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昨年の志賀高原ー草津温泉のバックカントリーツアーに続き、今年は志賀ー万座ルートでバックカントリースキーにチャレンジした。 <br /> 志賀高原スキー学校の企画で、長野電鉄主催のこのツアーは、草津が4回、万座が2回あるが、そのほとんどが1月15日の募集開始と同時に満席となってしまうほどの人気ツアーとなっている。われわれももちろん、1月15日の午後1時にパソコン前で待機し、申し込み画面が現れると同時に必要項目を打ち込み送信。めでたく参加がかなった。 <br /> 志賀高原ー万座ツアーといえば、1987年公開の「私をスキーに連れてって」の舞台となったコースで、前日夜に再度DVDを見て、イメージを膨らませ、映画を見て以来22年目で初めて現地を見ることができると期待をもって参加した。 <br /> 志賀高原のオリンピック会館に8時半に集合。総勢は62名で、時間までに全員集合、説明を聞いた後、バス2台に分乗して熊の湯に向かい、そこからリフトを乗り継いで横手山経由山頂に出る。日本一高いパン屋として有名な横手山頂ロッジのパンを昼食に受け取り、渋峠スキー場を下りて、午前10時にいよいよスタート。 <br /> 説明では、万座ルートは上りが多いので期待はずれになるかもしれませんという事で、スタートしてすぐ、30分ほどはゆるくのぼりが続くと聞いてはいたが、新雪が積もった道路はとても歩くわけに行かず、スキーをつけたままひたすら上り続けた。 <br /> やがて日本の国道最高地点に到着。(写真)ここから国道を下ることになる。ここで20分ほど休憩。このあとはやっと下りになるが、15分も下りると、今度は傾斜の強い山登りになる。 <br /> さすがに、一気に上れず、休憩をしながら上っていると、ガイドが手を差し伸べてくれて、重い板を運んでくれる。これは助かった。一気に軽くなって壁の上に出ると、数百メートル滑って平地で昼食。 <br /> 昼食はパンが配られているが、われわれは、ご飯とビーフストロガノフを持参し、発熱体で暖めてランチとしたが、水滴がすぐ凍ってしまうような気温で、強い風にあおられ、すぐさめてしまう。計算どおりとはいかなかったがこれはこれで教訓を残してくれた。 <br /> 昼食は1時間ほどの休憩をとり、新雪の傾斜にみんな次々アタックしている。15分上っても2分ほどで下りてしまうが、誰も滑っていないところだけにそれはそれで楽しいようだ。 <br /> 昼食後は、いよいよ万座スキー場に向けてスタート。ここからは下りる一方、途中で景色を撮りながら、万座スキー場がすぐに見えてくる。このあたりの景色が、わたスキのシーンに似ている。そんなペースでも15分も滑ったところで万座スキー場のトップに到着。直線で2キロというだけあって、慣れた人なら1時間もあれば到着できそうだ。 <br /> 万座を滑り降りると午後1時半。万座プリンスの温泉に入って1時間後に出発、志賀高原には5時半に戻ってきた。 <br /> わたスキのシーンを見て、下りるだけと思っていたが、現実は上り、下りが同じくらいで、あのシーンのような斜面はほとんどなく、参加者一同はわたスキは事実でないということで一致した。映画と現実は違うということで納得するほかないとは思いつつ、バックカントリーツアーはゲレンデスキーにない楽しさがあることも事実で、次回はどうするか、これから考えることにしたい。 <br />

志賀ー万座バックカントリーツアー

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2009/03/07 - 2009/03/07

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ワイン好き

ワイン好きさん

昨年の志賀高原ー草津温泉のバックカントリーツアーに続き、今年は志賀ー万座ルートでバックカントリースキーにチャレンジした。
 志賀高原スキー学校の企画で、長野電鉄主催のこのツアーは、草津が4回、万座が2回あるが、そのほとんどが1月15日の募集開始と同時に満席となってしまうほどの人気ツアーとなっている。われわれももちろん、1月15日の午後1時にパソコン前で待機し、申し込み画面が現れると同時に必要項目を打ち込み送信。めでたく参加がかなった。
 志賀高原ー万座ツアーといえば、1987年公開の「私をスキーに連れてって」の舞台となったコースで、前日夜に再度DVDを見て、イメージを膨らませ、映画を見て以来22年目で初めて現地を見ることができると期待をもって参加した。
 志賀高原のオリンピック会館に8時半に集合。総勢は62名で、時間までに全員集合、説明を聞いた後、バス2台に分乗して熊の湯に向かい、そこからリフトを乗り継いで横手山経由山頂に出る。日本一高いパン屋として有名な横手山頂ロッジのパンを昼食に受け取り、渋峠スキー場を下りて、午前10時にいよいよスタート。
 説明では、万座ルートは上りが多いので期待はずれになるかもしれませんという事で、スタートしてすぐ、30分ほどはゆるくのぼりが続くと聞いてはいたが、新雪が積もった道路はとても歩くわけに行かず、スキーをつけたままひたすら上り続けた。
 やがて日本の国道最高地点に到着。(写真)ここから国道を下ることになる。ここで20分ほど休憩。このあとはやっと下りになるが、15分も下りると、今度は傾斜の強い山登りになる。
 さすがに、一気に上れず、休憩をしながら上っていると、ガイドが手を差し伸べてくれて、重い板を運んでくれる。これは助かった。一気に軽くなって壁の上に出ると、数百メートル滑って平地で昼食。
 昼食はパンが配られているが、われわれは、ご飯とビーフストロガノフを持参し、発熱体で暖めてランチとしたが、水滴がすぐ凍ってしまうような気温で、強い風にあおられ、すぐさめてしまう。計算どおりとはいかなかったがこれはこれで教訓を残してくれた。
 昼食は1時間ほどの休憩をとり、新雪の傾斜にみんな次々アタックしている。15分上っても2分ほどで下りてしまうが、誰も滑っていないところだけにそれはそれで楽しいようだ。
 昼食後は、いよいよ万座スキー場に向けてスタート。ここからは下りる一方、途中で景色を撮りながら、万座スキー場がすぐに見えてくる。このあたりの景色が、わたスキのシーンに似ている。そんなペースでも15分も滑ったところで万座スキー場のトップに到着。直線で2キロというだけあって、慣れた人なら1時間もあれば到着できそうだ。
 万座を滑り降りると午後1時半。万座プリンスの温泉に入って1時間後に出発、志賀高原には5時半に戻ってきた。
 わたスキのシーンを見て、下りるだけと思っていたが、現実は上り、下りが同じくらいで、あのシーンのような斜面はほとんどなく、参加者一同はわたスキは事実でないということで一致した。映画と現実は違うということで納得するほかないとは思いつつ、バックカントリーツアーはゲレンデスキーにない楽しさがあることも事実で、次回はどうするか、これから考えることにしたい。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車

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  • スタート地点。渋峠

    スタート地点。渋峠

  • コースの途中の目標でもある。日本の国道最高地点の石碑

    コースの途中の目標でもある。日本の国道最高地点の石碑

  • ランチタイムに人の滑っていないところでハイクスキー

    ランチタイムに人の滑っていないところでハイクスキー

  • 万座スキー場が見えた

    万座スキー場が見えた

  • 万座スキー場の最上部へ到着

    万座スキー場の最上部へ到着

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