ウィーンの年末年始? ♪2008-2009♪

2008/12/29 - 2009/01/03

７月にウィーンに来て以来、長く取れる今年の正月休みに来ました。冬は初めてです。
今回のメインイベントは、国立歌劇場で「こうもり」、フォルクスオーパーで「メリーウィドウ」を観ることです。
あとは、カフェめぐり、ただ、31日の午後はお店を閉めるところが多く、街には観光客があふれていました。そのため、開いているカフェは大行列で待っているところが多かったです。

う〜ん、今回も満足に回りきれませんでした。次はいつ...

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: オーストリア航空

12月29日、ウィーン到着の夜、早速夕食の場所を探しに。定番のミューラーバイスルへ。雰囲気が良く、とてもおいしかった。

食事の後、町を散策。オーバーラーのショーウィンドー。マカロンを買いました。

クリスマスイルミネーションが残っています。

ライトアップしたシュテファン大聖堂。

12月30日。朝の市立公園。気温はマイナス。恐ろしい寒さです。耳あてに手袋、靴の中にはカイロを。
後ろに見えるのは今回泊まったヒルトン･ウィーンです。空港からCATで16分のウィーン･ミッテ駅の目の前で、非常に便利です。

寒々しいどんよりした天気の中のヨハン・シュトラウス像。

ウィーン美術史美術館。朝一だったので、並ばず入れました。

とにかく豪華です。
ラファエロ、ルーベンス、ブリューゲル、ベラスケス、大好きなカラヴァッジョなどなどなど、すごい名画をソファーに座ってじっくり見ることができます。日本では考えられません。

ザイゼンエッガーによるカール５世の肖像画。この猟犬がかわいいんです。
この肖像画とそっくりのティツィアーノ作の絵がプラド美術館にあります。その他に、マクシミリアン一世やルドルフ二世の肖像画などハプスブルク家の絵が多かった。

フェルメールの「絵画芸術」。傷んでしまうという理由で日本に来れなかった絵です。

カフェゲルストナー。

カフェゲルストナーで休憩。アプフェルシュトゥルーデル、とてもおいしかった。

バロックの巨匠フィッシャー・フォン・エルラッハの手がけたカールス教会。夏には入らなかったので、今回はじっくりと。

豪華絢爛なバロック建築。中は工事の足組みが。そこにエレベーターがあり、観光客は上がることができます。

エレベーターで上がると、天上画がすぐそこに。

カールス教会の隣にあるウィーンミュージアムカールスプラッツ。

ミュージアムの中にはウィーンの歴史のよくわかる絵画や調度品が展示されていました。

夜はフォルクスオーパーで「メリーウィドウ」を見ました。

中は意外とこじんまりとしていました。

真ん中の赤いドレスのひとが主人公のハンナです。背は高いけど、かわいかった。
第３幕のヴァランシェンヌのフレンチ・カンカンは、すごいアクロバティック。

12月31日。シェーンブルン宮殿。入場時間前に到着。チケット売り場の最前列に並びました。シシィチケットのグランドツアーで中を回ることに。

写真撮影禁止ですが、ひとが少なく撮り放題。

大ギャラリー。貸し切り状態。

１時間半かけて中を見て回った後、動物園へ。パンダの子どもが寝転がって笹を食べてました。お客さんが全くいなくて、ここでも独り占め。

カピパラ

動物園を出て、グロリエッテを目指す。すごい寒さでまるで雪山に登るよう。

何とかたどり着き、中のカフェで食べた暖かいグラーシュスープのおいしかったこと。生き返りました。

シシィトルテ

グロリエッテ。体が温まって、やっとじっくり見ることができました。

庭から見たシェーンブルン宮殿。きれいな黄色です。
この中で現在生活している人がいるなんて、不思議です。うらやましぃ〜。

次に分離派会館へ。地下のベートーヴェンフリーズにはすごいひと。
ユーゲントシュティールの機関紙『聖なる春』の展示には感激しました。

さらにそのあと、ベルベデーレ下宮に移ってきているクリムトの『接吻』を見に。ここもとても混んでいた。上宮に比べて小さく、１階建て。

ジルヴェスターの爆竹祭りが怖いので、はやめにアウグスティーナケラーで夕食を済ませ、夜はヴォティーフ教会へ。

ちょうどミサが行われていて、厳かな気分に。