2009/01/23 - 2009/01/24
166位(同エリア6773件中)
バートンさん
今回のローマはネロ皇帝の遺跡、
ドムスアウレリアへ行くのが目的でした。
数年前にローマを襲った洪水で被害を被り
修復の為しばらく閉鎖していたこの遺跡。
再開したと聞いていたのですが、
どうも一時的に公開されていたらしく
それを知ったのが旅行直前。
ガーン、どーする?
なので以前来た時に出来なかった
ローマ4大聖堂巡りをすることにしました。
http://4travel.jp/traveler/barton_1/album/10069912/
この旅行記は教会尽くしです。
興味のない方ごめんさない。
今回訪れた聖堂と教会(◎が付いてます)とローマ7大聖堂。
ローマ4大聖堂
◎サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ聖堂
◎サン・ピエトロ・イン・ヴァティカーノ聖堂
◎サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂
◎サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂
ローマ7大聖堂(上記4聖堂と合わせて)
◎サン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂
サン・セバスティアーノ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂
サンタ・クローチェ・イン・ジェルザレンメ聖堂
◎スカラ・サンタ教会
◎サンタ・プラッセーデ教会
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-
一つ目の教会
サン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂へ。
地下鉄B線に乗りPoliclnico駅で下車。
レッジーナ・エレーナ通り右手にある
ローマ大学の広い敷地に沿って約1キロほど歩く。
反対側には多くの病院があり、行きも帰りも
学生らしき若い人だけでなく年齢も様々な人々の
往来の激しい道だった。 -
レッジーナ・エレーナ通りと
トゥブリティーナ通りが交わる場所に
サン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂がある。
教会脇には数件のお花屋さん。
街中では頻繁に見かけるお花屋さんじゃないけれど
お墓参りの人たちの為に大抵ある。
青いバラが綺麗ねぇ。 -
教会前の広場には高くそびえるオベリスク。
晴天の空によく映える。 -
サン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂は
ローマ7大聖堂の一つに数えられる巡礼の地。
聖ロレンツォが葬られた場所跡に建てられた教会です。 -
330年コンスタンティヌス帝によって建立。
その後6世紀に再建された聖堂です。 -
正面にある柱廊には三方の壁一面にフレスコ画が。
う〜ん、まるでアッシジのフランチェスコ聖堂みたいだ。 -
この聖堂は元々二つの教会だったものを
一つにした教会。
なので、繋ぎ合目があったり
漆喰を使った壁が突然レンガになったりと
教会内を見まわしただけで
どこから別の教会であったかが良く分かります。 -
中央祭壇部分にある地下墓所が
後から造られたため
ここからだと両側の柱が中途半端な長さで見えます。
全体的にちぐはぐな印象かなぁ。 -
ここが地下墓所でサン・ロレンツォ・キエーザ。
鉄柵の奥にも広い空間があり
何基かのお墓が。。。
ここにサン・ロレンツォが眠っているのかな? -
聖堂の真ん中あたりの床にも
お墓があったりする。
いつも思うのだけど
誰もが歩く場所にお墓というのはどうも。。。
うっかり上を歩いてしまうと
罰当りなことをしているようで
あまり気持ちの良いものではない。アーメン。 -
聖ロレンツォは焼き網の上で
火焙りの刑に処された殉教者。
そして、8月10日は聖ロレンツォの日。
火焙りの時に起きた火花を星が覚え
その日の流れ星は聖ロレンツォの火と
言われるようになった。
流れ星は聖人の涙。
涙は空に漂い、彼の死んだ日に落ちてきては
人々は願い事を叶うことを祈って
聖ロレンツォを思う。
イタリアにはとてもロマンチックな
伝説があるんですね。 -
同じ路線、B線に乗りS.Paolo(サン・パオロ)駅で下車。
ローマ4大聖堂の
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂へ行く。
駅名が教会と同じなので分かりやすいわ。
しかも、駅を降りて目の前の大きな交差点に立つと
右手にあるからこれも分かりやすくてグッド、グッド。 -
教会の北側には大きなシュスター公園があって、
ちょっと小休止するのにも良い。
犬を連れてお散歩する人や
ベンチでお話している人もいて
とても長閑な雰囲気なのだ。 -
公園の前から教会に入ったけど、
実はここは正面ではなかった。
どおりで後陣の主祭壇が見えないわけだ、
せっかくだから正面から入りたかったなぁ。
天井の装飾が見事! -
この聖堂は、コンスタンティヌス帝によって
聖パウロのお墓の上に建てられた聖堂。
サン・ロレンツォ・フォーリ・レ・ムーラ聖堂と
同じ皇帝ですね。
「サン・パウロ・フォーリ・レ・ムーラ」は、
城壁外のサン・パウロ大聖堂という意味。
聖パウロに捧げられた教会や聖堂はたくさんあるけど、
「城壁外の・・・」と言えば、
この大聖堂を意味しています。 -
内部は80本の柱で5つに区切られています。
ここは身廊、光と影の織成す世界。
この聖堂は1823年に焼失したので再建された建物。
後陣のモザイクは焼け残り、
当時の面影を残しています。
この聖堂を立て直すには
どのくらいの労力と時間が
かかったんでしょうね。 -
この聖堂に祀られているパオロ像。
反対側にはペトロ像があり、
主祭壇を守るように二つの像が立っています。
聖パオロは皇帝ネロによって絞首刑にされた殉教者。
元々、ユダヤ人でありキリスト教徒を
迫害する側に立っていた。
ある時、復活したキリストに「何故私を迫害するのか」
と呼びかけられ目が見えなくなる。
アナニアというキリスト教徒がお告げによって
パオロの為に祈ると彼の目から鱗のようなものが落ち、
目が見えるようになった。
これが「目から鱗が落ちる」の
語源になったと言われています。
その後、改心したパオロは熱心に布教活動を行い
特に異邦人伝道したことが重要で、
キリストの直弟子ではないにかかわらず
ペトロと並び大きく影響を与えた聖人。 -
壁沿いには歴代の法王の肖像画が。
ライトアップされているのはヨハネ・パウロ2世。 -
こちらがサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂
の正面です。
聖堂内も豪華なフレスコがだったけど
屋根部分にも金のフレスコ画があり見事!
しかし、このお庭、棕櫚の木が植わっていると
まるで南国のようだわ。 -
これもパウロ像。
斬首されたので
剣はパウロのシンボルだそうです。 -
聖堂を出たとたん、シニョ〜ラと哀れな声で
お恵みをせがんできたこの女性。
杖を付きながら足を引きずって近寄ってきたけど
無視をしていたら諦め、
杖を手にして元気よく歩いて去っていきました(笑)
それって商売なのねー。
面白いから次の行動を見ていたら、
聖堂を訪れた老齢の男性に近づきシニョ〜レ、と。
あー、それは演技!と言う間もなく
コインをあげていました。
ああ、なんてお優しいのでしょう!
聖堂や教会前には物乞いが沢山いるけど
どこまでが本物か分かったもんじゃないですね。 -
地下鉄を乗り換え、
A線のS・ジョバンニ(S・Giovanni)駅を下車。
あー、ここも目指す
サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂と
同じ駅名だわね。
駅を出ると城壁がお出迎え。
この反対側はカフェやCOINなどショップも多くある
賑やかな界隈なので、帰りにちょっと
うろつくのも楽しいかも。
城壁を潜って左を向けば、もうそこは
サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂。 -
なんだけど、聖堂に隣接するように
いくつかの小さな教会が建ち並び
こちらはシエスタをしっかりとるので
先に見に行く。
写真はスカラ・サンタ教会という
聖なる階段がある教会。
写真には写っていないけど
鉄柵の下に階段があり
私はずっとこれが聖なる階段かと思っていた。
鉄柵があって階段に登れないようになってるしね^^ -
教会に入ると並行して3つの階段がある。
これが中央にある聖なる階段。
言い伝えによるとキリストが裁判の日に登った階段を
エルサレムから持ってきた聖遺物らしい。
写真は信者が神父様と一緒に祈りながら
ひざまずいて階段を一歩一歩登って行く姿。 -
階段の上には法王専用のサン・ロレンツォ礼拝堂があり、
中に入れないようになっていたけど
ガラス越しに見れます。
信者ではない私は入口から見て右側の階段から昇り
反対側から降りて行きました。
聖なる階段ではないけれど、
両脇の階段を昇り降りして少し疑似体験(歩きだけど)
調べていたらここで挙式ができるそうですね。
海外ウェディングのHPでここを紹介していました。 -
ここが目的の
サン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂です。
(ラテラノ大聖堂とも言われる)
この聖堂も4大聖堂の一つで、
教皇座がヴァティカンに移るまで
代々の教皇の住居が構えられていた
ローマで最も格式の高い教会です。
コンタンティヌス帝が時の法王に
この場所に教会を建てることから始まり、
数度の修復・改築を経て今に至ります。
ファザードは18世紀改築の物。 -
17世紀の大々的な修復工事を請け負ったのは
イタリアのバロックを代表する建築家
フランチェスコ・ボッロミーニ。
依頼をした法王は、
出来る限り古い教会を残すことを望んだので、
時代も様式もバラバラであるにもかかわらず
新しい建築の中に組み入れ、
その上老朽化した本体を
補強しなければならなかったので大変苦労したとか。 -
14世紀に作られたという法王専用の祭壇の上部には、
聖遺物である聖ペトロと聖パウロの頭蓋骨の一部が
納められています。 -
祭壇の後ろにあるのは13世紀のモザイク。
この場所に立っていても光り輝いていて、
眩しいくらい。 -
マンホールを探して街を歩いていたら
聖堂の中ででも気になっちゃって^^
で、この下には何があるのだろう。
こんなに細かい装飾のマンホールが街中にあったら
マンホール探しがより楽しくなっちゃいます。 -
お約束の蝋燭。
でも、電球なのよねぇ。
なんだか味気ないわ。。。 -
両脇の側廊には全部で7つの礼拝堂が。
それら全ては16世紀から19世紀にかけて、
当時の一流建築家達の手によります。 -
そして身廊の両脇に12使徒の像を配置し、
それぞれの使徒たちの聖書のエピソードを
像の上にレリーフで表しています。 -
正面右には聖年年のみに開かれるポルタ・サンタ(聖なる扉)が。聖堂の中に居る時、壁に十字が描かれた不思議な壁があったので気になっていたら、それが扉なる扉でした。聖年が訪れるまで塞いでしまうんですね。
写真は中央ある「クーリアの青銅の扉」。
フォロ・ロマーノのクーリア(元老院のあった建物)
から移された物。
この男性を見た時、
一心に祈っているのかと思ったら
魚拓ならぬ扉拓してました。 -
聖堂の右脇の道をいくとラテラーノ洗礼堂がある。
写真中央に見えるのは
エジプトから運ばれてきたオベリスク。 -
8角形の洗礼堂は4世紀に建てられ、
17世紀に改修が行われたそうです。
残念ながらシエスタの時間だったため入場ならず。
写真を見た限りでは、
改修で大部分が新しくなってしまたものの
オリジナルの礼拝堂やモザイクが
一部残っているらしいです。 -
地下鉄A線でオッタビアーノ下車、
ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂へ行く。
駅からちょっと距離がある上に、
地下鉄駅はオッタビアーノ通りと
ジュリオ・チェーザレ通りの交差点にあるので
目指すオッタビアーノ通りに出ても右か左か迷う。
とりあえず右に向かうか、と歩いていたら
ヴァチカンが見えてきたのでほっとした。
いつ見てもこの列柱は迫力あるね。 -
この広場も広いねぇ。
ミサでもあるのか広場には沢山の椅子が並ぶ。 -
1月中旬だというのに
どこの教会、聖堂でもお目にかかった
クリスマス用の飾り、プレゼピオ(馬小屋)。
サン・ピエトロでは聖堂内にあるだけじゃなく
広場にもありました。
この人形は人物大だし小屋だって住めそうな大きさ。
広場も大きければ飾りもビッグサイズだわね。 -
広場にある2つの噴水は
マデルノ(右側/写真)とフォンターナ(左側)作。 -
これはサン・ピエトロ聖堂の「聖なる扉」。
やはり内側は塞がれ、
金の十字架が掲げられていました。
次回開けられるのはいつなんでしょうね。 -
入口を入ると直ぐ右手にあるのは
ミケランジェロの「ピエタ」。
この像だけガラスで仕切られ
厳重にガードされています。
と言うのも、心無い人の破壊行為が何度か起きたため
この様な保護処置をせざるおえなかった。
初めてローマに来た時は直に見れたんですけどねぇ。 -
サン・ピエトロ大聖堂は、ネロ皇帝によって
逆さ十字にかけられた聖ペテロの殉教死した場所。
キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝の命により
この地に聖堂が建てられたのが始まりです。
時代とともに古くなった建物は1506年に再建に着手。
建築家の死亡、計画の変更などにより
工事はなかなか進まず、
1626年にようやく今の姿が完成する。
巨額な資金を費やしたこの工事は借金を重ね、
最終的には宗教改革を招いてしまったとか。。。 -
これはインノケンティウス12世の墓。
17世紀後半から18世紀初頭まで教皇の座についていた。
ヴァチカン内部だけでなく貧者に対しても
大きな仕事をした偉人だそうです。
写真右の天秤を持った女神は、
「善と悪」の審判の意味。 -
これは右足に触ると幸運になれると
言われている聖ペテロ像。
私も御利益に預かりたくなでなで、を。
沢山の人に撫でられているため、
つま先は擦り減っていました。 -
巨大なクーポラの下にあるのは
ベルニーニ作のブロンズの天蓋。
29メートルもの高さだけど意外と小さく感じるのは
この聖堂がいかに大きいかと言うことですね。
そして祭壇の下にあるのは聖ペテロの墓があり
最も神聖な場所と言われています。 -
また下を見てしまいました(笑)
このマンホールのような蓋は下が透けて見え、
祭壇下にある墓地が見えるようになっていました。 -
後陣左側にあるこの彫刻はベルニーニ作のアレクサンドル7世のお墓。
ペトロはキリストの12人いる最初の弟子。
キリストから
「わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
あなたが地上でつなくことは、天上でもつながれる。
あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる」
とお告げを受け、キリスト教発展に貢献を尽くした為
初代教皇とされています。 -
67年、ネロ皇帝にキリスト教迫害が始まり
一旦はローマ脱出を試みるが、
途中で十字架を背負ったキリストに出会い
「主よ、どこへ行かれるのですか」とペトロが尋ねる。
(このセリフはキリスト教世界では有名らしい)
イエスは「わたしは、ふたたび十字架につけられるためにローマに行くところだ」と答えられた。
自分の使命を悟ったペトロはローマに戻り
十字架に逆さまに吊られて殉教。
その為、聖ペトロ十字は交差する2本の鍵(天国の鍵)
とともに用いられることが多い。
また「謙虚」としての象徴でもある。
教会やキリスト教について調べていると
今まで目にしていた物の意味が分かって面白いです。
不謹慎な言い方だけど、
聖書は一種の物語と捉えていました。
実際にその遺跡が発見されたり残っていたりする
(ペトロのお墓は証明済)のを知ると
歴史のロマンを感じずにはいられません。 -
聖堂を出ると傍らにはスイス傭兵。
何故スイス人かと言うと、
古くからスイス人は忠誠心が高いと評判だった為
16世紀初頭のユリウス2世が私的に雇い入れたのが始まり。
後に起きるローマ略奪の際、
時の法王を命懸で助けたことにより
スイス人を法王の警護につけることが伝統になった。
コスチュームはミケランジェロによるものと
言う説が一番多い。
めっちゃカラフルー。トランプの絵みたいだわ。 -
最終日には、ホテル周辺にある教会へ行く。
まずはサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂へ。
ここは4大聖堂の一つです。
毎日この聖堂の前を通っていたけれど
やっと訪れることができたのだ。 -
ホテルのチェック・アウト時間までに
戻らなきゃならいので朝7:30に出発。
歩いて数分の場所なので、
夜明けの遅いローマはまだ日が昇り始めたばかり。
入口前の柱廊は清々しい光に満ちていた。
写真は、南仏のアビィニョンへ
教皇庁が遷されるきっかけを作った
フランス国王であるフィリップ4世の像 -
聖堂内も人はまばらで神父さんか信者の方ばかり。
ゆっくり見れそうだわ。 -
私は建物に入ると何故か左から見るクセがあるようで、
この聖堂でもいつも通り左身廊からみてまわりました。
朝のミサの準備をしている神父様。
入口に一番近い礼拝堂にて。 -
豪華な造りのパオリーナ礼拝堂。
ミサが始まりそうだったので
中に入ることを躊躇していたら
神父様がプレーゴ(どうぞの意味)と
声をかけて下さいました。
ご好意に感謝します。
床から天井まで、色彩々の大理石を使った
モザイク埋め尽くされため息の連続。。。 -
この礼拝堂は教皇パウルス5世によって造られ、
ボルゲーゼ家出身だった為、ボルゲーゼ家ゆかりの方
が眠っているとのこと。
写真はパウルス5世のお墓。 -
パオリーナ礼拝堂にいたら
どこからともなく賛美歌の美しい音色が。。。
声の方に行ってみたら主祭壇下で
ミサが始まっていたのです。
聖堂に響き渡る澄んだ歌声。
オルガンも使わず
神父様達だけによって歌われる讃美歌は、
どこまでも清く美しく、
感動せずにいられない瞬間でした。
朝早くに訪れて良かった。 -
この聖堂は、358年8月、真夏であるにもかかわらず、
時の法王リベリウスが聖母マリアから
「雪が降ったところに教会を建てろと」
とのお告げを聞き小さな教会を建てたという
言い伝えによります。
その後、聖母マリアが神の母と認められ
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂として
建立されたとのこと。 -
この伝承は現在まで受け継がれ、
8月5日のミサでは白い花びらを雪にみたてて、
まかれるそうです。 -
右側手前の礼拝堂天井には
輝くマリアの戴冠のフレスコ画。
これは13世紀に造られたもの。 -
「サンタ・マリア・マッジョーレ」には
二つの意味があるそうです。
一つは母なる教会ということ、
二つ目は古くから尊重されてきた
聖母マリアへの尊敬を表す聖堂いうこと。
世界中に数多く聖母マリアにささげられた
聖堂・教会がありますが、
その中でも最大で最も重要なものが
この聖堂だそうです。
カトリック教会において
重要な聖堂が集まるローマは
やっぱり凄いと改めて感心です。 -
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を後にし、
歩いて数分の距離のサンタ・プラッセーデ教会へ行く。
この教会を最後に、
今回のローマ滞在を締めくくるのだ。
教会の入り口を入ると真っ先に目にするイエス像。
今回訪れた聖堂・教会とは趣が全くことなり
かなりこじんまりとした印象。 -
横には聖母マリアとイエス像。
-
正面にあるのは恐らくお墓と思われる
古い大理石製の男性が横たわる像と長方形の箱。
今回は集中的に聖堂・教会を見てきましたが、
この教会はローマで1・2を争うほどのモザイク画が
あるということで一番楽しみにしていました。
どんなに素晴らしいモザイク画が見れるでしょうか。
う〜ん、楽しみだ!
それでは中に入りまーす。 -
入ってすぐにある主祭壇。
周りとその後ろにあるモザイクは9世紀の物。
天蓋上のアーチには神の象徴である子羊が中央に、
小アジアの7つの教会を象徴する7本の燭台、
4人の天使、その下には左右12人ずつの長老達が花束の王冠をキリストに献上する姿が。
後陣のモザイクは天上の世界を表し、
キリストの頭上には神の象徴である手があります。
切れてしまっているけれど、手前のアーチには
「勝利の門」のモザイク。
金色の壁で囲まれ、天使に守られた
聖なる都市エルサレムを表しています。 -
この教会は1世紀に聖ペトロを匿った元老院議員の娘
プラッセーデの為に教皇パリスカス1世が
9世紀に建てた教会です。
殉死したプラッセーデは死体を井戸に葬られ
そのまわりを中心に建てられたと言われています。
姉妹のプデンツァーナと共に殉死したとされていますが
あくまでも伝説にすぎず、
実在しなかったと言われています。
(プデンツァーナの為のサンタ・プデンツァーナ教会も
別にある)
でも、主祭壇下には古いお墓が何基かあり
姉妹のお墓とされていますが。。。 -
この教会の一番の見所、
身廊右側の小さなサン・ゼノーネ礼拝堂です。
ここは教皇パリスカス1世が、
母のテオドラの墓として建てたもの。
4畳半くらいの狭い礼拝堂は
壁から天井から、金色のモザイクが描かれ
光輝いています。
もうこの煌びやかさは美しいの一言! -
天井にあるのは「天国の園」と言われるモザイク。
真ん中にキリスト、4隅に天使を配したモザイクは
シンプルだけど息を呑む美しさ!
-
そしてこの礼拝堂には、
1222年にエルサレムから持ち帰られた、
イエスが鞭打ちの刑にあったときに使われたと
言われている大理石の柱の一部が納めらています。
初めて聖遺物を目にしました。
普通なら特別な時にしか見れないので感激です。 -
サン・ゼノーネ礼拝堂は普段は暗いので
入口にある小さな箱に0.5ユーロを入れると
明かりが灯りみれるようになっています。
煌びやかなビザンチン・モザイクを見たい方には
是非お薦めします。
写真は側廊にいくつかある礼拝堂の一つ。 -
サンタ・プラッセーデ教会の
本来の入り口付近から後陣を見たところ。
写真の床にある丸いモザイクの右には
この教会の由来ともなった井戸跡がりますが、
写真に収めるのを忘れてしまいました。
肝心な物なのに!
教会外観は目にも止まらない程
特徴的なものではなかったけれど、
中のモザイクはとても素晴らしかったです。
この教会について改修があったなど
詳しいことは分からなかったけど、
ビザンチン時代の雰囲気がよく残っていて
個人的には一番のお気に入り。
最後に美しい教会を訪れて
ローマ教会巡りを締めくくるのでした。
今回は1日半の短い時間だったので
朝早くから精力的に周り、
それでも行けたのは全部で7つ。
これでもローマにある聖堂・教会のほんの一部。
どれくらいこの街にあるか分からないけど、
全部見るにはどのくらいかかるのでしょうか。
古代遺跡を利用した教会あり、宗派の違う教会あり、
カラヴァッジョの絵で有名な教会あり。
是非、第二回教会巡りをしたいものです。
あ、ドムスアウレリアもだー。
それでは皆様、最後までお付き合いくださいまして
有難うございました。
完
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この旅行記へのコメント (28)
-
- Brothers18さん 2009/07/27 22:57:28
- 勉強中です
- 初めまして。
来月ローマに行く予定で、バートンさんの旅行記を何度も読み返して勉強中です。
ガイドブック読むよりも面白いです。
実物を見るのが楽しみで〜す!
- バートンさん からの返信 2009/07/27 23:52:12
- ありがとうございます
- Brothers18さん、はじめまして。
おぉぉ、ローマへ行かれるんですね。
それは羨ましいです!
教会へ行かれるんですか?
ここにアップしてある教会はローマのほんの一部にしか過ぎないですが、
面白いところではローマ時代の建築物をそのままつかった教会や
骸骨寺なんておどろおどろしいものまでありますからねぇ。
とても個性豊かだから沢山見てきてくださいね。
どうぞ楽しんできてくださーい♪
ばーとん
-
- パピーさん 2009/05/01 00:35:48
- 教会も行ってみたくなります
- バートンさん
教会巡りの写真もなんて素敵なんでしょう。
投票だけで帰ろうと思いましたが、書き込みせずにはいられない感じです。
私などは、ヨーロッパの教会に行くと、その大きさに圧倒されるだけでしたが、バートンさんの旅行記を拝見すると、今度行ったら少しは違う見方ができるかなとそんな気持ちになります。
パピー
- バートンさん からの返信 2009/05/01 22:34:50
- ローマの教会、お薦めです♪
- パピーさん、こんにちは。
ローマの教会って意外と穴場だし、
一般の観光客よりクリスチャンの方が多いんですよ。
見どころが沢山あるから教会まで行く時間がないのでしょうね。
4大聖堂を見たら別の教会も見たくなりますよ。
小さな教会でさえ煌びやかだし、無数にあるんです。
こんなに綺麗だからぜひ、皆さんに見てもらいたいなぁ。
ローマって奥深いなぁ、とつくづく思います。
ばーとん
-
- ralphinさん 2009/04/16 21:55:36
- 改めてローマへ
- バートンさん、お久しぶりです。
ローマへはリビアの帰りだったんですね。
かなり隈なくまわられたんですね〜。
私もローマはツアーだったので、スポット的にしか周れてません。
バートンさんのように路地裏散策したり、スーパーマーケット巡りしたかったなぁ〜。
これを観たら、もう一度、ローマ行き直そう!
って思いましたよ。
やっぱりフリーで行かなきゃ駄目ですね。
中が青い聖堂が凄く素敵でした。
ralphin
- バートンさん からの返信 2009/04/16 22:40:23
- 是非、行ってみて!やっぱりローマは面白いのだ。
- ralphinさん、こんにちは。
アリタリアを使ったのでリビアと抱き合わせでローマへ行っちゃいました。
トランジットのあるフライトって一粒で二度美味しいですわぁ。
ツアーだと押さえておきたい観光スポットが
効率的に見れるのが利点だけど
自由時間が充分ないと細かいところまで行くのって難しいですよね。
それに、ローマは見るところやお店があり過ぎて
ツアーだけじゃ回りきれないのだ。
滞在が短かったので行きたかった場所へ全部行けなかったので
私もまた行っちゃいそうな予感です(^^ゞ
閉鎖中の遺跡にも行かなきゃだわ。
あ〜、いったいいつになったら見れるようになるのかしら。
> 中が青い聖堂が凄く素敵でした。
バチカンですね。
もう溜息ものでしたよ。
ローマの教会ってやっぱり凄いです。
ばーとん
-
- Noririnさん 2009/03/30 19:31:22
- ここはリピしちゃうわ
- バートンさん こんばんは。
教会好きな私としては大好物だらけの旅行記に目がランランとしてます。
来月NYへ行ったら大聖堂のハシゴをしようと思っているのですが
ローマを見てしまったら、意気消沈してしまうわ。
お墓の1つ1つにストーリーがあって、建物自体も重厚感があるし
ここは何日もかけて、ゆっくり見てまわりたい。
嗚呼・・・次はローマにしよっかな。
Noririn
- バートンさん からの返信 2009/03/30 21:45:11
- 建築好きには堪らないです♪
- Noririnさん、こんにちは♪
NYにも聖堂に教会が沢山ありそうですね。
私はアメリカに行ったことがないのですが、
歴史の古いものから現代的な物など個性豊かな聖堂や教会がありそう!
ゴスペルも聞けるんですよね。
本場の教会で聞いたら感動するだろうなぁ。
ローマの教会はどこも謂れのある場所に建っているようで、
知れば知るほどロマンをかきたてられます。
聖書ってほんと興味深いわ。
それにこのお金のかけようは、半端じゃないですわ。
宗教に対する思いの現れなんでしょうね。
> 嗚呼・・・次はローマにしよっかな。
ローマいいですよぉ。私みたいにフライングしましょ(^^ゞ
ばーとん
-
- momotaさん 2009/03/25 01:36:48
- 巡礼者かっ!!
- ってツッコミいれたくなるほど教会ずくしだねぇ。
ローマに行って私は何を見たんだろうか?
全然知ってる所がないぞ。
さすが、4大聖堂というだけあって素晴らしいね。
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂の天井なんてすごいなぁ。
外観がフレスコ画なのも新鮮な感じ。
それにしてもよく調べたねぇ。
こうゆうのは旅行に行く前に調べる派?
私は帰ってから旅行記の為に色々調べて後からそうだったのかぁと
この事が先に解っていればもっと違う見方ができたのになと思うんだけど
それが全く次に生かされないんだよね(-_-)
キリストにまつわる歴史って確かにどこまで本当なのかと物語の
世界のように感じるけど実際にそのお墓とか遺物を目にすると考え
変わるよね。私もマリア様の服を見た時、興味津津でみちゃった。
このむち打ち刑につかわれた大理石はどうしてみられたの?
普段は見れないものにおめにかかれてラッキーだったね。
このモザイクの礼拝堂も味があっていいなぁ。
ローマの教会は有名どころじゃなくてもすごいのばかりだね。
- バートンさん からの返信 2009/03/25 20:52:50
- 昨日の試合結果は・・・知ってるよね(笑)
- momoちゃん、こんにちは♪
今度ローマへ行く時はネロ皇帝の遺跡、
ドムスアウレリアへ行くって決めてたのに閉鎖中でさぁ、
それを知った時は頭の中が真っ白になっちゃったわよ。
そこで、昔果たせなかった教会へ行くことにしたってわけ。
ガイド見てたら7大聖堂の記載があったから行っちゃえ、って思ったけど
あちこち散らばっているから全部は無理だったなぁ。
残りはまたのお楽しみかな。←こうやって再訪の口実を作る(^^ゞ
どの教会も素晴らしかったよ。
行くたびにため息の連続で圧倒されてしまいました。
やっぱりヴァチカンのおひざ元だけあるわ。
聖遺物は普段見れない事が多くって、
最後の教会であれを見た時は???だったの。
ガラスの中に大事そうに置かれていたけど、普通に見れたのよ。
後で調べたら聖遺物だったからビックリ。
知っていたらもっと舐めるように見ていただろうな(笑)
聖書って不思議なお話が多いけど、実証されたり目の前で見たりすると
本当に起きたことなんだろうなー、って思っちゃうよね。
う〜ん、ロマンを感じるわ。
>ローマの教会は有名どころじゃなくてもすごいのばかりだね。
ガイドに書いてないような場所、教会でもとても素晴らしくって、
ローマにある名も無い教会一つが
どこかの小さな町にあったら目玉になってしまうくらい。
それだけ有名な観光地が多いから埋もれちゃっているんだろうね。
だからか、ローマのガイドブックを買う度に情報が増えているのよ。
へ〜、こんな所があるんだっていつも驚いてるの。
今回の教会も全部、地球の歩き方で見つけたんだよ。
ローマの観光地と教会を制覇してみたいけど、一生かかりそう。。。
ばーとん
- momotaさん からの返信 2009/03/25 23:37:11
- TVつけたら終わってた
勝ったねー!♪久しぶりに日本の明るい話題だね。
休憩時間にTVつけたらちょうど終わっててイチローの活躍見逃したの。
こうゆうのってリアルで見ないとなんかくやしいよね。
いっそ、イタリアのイケメンみつけてローマに住んじゃえばいいのさ。
私もイタリアはまだまだみたいところいっぱいある。
その中でもチンクエテッレにいってみたいんだ。
私は一つの建造物よりいくつかの集合体が自然と一体になって織りなす
景観が好きなんだよね〜。
空気感って言うのかなぁ上手く言えないけどさ。
ドムスアウレリア?調べてみるね。
- バートンさん からの返信 2009/03/26 20:44:52
- 昨日返事書けなかったよ。拒否られた(泣)
- なんか暗い話題ばっかで、少しは元気が出るね。
私は、見ていると負けることが多いので見ないようにしていたんだ。
見れるのに我慢してて、辛かったよ。
今度はアイス・スケートがあるでしょ。
楽しみにしているんだけど見たら真央ちゃんが失敗しそうで怖いよ。
>イタリアのイケメンみつけてローマに住んじゃえばいいのさ。
それは良いアイデアだわ♪
ジローラモさんみたなイケおやじでいいから探すかなぁ(笑)
チンクエテッレって良いらしいね。
私はあっちの方へ行ったことがないけどイタリアは南も北もいいよね。
集合体と言えば、ギリシャの島なんかもそうだよね。
海から見る、崖に張り付くような家並みが絵になってとっても綺麗なのだ。
くねくねと先の見えない道と光と影、く〜いいよね。
ドムスアウレリアは大したことないみたいなんだけど(多分)
予約しないと入れないって言う特別感がいいのだ(^^ゞ
でも修復中の上に発掘中で、
これから新たな発見があるかもしれないので
少し時間が経った方がいいのかも。
そう考えたら今回行けなかったのはある意味ラッキー?
ばーとん
-
- がんもさん 2009/03/23 22:57:11
- 荘厳なり・・・
- バートンさん、こんばんは♪
教会巡りの巻も楽しませていただきました。
いや〜すごい!ローマの教会。
この雰囲気の中に居たバートンさんを
想像するだけでもぶるぶるしちゃうほど鳥肌モノ!!!
わたしはクリスチャンでもないのですが、
パリやフランクフルトを旅行した時は
片っ端から教会に入ってみました。
なんだか分からないのですが
そこに座っているだけで
涙がこぼれてやまなかったのです・・・
日本で寺めぐりしてもそんな気持ちにならないのに
まったく不思議・・・
そういえば第二の故郷にあるセントポール大聖堂には
未だ足を踏み入れていません。
なぜだろう・・・何度も前まで行くのに入っていない。
そろそろ呼ばれているような気がするので
次の渡英の時の課題にしようと思います。
がんもより
- バートンさん からの返信 2009/03/24 19:33:20
- 私もどの街でも教会へ行ってしまいます
- がんもちゃーん、こんにちは!!!
ローマの教会って煌びやかで凄いでしょ。
やっぱヴァチカンのおひざ元だけあり
歴史があってお金かかってそうな教会ばっかりなんだよね。
まあ、それだけじゃないけれど教会の中って空気が違うじゃない。
ただでさえ心が洗われる気がするのに
こんな美しい教会で祈れるなんてイタリア人が羨ましいよ。
って、私もクリスチャンじゃないけどね。
最終日に朝のミサに遭遇したのね。
観光客は私以外いなくてみんな信者の方たちばかりだったの。
アカペラの賛美歌が聞こえてきた時はもう感動で泣けてきちゃった。
写真を撮ってしまったけどそんな自分が恥ずかしくなってきた。
この場を汚しているみたいで。。。
神聖な場所に清らかな心は信者でなくても充分伝わってくるもんだね。
> そういえば第二の故郷にあるセントポール大聖堂には
> 未だ足を踏み入れていません。
なんか分かる気がする。
私もそんな経験があるから。
気遅れしちゃうのかな、何故か入れない入らないんだよね。
でも次回ロンドンに行く機会があったら是非行ってね。
きっと忘れられない経験ががんもちゃんを待っていると思うよ。
教会ってやっぱり良いよね♪
ばーとん
-
- おでぶねこさん 2009/03/18 22:56:07
- 感動です。。。
- バートンさん、こんばんは。
今回もまた超力作!!!
凄い迫力です。
教会をテーマの旅・・・ああ、ロマンに溢れているわぁ。。。
激動の時代を生きたローマの渦に
引きずり込まれてしまいそう。。。
怖いほどの迫力と美しさ・・・。
教会って人々の色んな祈りがこめられた場所。。。
何か特別な空気感が有りますよね。
どの写真も素敵だけれど、
おでぶねこは香炉の後ろの若い聖職者の写真が好き。
香炉も聖衣服も繊細で素敵。何と言っても影がいいのよねぇ。。。
影ってドラマチックだわぁ。。。
製作途中だけど1票、迷いはありません!!!!(大袈裟?)
バートンさんの旅行記ドンドン、ますます、
芸術的になっていくのですね。
うっとり・・・。
完成、楽しみにしていますね。
おでぶねこ
- バートンさん からの返信 2009/03/19 00:22:30
- やっぱりローマはいいわぁ。
- おでぶねこさん、こんにちは。
有難うございます。
で、でも代替案だったのでこれで良かったのか、どうか…(汗)
しかしローマは凄すぎです。
有名じゃなくたってどれも素晴らしい教会ばかり。
この街にどれだけ教会や聖堂があるか分からないけど
全部見てみたくなりました。
そしてきっと一つ一つにドラマがあるんでしょうね。
ローマの奥深さにはあっぱれです。
> おでぶねこは香炉の後ろの若い聖職者の写真が好き。
わ〜、本当に?
この場面が今回一番感動した時だったんですよ。
伝わったようで嬉しいなぁ。
朝一番のミサの時で、突然賛美歌が流れてきて、
あまりに感動的だったので泣けてきそうになりました。
こんな時に信者でもない人間が写真なんか撮って不謹慎かなぁ、
と思ったけど…つい^^
影ってパワーがありますよね。
黙っていても何かを訴える力が。
あまり上手じゃないけれど、最近は好んで撮るようにしています。
逆光大好き♪
今回はモスクと教会へ行き、宗教の違いはあるけれど
祈りの場所はやっぱり心休まる場所であるなぁ、と思いました。
特別な空気、まさにそれですね。
ばーとん
-
- スーポンドイツさん 2009/03/17 23:01:36
- ピエタ
- ピエタ・・
陰影が語っています。
また来ます。
すーぽん
- バートンさん からの返信 2009/03/17 23:35:25
- RE: ピエタ
- すーぽんさん、こんにちは。
また来ますなんて言わずに、お気軽にどーぞ^^
ピエタ良いですよね♪
ガラス越しってのがとても残念ですが。
それでも聖母の悲しみがヒシヒシと伝わってきました。
やっぱ一流の芸術だわぁ。
ばーとん
-
- uekoさん 2009/03/15 14:35:56
- 大聖堂
- バートンさん、初めまして!
足跡を辿ってやってきました。
教会建築や美術に興味があるので、
旅行記、とても楽しかったです。
また、立ち寄らせてもらいますね。
では、ご挨拶まで。
Ueko
- バートンさん からの返信 2009/03/15 23:04:21
- こんにちは
- Uekoさん、始めまして。
教会っていいですよね。
居るだけで心安らぐし
装飾品も素晴らしいし。。。ため息の連続です。
教会だけじゃなく、モスクや日本の仏閣も含め
何度行っても飽きないです。
ご挨拶もせずに申し訳ありませんでした。
これからも宜しくお願いします。
ばーとん
-
- 風神さん 2009/03/14 03:56:07
- 似てますねぇ・・・
- ジェロニモス修道院のともよく似てますね。
教会にあるキリスト像のひとつのパターンなんですか?
あるいは宗派が同じとかも関係することなんですかねぇ?
風神
- バートンさん からの返信 2009/03/14 15:44:05
- RE: 似てますねぇ・・・
- 風神さん、こんにちは。
私も最初見た時同じ事を思いました。
きっと、受胎告知とか最後の晩餐とか、
キリスト教の像や絵画でよく取り上げられる
題材の一つなんでしょうね。
それにしては酷似してますが。。。
作者がおなじだったら面白いですね。
ばーとん
-
- シンバさん 2009/03/09 02:22:38
- 秘訣は?
- 何故に?
同じカメラという道具を使ってるのに・・・
何故に?
これほどまでに素敵な写真が撮れるのか??
全てが、バートンさんに撮られることを意識して最高のポーズを取ってるのか?
けど、自然なわけで・・・
まるで、青い薔薇のように信じ難いのですが・・・
今度、秘訣を、こっそり教えてくださいね♪
シンバ
- バートンさん からの返信 2009/03/09 21:49:41
- それはですね。
- シンバさん、こんにちは♪
秘訣は逆光ですよ。
そしてアンダー。私もいちしゃんもアンダー同盟なのだ(笑)
お日様を見方につけてしまいましょう。
そしたらきっと同じような写真が撮れます。
シンバさんの写真もめちゃ綺麗じゃないですよ。
私は南アの写真をあっけにとられながら見てました。
写真て気持ちが入ってしまうんでしょうね。
ばーとん@食べ過ぎて太って帰ってきました(^^ゞ
- シンバさん からの返信 2009/03/09 23:41:03
- お帰りなさい♪
- 敢えて逆光で撮るってことですか??
アンダーってのは、ちょっと解りますが・・・
お日様を見方につけるって??
今度会った時は、マイク握りっぱなしでなくて・・・
ちょっとは、撮影指導してくださいね。
言葉では語れない部分を次回はじっくり教えてくださいね〜
シンバ
きっと、韓国でも、歌いまくったのでしょうね〜
- バートンさん からの返信 2009/03/10 00:07:44
- ただいまー
- あえて逆光を撮るんですよ。
でももろに太陽に向けると真っ黒になってしまうので、
この写真のように何かの影に太陽がくるようにすると撮れますよ。
すこしづつ角度を変えて太陽を隠れるように
撮ってみると面白い写真が撮れます。
マイク握りたかったなー。
もうお腹一杯でそれどころじゃなかったです(^^ゞ
今度は実戦でご指導しちゃいますよ。
いし師匠も一緒にね。
ばーとん
-
- テラーキさん 2009/03/06 16:28:27
- rome was not built in a day
- でしたっけ?
まさに見どころ沢山ですね。
黄色い兵士はバチカン兵ですか?
世界でいちばん強い兵士と言いますが、あの服装だとピンとこないのはわたしだけでしょうか?
イタリアはまだ未踏の地なのでぜひ訪れたくなりました。
あの街角でカメラ片手に歩くバートンさんを思い描きながら・・・・
旅にでたくなる衝動を抑えています。
- バートンさん からの返信 2009/03/09 20:18:53
- rome was not built in a day←よく言ったもんですわ
- テラーキさん、こんにちは。
お返事が遅れすみませんでした。
「ローマは一日にして成らず」
古代遺跡あり、中世の町並みあり、
そして現代のセンスが積み重なって出来た街は
まさにこの言葉通りでした。
って本来の意味とは違いますけどね(^^ゞ
テラーキさんも行ったら気に入ると思いますよ。
黄色の兵士は昔、スイス人が時の法王を助け、
以来スイス人がこの衛兵の役割をしているんです。
お飾りみたいな所があるから、
あまり強そうに見えないのは仕方がないのかもしれないですね。
> あの街角でカメラ片手に歩くバートンさんを思い描きながら・・・・
いつもながらシャッター切ってばっかりで。。。
どこへ行っても呆れ顔されました^^
ばーとん
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