2008/12/19 - 2008/12/23
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イボイノシシ好きのカオリさん
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マサイ村訪問。
マサイの人たちは私達を歌で迎えてくれます。
日本人にはないリズム感と、どこか哀愁を感じるようなメロディーと歌声です。
そして私達のガイドは、長老とその息子。
息子は英語がかなり喋れますので、村の人たちの通訳でもあります。
マサイ族のほとんどは、学校に行けず大人になった人や、現在も教育を受けていない子供もいます。
彼らの笑顔とは裏腹に、切実な問題もまだまだはらんでいるのです。
-
マサイの家です。
マサイ族は一夫多妻制。
それぞれの家を女性が1人で作ります。
家作りも家事と見なされ、水汲みやら力仕事も、女性の仕事とされています。
建材は牛の糞と泥です。
とても立派に作られていますが、やはり雨風にうたれれば、その都度、補強や補正がされるそうです。
また最近では、雨風を防ぐことはもちろん、衛生面からも、トタンを利用した家も増えてきたようですが、観光客の見たいマサイの姿を残して欲しいとのことで、気持ちに反して、土の家での暮らしを余儀なくされている人たちが多いことも現実です。 -
火をおこしているところです。
とてもシンプルな木製の道具を使い、あっという間に火をおこしました。
左側の人が長老の息子。
次期、村長。 -
マサイ村内にたくさんある木はオリーブの木です。
オリーブは乾燥したこの地でもよく育つ非常に適した植物といえます。
彼らはこのオリーブを様々に活用します。
オリーブの幹や枝は、皿や装飾品、護身用の棒などの道具になります。 -
オリーブの枝で煙をおこし、牛や羊の肉を燻して食べたり、枝にかけ干し肉を作ったりもします。
またオリーブの葉や小枝を煮詰めた煮汁は、薬として服用したり、塗ったりします。
特にこの煮汁は、妊婦さんにいいのだとか。
妊婦さんのお腹に、この村のドクターでもある長老が元気な子供が生まれるようにと祈りながら塗るのです。
マサイには病院はありません。
お医者さんもいません。
出産も、病気のときも、怪我したときも、長老がドクターの代わりです。
とはいえ、錬金術が主流ですので、科学的な治療法ではありません。 -
マサイ族は、ちょっと昔、赤い戦士と言われていました。
勇敢にライオンと闘う赤いマントを羽織る戦士です。
しかし、現在はライオンを殺すことは禁止されています。
ライオンを殺さない代わりに、政府からマサイ村にお金が支給されるようになったそうです。
そして現在では、村内で観光客相手にお土産屋さんなどで外貨も得ています。
ちなみにこのお土産ビジネスは日本のNGO団体が企画したことのようです。
しかし、果たしてそれが彼らにとって必要なのかは疑問です。
私は、外貨を得ることよりも先に、命の尊さや、ワクチンの重要性、教育の大切さを訴えて欲しいと思いました。
この村で教育やワクチンを受けている人はごくわずかです。
外国人観光客を送り込む提携や契約が出来るのに、どうしてもっと根本的なことが出来ていないのだろう?
どうしてこの子の腕はこんなにも化膿しているのだろう?
どうしてこの子の顔はこんなにも腫れているのだろう?
どうしてこの子にだけ、こんなに大量のハエがとまっているのだろう?
どうしてこの子はこんなにも泣いているのだろう?
そんな???がたくさんありました。
村のお土産屋さんに並ぶ商品は、ナイロビで売っていたものと同じで、隣りの露天同士、まったく同じ商品を並べていて、さらに保管環境が悪いのでかなり汚れています。
この日のお客の私達3人の日本人だけでは、この村を支えることは到底無理で、それでもなんとかその中からお土産を選んだのですが、そのうち商品が売れなかった村民達から文句が出る始末。
悲しい現実がありました。
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