エジプト。ギザ。

2009/01/08 - 2009/01/13

カイロに向かいます。

エリア ギザ(エジプト)

アスワン18：30発・カイロには予定7：00をまわって
7：30頃到着。駅の外はまだ暗いです。

１等寝台は２段ベッドの二人用個室。洗面・タオルが
ついています。シーツは清潔なものを取り替えていてくれていて、1車両2つのトイレも清潔に保たれてました。ブレーキかける度に大きく揺れるので熟睡はできなかったものの、近代的とは言えない車体が結構なかなか、好きな雰囲気。
シャワーは浴びれないので体を拭く使い捨てのタオルとかあると、快適です。
あと中でコーヒーや食事も出るけれど、
乗車前、ホームでも水は売っていて、食事は駅前でピザでも買い込んだ方が良いかと・・。

朝もやのカイロ。絵の中にいるみたい。

街中は車が大渋滞、にもかかわらず都心部になるほど信号が無いです。（あっても機能していない）
のろのろ運転の中、横のトラック一杯に出勤中のラクダを発見。

とうとうギザの３大ピラミッドに到着。
こちらは一番大きい、クフ王のピラミッド。

砂のせいか、空気はもやがかかっている感じ。
春の砂嵐の時期は手で触らないと目の前のピラミッドが分からない事もあるとか。

クフ王の正面。真ん中にあるのが本来の入り口。
今は盗賊が掘った、下に見える穴から出入りしています。

斜面に立って一枚。

クフ王後ろから。

３大ピラミッドが見渡せる場所。
一番小さいのはメンカウラー王のもの。

ぶらぶらと、ラクダの上から撮った写真。
仕事に向かうラクダ達は、普通に時速１５キロくらいの速い速度で走っています。
いつも見てるらくださんと違う・・。

頂上付近に化粧石が残っているのが、カフラー王のピラミッド。中は人がかがんでもすれ違えない位狭く、湿度が高くて少々息苦しかった。

カフラー王のピラミッドの参道にあるスフィンクス。
カフラー王墓の守護のためにあると言われていて、顔はカフラー王、体はライオンだそうな。
全長５７メートル、高さ２０メートル。

このピザハットの２階に行くと、スフィンクスとぴったり目が合うそうです。

メンフィス。ラムセス２世の像。

アラバスター製ではエジプト最大のスフィンクス。

巨大。ラムセス２世の像。

サッカラ。赤のピラミッド。
近くを歩くとまん丸の赤っぽい、可愛い石が
いっぱい。

手前がまん丸の赤石。

屈折ピラミッド。途中から、「この角度では高すぎる」と角度を直して造ったもの。
古さでは階段ピラミッド→屈折ピラミッド→赤のピラミッド。最終的に今の精巧なピラミッドが造られるようになった、人間の学習の過程がここに凝縮されていると言われています。

そしてそして。
紀元前2600年世界最古と言われる階段ピラミッドです。

ホテルの中庭。かすみがかった、月も綺麗！

ギザ。朝の風景。

車道の横に羊の群れ。
ここはまさに、お肉屋さん・・。

働き者の男の子が番をしています。

犬の群れと、その中にあるゴミ箱の後ろに猫も見えます。みんな大人しくて仲良し。もちろん手を出してはいけません。狂犬病に注意、です。

すごい人だかり。

カイロタワー。

オールドカイロのアブ・サルガ教会前。

ベン・エズラのシナゴーグ（ユダヤ教徒の礼拝所）などをめぐり、狭い町の中をてくてく。

雰囲気あります。

オールドカイロで購入した、ごろごろした手作りビー玉のランプシェード。
神戸で一つ　1万5千円以上したのを一度、買おうか迷った事があり、見つけたとたん、買っちゃいました。
一つ3ドルなり。

その、飛びつく前の店の様子。
店先（木の左中央）にぶら下がっている、
私が買う前のランプシェード。
オールドカイロには生活用品や雑貨の職人さんも
多く住んでいて、ゆっくりまわったら掘り出し物がいっぱい見つかりそう♪

最終日。名残惜しいです。

遠くに見えるのはエジプト独立の功労者、ムハンマド・アリによって建てられた
ムハンマド・アリ・モスク。

カイロ空港近く。世界に習ってエジプトも不況との事ですが、空港近くは広い土地をどんどん開発してました。

ちょうど、イスラエルとパレスチナの戦争が激化していて不安でもあり、現地ニュースでは毎日子供を含め、何百という死者の数が繰り返し報道されていましたが、観光する上でその影響を感じる事はありませんでした。
ですがエジプトのギザからしてみればガザは大阪と名古屋くらい近い（のかな）。何もできないけど、考えさせられるというか、こちら側からの見方とか教えられる事が、とても多かった気がします。