2009/01/12 - 2009/01/12
44位(同エリア171件中)
Tedさん
ウシュアイア2日目は、地の果号に乗ってティエラ・デル・フエゴ(火の国)国立公園へ
地の果号(Tren del fin del Mundo)は、受刑者の作業用の列車を観光用に再現したものです。
元の列車は、「囚人列車」(Convict Train)と呼ばれ。1910年初から1952年まで運行されていました。軌道幅(軌間)は60cmでした。
その後1994年に観光用に運行が再開されて現在に至っています。
http://www.trendelfindelmundo.com.ar/inicio.php
Tiera del Fuego(火の国)とは、マゼランが後にマゼラン海峡と言われる場所を探検した時、この地に住んでいた人たちの灯すたくさんの火をみてそう名づけたそうです。この火は、マゼランの艦隊への警戒の火だったとも言われています。
火の国(ティエラ・デル・フエゴ)国立公園見学には、列車の終点からバスで向かいます。(この終点も既に公園の中です)
公園観光から戻った後は昨日に続きUshuaia市内見学しましょう。
今日はウシュアイア刑務所跡にある海事博物館見学。
たっぷりUshuaiaを楽しんだあと、夕方の便で、El Calafateに向かいました。
<情報リンク>
ティエラ・デル・フエゴ(火の国)洲 公式Web(英語):
http://www.tierradelfuego.org.ar/v4/_eng/index.php
ティエラ・デル・フエゴ国立公園公式Web(スペイン語):
http://www.tierradelfuego.org.ar/pntf/
Wikipedia(日本語):
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A8%E3%82%B4
海事博物館(英語):
http://www.museomaritimo.com/eindex.php
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Ushuaia2日目も天気がよさそうです\(^O^)/
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港にはいつの間にか大型クルーズ船が接岸していました。
南極クルーズでしょうか・・・。 -
少し早起きしてホテルのレストランで朝食
Buffet(バイキング)スタイルでした。
内容は普通です。
早かったためか、人も少なめ。 -
今日は「地の果号」乗車とティエラ・デル・フエゴ(火の国)国立公園見学です。
ホテルに迎えに来てもらったバンに乗って集合場所に向かいます。
これは途中立ち寄ったホテル Los Nires
郊外の海辺の高台に建っていて、景色がよさそうでした。 -
大型バスに乗り換えて、地の果号の出発駅にむかいます。
車窓からはフエゴ島の山々と山ろくに広がる森林が見えています。 -
「地の果号(Fin del Mundo)」の駅
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駅舎前にある「地の果号」の路線案内図
みんな記念写真撮ってます(^^) -
列車は、赤く塗装された可愛い電車です。
この路線は昔囚人の作業用に作られたものを使っています。
定期運行されている地球最南端の鉄道です。 -
客車の中はこんな感じで、二人掛けと、一人がけの席が並んでいます。
私は左側の一人掛け席に。
結果としてはこれが正解だったようで、途中の景色がきれいに見えました。 -
数分で途中駅に到着
ここまでのぼりだったので、補助機関車をつけていたようで、ここで切り離します。
囚人たちが切り開いた森は、今は牧場になっています。 -
左手には草原と、その先にフエゴ国立公園の山々が見えています。
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駅の右側の階段を登ると、駅名になっているMacarena滝があります。
小さな滝ですが、ここからは更に景色が楽しめます。 -
滝から見た景色
下にプラットホームが見えています。 -
少し停車後、列車は最終目的地に向かって進みます。
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左手には囚人たちが切り倒した木株が残った草原が広がっています。
気温が低いために、腐敗せずに残っているようです。 -
20分ほどで終点に到着です
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ここでバスに再び乗ってティエラ・デル・フエゴ国立公園の見学にむかいます。
公園の案内図があるので、バスが来るまでの間予習をしておきましょう(^^)
これから行くのは、地図の左下、国道3号線の終点、Bahia湾まで。
公式ホームページ:(スペイン語)
http://www.tierradelfuego.org.ar/pntf/
Wikipedia:(日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A8%E3%82%B4 -
途中、車窓からは氷河を抱いた山々が見えています
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途中にキャンプサイトがありました(^^)
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終点近くでバスを降りて、Bahia Lapataia湾まで30分ほどのハイキングです。
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なだらかな丘の上のハイキング
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この地域に生えている大きな木は、このレンガ(南極ブナ)と楡と、もうひとつ(結局見られませんでした)
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レンガの実は、葉にくっついてなるって初めてしりました。
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草原を抜け・・・
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楡の林をとおり・・・
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シダの森を抜け・・・
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木道を通って・・・
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たどり着いたのが、Bahia Lapataia湾を望む展望台
ここはその昔木材の積出港として使われていたとか。 -
今日のガイド
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湾の入り口には、国道3号線の終点の碑があります。
ブエノスアイレスまで、3079Km! -
湾に向かって歩きましょう
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途中にあった湾に注ぎ込む小川
チリ側から来た水かも知れません。 -
だいぶ近づいてきました
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小さな展望台から湾を間近に見ることができます。
ウシュアイアの街は、遠くに見える山脈の向うになります。 -
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チリとの国境の山です。
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そして、湾の西にそびえる山はチリ領です。
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Bahia Lapataia湾を見学したあとは、再びバスに乗ってRoca湖に向かいます。
湖の西半分はチリ領。向うに見える山ははもちろんチリ領です。 -
湖の向う側はチリ領
湖畔を歩いていくと、そのままチリにいけるそうです。 -
このあたりが国境?
12時半過ぎにRoco湖を後に、Ushuaiaへの帰途につきました。 -
途中いくつかの郊外のホテルを経由して、Ushuaiaの中心街に
これは、昨日行ったマルティアル氷河と、その前のホテル。
左側のとんがり屋根のホテルが今回泊まったホテルです。 -
Ushuaiaの港前の広場も、花が満開
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港広場からみた町並み
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ペンギンはUshuaiaのマスコットです。
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街を少し歩いてみましょう。
こちらは郵便局 -
咲き乱れるルピナスとポピー
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ミモザとバラも負けてはいません。
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歩き疲れてきたので、お店の前の水槽のタラバガニにつられてお昼にしまし。
La Cantina Fueguina de Freddy
かにはちょっとFishyでした(笑) -
繁華街を抜けて散歩です
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海事博物館に来ました。
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ここは、元の刑務所を海事博物館として公開しています。
ということは・・・・ -
庭には、1952年まで使われていた機関車が展示されていました。
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朝乗ってきた「地の果号」の原型です。
今はさすがに蒸気機関車は走っていません(^^; -
ビーグル号の模型が展示されていました。
ダーウィンが乗って、このウシュアイアの南のビーグル水道を発見しています。
館長はフィッツロイ。
ダーウィンはこのフィッツロイの話し相手でもありました。 -
ティエラ・デル・フエゴ(火の国)の名前の由来になった地元の人々の生活の様子を描いた絵の展示がありました。
マゼランは、マゼラン海峡を探検したとき、この人達のともすおびただしい火を見てこの地を「火の国」(Tiera del Fuego)と名づけたのでした。 -
ビーグル号が通過したころのティエラ・デル・フエゴ(火の国)の人たち
男性がなんだかとっても情け無さそうな顔してるのがきになりませんか? -
情けない顔してるのは、彼が元の監獄の建物に展示されているのとは関係がありません。
こちらは、囚人の展示です。 -
監獄(独房)は二階建てになっています。
二階には看守が! -
看守も退屈そう(笑)
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独房はこの中心の建物から5方向に広がっています。
当時は「管理棟」たったのでしょう。
今は休憩所になており、スナック・コーヒーを売っており、売店もあります。 -
これって、今も空港で時々やられるなあ(笑)
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中庭には船が展示されています。
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刑務所のフロアプランの展示がありました
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昔から南極に近いこの地は南極探検の基地だったようで、南極探検に使用された色々な通信機器が展示されていました。
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最果ての要塞の歴史
1884年開設で1911年まで使われていたそうです。
このあと、ホテルに戻って、荷物を取って夕方の便でカラファテにむかいました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- yosshiさん 2010/01/07 14:29:48
- この町に行ってみたいっ!!
- 待ってました〜〜!!
こんな雄大な景色の中に町があるなんて素敵ですね。
是非一度、絶景のなかに埋もれているホテルに泊まってみたいものです。
TEDさんは、なかなか皆が行けないようなところに行けて羨ましいです。いいなあ。。。
晴れる日が少ないようですが、街並みとか、、雰囲気がなんとなくアラスカに似ていませんか?
もっちろん、このUshuaiaのほうが、見所の多いところとは思いますけど、、。
「地の果号」のネーミングもおもしろいです。名前のわりに、赤く塗装された可愛い電車っていのも、、、。
YOSSHI
- Tedさん からの返信 2010/01/08 01:10:17
- RE: この町に行ってみたいっ!!
- YOSSHIさん、おはようおございます
> こんな雄大な景色の中に町があるなんて素敵ですね。
> 是非一度、絶景のなかに埋もれているホテルに泊まってみたいものです。
対岸の山の氷河を望める部屋は良かったですよ。
USHUAIAの街はこじんまりして、小ぎれいな感じのまちでした。
Yosshiさんなら、ぜひここから南極クルーズに行って見てくださいね(^-^)
> 晴れる日が少ないようですが、街並みとか、、雰囲気がなんとなくアラスカに似ていませんか?
やはり、最果ての寒い土地という意味では共通してるきがしますね。
それに高い建物が無い。
町の人の話では、冬は意外に暖かく(?)マイナス10℃ぐらいだそうです。アメリカでもミネソタはもっと寒くなりますよね。意外な気がしました。
> 「地の果号」のネーミングもおもしろいです。名前のわりに、赤く塗装された可愛い電車っていのも、、、。
旅行案内をみてぜひ乗ってみたいとおもったのでした(笑)
可愛いでしょう(^-^)
やはりここは、南極クルーズの基地として訪問するのが良いのかも知れないと感じました・・・。
Ted
-
- etsuさん 2010/01/06 16:26:41
- 地の果号
- Tedさん
あけましておめでとうございます〜♪
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
地の果号ですか〜
名前はかっこいいですが、見た目はかわいらしい列車ですね!
乗ってみたいです。
ハイキングももちろん良さそうですが、
街歩きも面白そうですね!!
刑務所の中の人形たちは笑えますね^m^
etsu
- Tedさん からの返信 2010/01/07 13:15:17
- RE: 地の果号
- etsuさん、
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
製作中に訪問ありがとうございます。
> 地の果号ですか〜
> 名前はかっこいいですが、見た目はかわいらしい列車ですね!
> 乗ってみたいです。
可愛いでしょう(^-^)
トロッコ列車って感じでした。
「最南端の列車に乗った」ということが一番大切なようです。
> 街歩きも面白そうですね!!
小さな街で、端から端まで歩いて15分ぐらいだと思います。
こじんまりしていて可愛かったです。
ハイキングは自分で歩いたほうが楽しそうです。
次回行くことがあったら、ツアーでなく歩いて見たいとおもいました。
> 刑務所の中の人形たちは笑えますね^m^
あまり期待せずに入ったのですが、ここが結構時間取ってしまいました。
極寒の地の刑務所って、どこの国も同じこと考えるのですね。
やはりここは「最果ての街」が見所でした(^-^)
Ted
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