羽目に陥ってしまいました!<br /><br />

あわれ、ハイウェイに置き去りの憂き目−その1

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2009/01/19 - 2009/02/05

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ちびのぱぱ

ちびのぱぱさん

「マレー鉄道」というのは、なんとなくロマンチックな響きのある言葉なんだと思います。

 そのマレー半島を走り抜ける鉄道の旅は、旅人たちの心をくすぐります。


 私達は、タイ南部の都市ハジャイから一気に、国境をまたぐ国際夜行列車(といってもごく普通の列車ですが)に乗ってクアラルンプールへの汽車旅を満喫する、はずでした。


 それがなんと、アロースターのハイウェーに置いてけぼりを食う羽目に陥ってしまいました!

同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道 高速・路線バス
  •  最近アロースターに引っ越した日本人の友人に会うことを思い立ち、アロースターまではバスに行くことにしました。<br /><br />

     最近アロースターに引っ越した日本人の友人に会うことを思い立ち、アロースターまではバスに行くことにしました。

  •  アロースターまでの乗り合いバンを手配したのは、<br /><br /> ホテルの近くにあった「JRトラベル」という旅行代理店です。<br /><br /> もちろん日本のJRとは何の関係もないと思います。(笑)<br /><br />  料金は300バーツで、100キロ足らずにしては少々高いと思いました。<br /><br /> 店に置いてあった料金表には、<br /><br /> 「ジョージタウン(アロースター)300バーツ」<br /><br /> と、アロースターが(カッコ)の中にあったのがちょっと引っかかりましたが、<br /><br /> まあ、とにかくアロースターまでの手配ができたので、<br /><br /> 「明日の朝9時にこの前から出発だよ。」<br /><br /> という窓口のおばさんの声を背中で聞きながら、ひとまずほっとしてホテルに帰ったのでした。<br /><br />(写真:JRトラベル)<br />

     アロースターまでの乗り合いバンを手配したのは、

     ホテルの近くにあった「JRトラベル」という旅行代理店です。

     もちろん日本のJRとは何の関係もないと思います。(笑)

    料金は300バーツで、100キロ足らずにしては少々高いと思いました。

     店に置いてあった料金表には、

     「ジョージタウン(アロースター)300バーツ」

     と、アロースターが(カッコ)の中にあったのがちょっと引っかかりましたが、

     まあ、とにかくアロースターまでの手配ができたので、

     「明日の朝9時にこの前から出発だよ。」

     という窓口のおばさんの声を背中で聞きながら、ひとまずほっとしてホテルに帰ったのでした。

    (写真:JRトラベル)

  •  翌朝、私らを乗せたバンは時間通りJRツアーの前を出たものの、<br /><br /> 例によってあっちこっち客を拾いながら、いつ本気で走り出すものやら。<br />  <br /><br /><br /> 途中、中華レストランで、両耳にティッシュを丸めて詰めている老人が乗ってきましたが、しきりに話しかけてきます。<br />  <br /> 「俺は、台湾の大学に行ったんだが、あそこは本当に良い。<br />  行ったことはあるかね?<br />  何、ない。<br />  そりゃ残念だ。<br />  食べ物はうまいし、町はきれいだ。<br />  ところで、あんたはどんな携帯電話を持っとるかね。<br />  何、Nokia?<br />  どれ。<br />  えっ?日立のも持ってる?<br />  ほう、これは立派だ。<br />  わしのはパナソニックだ。<br />  ペンソニックじゃないぞ(笑)。<br />  写真も撮れるし音楽も聴ける。」<br />    <br /> こんな感じで、延々としゃべっておられます。<br /><br /> 耳にティッシュを詰めているのに、良くこちらの言っていることが聞こえるなと思いましたが、<br /><br /> まあ、ほとんど人の言うことは聞いていないのかもしれません。<br /><br /><br /> バンは、ようやくハジャイの町を出て、国境に向かいます。<br /><br /><br />(写真:JRトラベルの前に停まっていたトゥクトゥク)

     翌朝、私らを乗せたバンは時間通りJRツアーの前を出たものの、

     例によってあっちこっち客を拾いながら、いつ本気で走り出すものやら。



     途中、中華レストランで、両耳にティッシュを丸めて詰めている老人が乗ってきましたが、しきりに話しかけてきます。

     「俺は、台湾の大学に行ったんだが、あそこは本当に良い。
      行ったことはあるかね?
      何、ない。
      そりゃ残念だ。
      食べ物はうまいし、町はきれいだ。
      ところで、あんたはどんな携帯電話を持っとるかね。
      何、Nokia?
      どれ。
      えっ?日立のも持ってる?
      ほう、これは立派だ。
      わしのはパナソニックだ。
      ペンソニックじゃないぞ(笑)。
      写真も撮れるし音楽も聴ける。」

     こんな感じで、延々としゃべっておられます。

     耳にティッシュを詰めているのに、良くこちらの言っていることが聞こえるなと思いましたが、

     まあ、ほとんど人の言うことは聞いていないのかもしれません。


     バンは、ようやくハジャイの町を出て、国境に向かいます。


    (写真:JRトラベルの前に停まっていたトゥクトゥク)

  •  ところで、どうにも気になっていたことを運転手に尋ねて見ます。<br />  <br /> 「アロースターはどこに行くの?」<br />  <br /> 英語の話せない運転手にやっとのことこちらの意図が伝わると、ちょっと困った顔をしてなにやらタイ語で説明しようとします。<br />  <br /> 「シティーセンターか?」と私。<br />  <br /> 「ノー、シティーセンター ノー。」<br />  <br /> 「じゃあ、バスターミナル?」<br />  <br /> 「ノー、バスターミナル ノー。」<br />  <br /> そのあと何か説明しようとして、フーッ、とため息をついてあきらめてしまいました。<br />  <br /> いったいどこに連れて行かれるのかちょっと不安でしたが、まあ、アロースターには違いないだろうと、まだ、このときは楽観的な見方をしておりました。<br /><br />(写真:JRトラベルの前のサネハヌソン通り。セブンがあって便利)<br />

     ところで、どうにも気になっていたことを運転手に尋ねて見ます。

     「アロースターはどこに行くの?」

     英語の話せない運転手にやっとのことこちらの意図が伝わると、ちょっと困った顔をしてなにやらタイ語で説明しようとします。

     「シティーセンターか?」と私。

     「ノー、シティーセンター ノー。」

     「じゃあ、バスターミナル?」

     「ノー、バスターミナル ノー。」

     そのあと何か説明しようとして、フーッ、とため息をついてあきらめてしまいました。

     いったいどこに連れて行かれるのかちょっと不安でしたが、まあ、アロースターには違いないだろうと、まだ、このときは楽観的な見方をしておりました。

    (写真:JRトラベルの前のサネハヌソン通り。セブンがあって便利)

  •  パダンブサールの国境のタイ側は大したにぎやかな町で、<br /><br /> 3年ぶりで逆ルートをたどることになるとは夢にも思いませんでした。<br /><br /> <br /><br /> 国境の長いイミグレの列に並んでいるうちに、お腹がゆるくなってきました。<br />  <br /> 「まずい。ゴロッと来てる。」<br />  <br /> 「我慢できないの?」<br />  <br /> 「そうね。びみょー。」<br />  <br /> 「そこに、トイレあるよ。」<br />  <br /> それはさっきから分かっていたのですが、こんなところで3バーツも取られるのは癪だと思って我慢していたのです。<br />  <br /> 「3バーツ分も出るかな?」<br />  <br /> 「バカなこと言ってないで、さっさと行っといで。」<br />  <br />

     パダンブサールの国境のタイ側は大したにぎやかな町で、

     3年ぶりで逆ルートをたどることになるとは夢にも思いませんでした。

     

     国境の長いイミグレの列に並んでいるうちに、お腹がゆるくなってきました。

     「まずい。ゴロッと来てる。」

     「我慢できないの?」

     「そうね。びみょー。」

     「そこに、トイレあるよ。」

     それはさっきから分かっていたのですが、こんなところで3バーツも取られるのは癪だと思って我慢していたのです。

     「3バーツ分も出るかな?」

     「バカなこと言ってないで、さっさと行っといで。」

  •  トイレは、3バーツではなく5バーツでした。<br /><br /> 無愛想な女性にお金を渡して入ると、掃除は行き届いていないし、水道も止まっている。<br />  <br /> 「水、出ないんだけど!」<br />  <br /> 「そこにバケツがあるでしょ。そこからすくって使うのよ。」<br />  <br /> なんだか濁っているその水を使って手を洗って出てくると、<br /><br /> 例のおじいさんが、イミグレのオフィスから出てきて財布をしまっている白人の客と話しています。<br />  <br /> 「何日オーバーさ。」<br />  <br /> 「一日だよ。がっつり取りやがって。」<br />  <br /> 滞在日数をオーバーした人たちが、罰金を払っているのでした。<br /><br /> 「まあ、あれで稼いでるんだろうさ。ところであんたいくつよ。」とおじいさん。<br />  <br /> 「オレかい?60だ。」と白人男性。<br />  <br /> 「そうか、私は70歳だよ。もういいトシだ。」<br />  <br /> 「若く見えるね。」<br />  <br /> なんて会話を延々と続けていまして、私の方も暇ですから、聞くでもなく耳を傾けておりましたが、<br /><br /> そうこうしているうちに順番が来て、どうやら無事全員出国。<br />  <br /> ところが、マレーシア入国の際に事件は起きたのです。<br /><br />(長くなったので、その2に続きます。)<br />

     トイレは、3バーツではなく5バーツでした。

     無愛想な女性にお金を渡して入ると、掃除は行き届いていないし、水道も止まっている。

     「水、出ないんだけど!」

     「そこにバケツがあるでしょ。そこからすくって使うのよ。」

     なんだか濁っているその水を使って手を洗って出てくると、

     例のおじいさんが、イミグレのオフィスから出てきて財布をしまっている白人の客と話しています。

     「何日オーバーさ。」

     「一日だよ。がっつり取りやがって。」

     滞在日数をオーバーした人たちが、罰金を払っているのでした。

     「まあ、あれで稼いでるんだろうさ。ところであんたいくつよ。」とおじいさん。

     「オレかい?60だ。」と白人男性。

     「そうか、私は70歳だよ。もういいトシだ。」

     「若く見えるね。」

     なんて会話を延々と続けていまして、私の方も暇ですから、聞くでもなく耳を傾けておりましたが、

     そうこうしているうちに順番が来て、どうやら無事全員出国。

     ところが、マレーシア入国の際に事件は起きたのです。

    (長くなったので、その2に続きます。)

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