2009/01/11 - 2009/01/11
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Ted@CiscoTours comさん
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ブエノスアイレスを日の出前に発って、Ushuaiaへ
ウシュアイアには、9時半に到着。
予定しているビーグル水道クルーズは3時から。
少し時間があったので、ウシュアイアの背後に迫っているマルティアル氷河にトレッキング
これが意外に良かったです。
その後、ビーグル水道のクルーズに出発。
ウシュアイアの夜はなかなか暮れず、クルーズで戻ってらか地球の果て博物館の見学もできました。
4時にブエノスアイレスのホテルを出てからの長ーい、パタゴニアの初日でした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
-
2時間ほど飛行すると、夜が明けてきます。
大西洋に流れ込んでいるのはRio Deseado
その河口に見えるのがPuerto Deseadoの街
BsAsを発ってからズーッと雲の上で、このあたりとフエゴ島の上空だけ雲が切れていました。 -
ブエノスアイレスのホルヘ・ニューベリー空港を5時半に離陸。
夏時間のため、街はまだ闇の中。
東の空が白みはじめています。 -
ホテル(Las Hayas Resort Hotel)に着いたのは9時半
部屋もまだ準備ができていなかったので、荷物を預けて、TAXIで氷河見物に出発。
ホテルは氷河への道の中腹にあるので、便利でした。 -
ウシュアイア到着前に見えた、ウシュアイアの町並みとその背後にひかえるマルティアル氷河
山麓中央右寄りにS字型に山肌が見えているのがスキーゲレンデで、その直ぐ右にリフトがみえます。
氷河に行くときはこのリフトを利用します。 -
リフト乗り場に着いたのが10時まえ。
気づいたら、今朝は朝4時過ぎにBsAsのホテルを出て、機内食しか食べていませんでした(^^;
と言うことで、リフト乗り場の右脇にあるVilla de
Montanaのカフェで早めの昼食をとることにしました。
サンドイッチと、紅茶が美味しかったです。
それにお店もおしゃれ^^
中にお店もあって、ちょっとしたお土産や絵葉書売ってました。
水筒にお水をいっぱいいただきました。とても親切。
結果的にはこれが大正解。リフトを登ったところのカフェは営業しておらず、ここが最後のレストラン。 -
リフトに乗って氷河に向かいます。
目の前に、マルティアル氷河が迫っています。 -
リフトを降りて「氷河までどれくらい?」って尋ねたら「15分」と教えてくれました。
氷河から流れ出た沢を渡る橋を通ってトレッキングの開始です。 -
道の両側には南極ブナ(Renga)の林が続いています。
よほど風が強いのか、冬場の雪が厳しいのか、幹が曲がっています。 -
直ぐにレンガ(南極ブナ)の林を抜け、森林限界を超えてしまいます。
このあたりの森林限界は600mほど。
15分で到着できたのは「氷河」ではなくて「雪渓」(^^;
マルティアル氷河へは左手の丘を登ります。 -
雪渓から約40分登ってようやく氷河の末端に到着。
-
眼下にはビーグル水道とUshuaiaの街が一望できます。
クルーズ船が3艘見えています。
そういえば、空港からホテルに送ってくれたガイドの人が、しきりに早く両替しないと銀行のキャッシュが無くなるって言ってたわけですね。 -
そこから、もう少し雪渓の上を登ってみました
この写真の一番上辺りまで。
戻りは、写真に跡が見えるように、お尻で滑ります(^^) -
一番上からの景色
ここまで、リフト降りてから約1時間。
ここは「氷河」と言っても雪渓みたいな感じでした。
でも、景色は抜群。
時間があったら登ることをお勧めします。 -
マルティアル氷河で見つけた花
2cmぐらいの直径で、白い葱坊主のような花が印象的でした -
こちらは、1cmにも満たない白い花
短い夏を謳歌しているようです。 -
こちらも1cmちょっとの黄色い花たちが群生していました。
-
ひなげしのよう
-
小さな黒い花が印象的でした。
吾亦紅(われもこう)を思い出してしまいます -
こちらは、地面いっぱいに密生しています。
写真見るとやわらかそうですが、触ると硬くてびっくり。 -
リフトを降りてくると、登るときは閉まっていたもう一軒のカフェーが、駅の反対側(南)にオープンしていました。
こちらは、セルフサービスです。 -
ホテルにTAXIで戻ったら、お部屋の準備ができていました。
中はこんなメルヘンチック。
男一人旅には似合わない(^^; -
シャトルでウシュアイアの街へ
ビーグル水道観光までまだ少し時間があったので、街の中を少し散策 -
BsAsまで3040Km
La Quiacaは、アルゼンチンとボリビアの国境にある、アルゼンチン最北の街。そこまで5171Km -
小腹が空いたので、街角のパン屋さんで菓子パンとコーヒー。
ここのパンも美味しかった(^^) -
そろそろ時間なので港に。
先ほど氷河から見えたクルーズ船がいます。
ウシュアイアは、南極へのクルーズの拠点です。 -
並ぶこと30分、
この双胴船でビーグル水道のクルーズに向かいます。
口コミにも書きましたが、港を出て時計回りに進むので、左舷に席を取ると良いです。
とは言っても、ほとんど屋上の見晴らし席にいました(^^) -
乗船すると直ぐに飲み物、食べ物のオーダーに来ます。
迷わずワイン(笑) -
ウシュアイアの街の北にそびえる、フエゴ島の最高峰 オリーリア山(1350m)
山麓には氷河を抱いています。 -
小さな牧場の横を通ります。
ツアーのあるハーバートン牧場ではありませんが、黄色の綺麗な花が咲いているのが見えました。 -
ウシュアイアの街から大分離れて来ました
-
振り返ると、ウシュアイア空港に着陸する飛行機が見えます。
-
そしてこれが、着陸前に見えた、エクレルール灯台(左端)と、ロス・ロボス(アシカ)島(その右)
-
エクレルール灯台(Faro Les Éclaireurs)のある島に近づきました。
この灯台のあるエクレルール諸島付近は、岩礁が多くビーグル水道の難所でした。
船が座礁したのを受けて、1920年12月23日に灯台が設置されました。残骸の一部は現在も島の横に見ることができます。
今は太陽電池を電源にしています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Les_Eclaireurs_Lighthouse -
灯台の直ぐ脇に、アシカ(オタリア)の生息するロス・ロボス島があります。
遊覧船は、直ぐ近くまで近寄ってくれます。 -
島には、オタリアのほかに、たくさんの海鵜が生息しています。
島の周りには、海草が生い茂り、豊かな海であることがわかります。
海草は、カリフォルニアのモントレー付近で見られるケルプに良く似ています。 -
結構たくさんいます
-
こちらはオタリア(アシカ)
島の名前になっていますが、海鵜に追いやられて遠慮気味にしていました。 -
少し戻って、今度はロス・パハロス島
こちらは島一面に海鵜(Cormorant)が生息しており、その糞で島が白くなっています。 -
ビーグル水道の西側
少し雲行きが怪しくなってきました
左に見えるのは、ビーグル水道の南にあるナバリノ島の山々です。 -
次に訪問するのはブリドゲス島
こちらにも海鵜が生息しています
豊かな海草が見えています。 -
主な訪問先を巡り終えて、一路ウシュアイアの港を目指します
-
大分近づいてきました。
この時点で6時47分。まだ太陽は沈む気配を見せません。
ウシュアイアの日はなかなか暮れません。 -
港に戻ったのは午後6時半
楽しい2時間の遊覧クルーズでした -
まだ明るいので、ウシュアイアの街を歩いて見ました。
最初に訪問したのは「世界の果て博物館(Museo Fin del Mundo)」
左手にいるバイク乗りの一団が気になります -
中には、ここに到着した船の舳先の彫刻や
-
付近に生息する動物(剥製)、それに
-
もともとこのあたりに住んでいた人たちの住居が再現されています。
この住居は、アメリカインディアンの復元住居(例えばヨセミテ渓谷にあるもの)に酷似しており、彼らが同一民族であることを強く感じます。
限られた材料で作ると自然と似てくるって言うこともあるのかもしれませんね。 -
レンガ(南極ブナ)をくりぬいたカヌーも展示されています。
-
そのあと、Juliromiさんの旅行記でみた「冷凍蟹」を売っている魚屋さんを探したのですが・・・
http://4travel.jp/traveler/juliromi/pict/10517764/
結局見つけられず、街角のおしゃれなカフェGELIDOで夕食。美味しかったです(^^)
サンドイッチ(26ペソ)コーヒー(6ペソ)
San Marltin通りと、Betgrano通りの交差点にあります -
ホテルの部屋からみたウシュアイア
-
同じところの夜景
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ナイアさん 2009/03/03 18:36:01
- 自分の
- 旅行記が恥ずかしくなってしまうくらい
「息を呑む景色」満載のご旅行記だと思いました。
言葉が出ないようなお写真がいっぱいですね。
海鵜たちの写真や雪山背後にクルーズ船のが特に私は気に入ってしまいました。写真展などをいつか開かれたら良いのでは?と思います。
- Ted@CiscoTours comさん からの返信 2009/03/04 00:28:42
- RE: 自分の
- トモエルさん、おはようございます
書き込み、投票ありがとうございます。
> 「息を呑む景色」満載のご旅行記だと思いました。
褒めていただいてウレシイ(^^)
ありがとうございます。
空が曇っていたりで、よけい劇的な感じが出てるのかも知れませんね。
> 海鵜たちの写真や雪山背後にクルーズ船のが特に私は気に入ってしまいました。
両方とも私も好きな写真です。
後から見ると「こう切り取れば」って感じるのですが、その場では、どこを切り出して撮ればいいのかまるで判らず、ついつい「みんな入れちゃえ」って感じで撮ってしまいます。
構図は、絵を描くトモエルさんが良くご存知だと思うので、機会が会ったら教えてくださいね。
Ted
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