2009/02/21 - 2009/02/24
295位(同エリア341件中)
ソピアーさん
今日から2日間の自由行動がはじまります。
今回は午前中にゲントによって「神秘の子羊」をみてから、ブリュージュへ移動という旅程です。
最初、ゲントへ行く予定ではなかったけど、4トラの旅行記を読むと大変評判が良かったことと、ベルギーの7大秘宝の「神秘の子羊」を見るべきだ、ということになりました。
ゲントは評判通り大変美しい街でした。
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■AM08:00 ホテルを出発。
今日から本格的な自由行動の始まりです。今回の旅行で最大の目玉。
今まで半日程度の自由行動は体験していたけど、丸々一日でしかも列車で違う街まで観光する!のは初めての体験です。
ドキドキしながら、まずはホテル近くのメトロの駅まで。
本当にドキドキしていたので、駅の写真とか、列車の写真とか、切符の販売機の写真とか・・・・まったくありません。(ちょっとショック) -
■AM08:00 ホテルを出発。
写真が無いのでホテルでもらったメトロの地図をアップ。今回の旅行で一番役に立ったマップです。
ブリュッセルの地下鉄は、日本ほど複雑ではないけど、突然予告も無く工事が始まったり、料金が変更になっているそうです。
今回はたまたま、メトロが工事中だったので途中で乗換えが必要でした。列車を乗り換える度に現地の人に地図を見せて、場所などを確認していました。 -
■AM10:00 ゲントの街並み
かなりテンパっていたので、中央駅の写真とか、列車の写真とか無しです。(またまたショック)
ゲントは4トラの評判通り、観光客(特に日本人)が少なくて、中世の街並みそのままの素敵な街でした。
まずは聖バーブ教会へと向って、ベルギー7大秘宝の真意の子羊を鑑賞することに。
当初の予定では「神秘の子羊」だけを鑑賞して、次の目的地ブリュージュへと移動する予定でした。 -
■AM10:00 ゲントの街並み
ところが、この聖バーブ大聖堂の広いこと。
回廊が目茶苦茶広い。。。。
広さに圧倒されながら、ゆっくりゆっくり廊下のモザイクなどを見ていると時間があっという間に過ぎていくのでした。
しかも、今回は絵画を中心に見て廻ることにしていたので、音楽鑑賞は半分あきらめていました。
ところが、この聖バーブ大聖堂でハープの生演奏が行われていました。
大聖堂で聞くハープの音の清らかなこと。
コンサートホールで聞く音楽とは違った響き。
天国で流れる風の音ってこんな感じなのかなぁ。と思う瞬間でした。
予想外のハプニングに出会ってしまい、予定より長い時間この大聖堂で時間を過ごしてしまいました。 -
■神秘の子羊の感想■
聖堂を一周ほどして、やっと目的地の「神秘の子羊」の展示場所に着きました。
ベルギーの7大秘宝というだけあって、祭壇画はガラスのケースで守られていました。
まず目に飛び込んできたのは、[神秘の子羊の礼拝]と呼ばれている中央下のパネルです。
「めっちゃ頭の良さそうな子羊」がじーっと正面を見ていて、「僕に解けない問題はありません」と言っているようで・・・・
子羊はキリストの象徴とのこと、だいたいひ弱そうだったり、可愛く書かれていたり。そんな印象しかなかったけど、こんなに凛々しい子羊を見たこと今まで無いです。
イヴのお腹には子供が宿っているように見えるし、天使が演奏している楽器はパイプオルガン?不思議な楽器です。
描かれている植物は、植物学者が見れば全て名前を応えられるほどリアルに描かれているそうです。
ゲントに立ち寄ったら「神秘の子羊」を鑑賞することオススメです。 -
■鐘楼
幸せな気分で聖バーブ大聖堂の外に出ると、カリオンの鐘の音が聞こえてきました。
ヨーロッパの街を散歩しているんだぁ〜。と思うひと時です。
カリオンの音色は、普通の教会の鐘の音色とは違って、複数の鐘が音色を奏でるんですね。
どこかで聞いたことがあるメロディですが、タイトルが思い出せない・・・・もしかしたら、この音色が原型でこの音色を聞いた音楽家が色々作曲したのかも。などと勝手に想像しながら、しばらくカリオンを聴いていました。
ゲントの鐘楼の中は博物館があるそうですが、私達はブルージュで鐘楼に登る予定だったので、見学をしていません。
時間もあまり無いので、次なる目的地「ミカエル橋」へと移動することにしました。 -
■ミカエル橋
ミカエル橋はゲントの街を一望できる最高のビューポイントです。
聖バーブ大聖堂から歩いて五分ほど。
橋中央から運河を眺めると、前方にフランドル伯の居城が見えます。
今回は時間の関係で、フランドル伯居城まで行けないため、遠くから眺めるだけとなりました。
運河の岸沿いにはたくさんの家々が並び、運河の街ベルギーを歩いていると実感する風景でした。 -
■ゲントの街を振り返ると
ゲントの街は石畳の道路、レンガの家、大きな教会と鐘の音。何もかもが中世へ連れて行ってくれる街でした。
時間もゆったりと流れていて、そんな街を駆け足で観光する自分達が異端に思えるほどです。
観光地というほど観光化されていないのも良いのかもしれません。
だからといって不親切でも不便でもなく、トラムの運転手さんは親切に切符の買い方を教えてくれたり、地元の乗客は降りる駅を知らせてくれたり、とても観光客に優しい街でした。
今回私達は午前中の半日観光でしたが、見所は十分観ることが出来ました。
ただし、駆け足観光なのでもう少し時間があればと思うところもあります。
腹八分目がちょうど良い。そんな感じでしょうか。
さて、後ろ髪を引かれながら次の目的地ブルージュへと移動することにします。
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