ラージャスタンの旅（４）～ジャイサルメール２（ハヴェーリー）～

2008/12/27 - 2009/01/04

ジャイサルメールの街は昔の隊商都市の名残をそのまま留めた中世の街並みが広がっています。中でも「ハヴェーリー」と呼ばれる貴族の邸宅は非常に豪華で、壁面のバルコニーに施された精緻な彫刻には目を奪われます。

エリア ジャイサルメール(インド)

昼食後、ハヴェーリーを求めてジャイサルメールの街並みを散策します。ハヴェーリーとは貴族や富豪の邸宅を指し、その建物の豪華さは見る者を圧倒します。

ナトマル・キ・ハヴェーリー。現在も人が住んでいるので、２階から上は入場できません。

２階中央部のバルコニー。

入口の両脇に鎮座する象。

ジャイサルメールの街並み。

井戸端会議中を失礼しました。

次はパトウォン・キ・ハヴェーリーに向かいます。

パトウォン・キ・ハヴェーリー。５階建てで３つの別館で構成された豪華な建物です。壁面全体に施された精緻なレリーフはどれも素晴らしいものばかりです。

パトウォン・キ・ハヴェーリー。

パトウォン・キ・ハヴェーリー。

向かいの建物とはこんなに隣接しています。

重なり合いそうなくらいに、向いの建物に迫っています。

建物の構造はコの字になっていて、下から見上げると青空が小さく見えてしまいます。

パトウォン・キ・ハヴェーリー全景。向いの建物がないエリアがあり、椅子が並べてあって観光客の休憩スペースとなっています。ここからだと遠めに全景を撮影できます。

精緻な彫刻が施されたバルコニー。

実に見事な出窓。

左の階段を上って建物の中に入ります。

王宮のような豪華な寝室です。

２階からの眺め。

屋上からのジャイサルメール城。

ジャイサルメールの街並み。

パトウォン・キ・ハヴェーリーの東側。次は城の近くにあるサリーム・スィン・キ・ハヴェーリに向かいます。

通りと牛。

道の真中での乳しぼり。

民家と牛。

牛をよけながら走るバイク。

牛をよけながら通るリヤカー引き。

民家に物乞いをする牛。この後、この中から人が出てきて牛を蹴散らしました。

通りの一角に現れた見事なハヴェーリー。

昔はこの上にも建物があったのだと思います。

このように目を見張る建物が街中にゴロゴロ転がっています。そこには地元の人々が生活しており、まさに生きた博物館です。

その建物の玄関上部の彫刻。

バルコニーから挨拶してくれました。

一階が商店になったハヴェーリー。

ようやくサリーム・スィン・キ・ハヴェーリーに到着しました。この建物は独特の形をしており、船が建物の上に載せられているように見えます。

サリーム・スィン・キ・ハヴェーリー。

反対側は崩れています。

サリーム・スィン・キ・ハヴェーリーのバルコニーからの街並み。