2008/06/21 - 2008/06/29
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tetsu60さん
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6月27日(金)
この日はちょっとうす曇。 今日はユングフラウのハイキングと観光。
ユングフラウ鉄道のインターラーケン・オスト駅から今日も鉄道に乗る。 スイスは山国、鉄道が発達し鉄道網が張り巡らされている、それもアプト式鉄道が。 インターラーケン・オストからラウターブルンネンまで、ラウターブルンネンで鉄道を乗り換えウェンゲンに。 ウェンゲンで日本人の老夫妻に出会った、なんでも毎年10日間ほどスイスに来ているとのこと。 日本の梅雨を避けてハイキングを楽しんでおられるとのこと、お元気で何より。 ウェンゲン(1,274m)からはロープウェーでメンリッヒェン(2,230m)へ。 入念にストレッチの後クライネシャイデック(2,061m)に向けてトレッキング開始。 行程は約5km、2時間ほど、道中は比較的なだらかなルート。 空はちょっと雲がかかっている、このルートは晴れていれば正面にアイガー(3,970m)、メンヒ(4,107m)、ユングフラウ(4,158m)が正面に見えるはず。 残念! それでもいたるところに咲いている花々はやはりアルプスの高山の花。 いったいに、当たり前だが高山の花は小さい、それが可憐さを誘う。 新しい花を見つけてはカメラをむける。 最もなかなか花の名は覚えられない、家に帰って花図鑑と首ッききということになろう。 途中休憩を挟んで2時間ほどでクライネシャイデックに到着、ここからは真正面にアイガー(が見える…はず、が雲に隠れている。
クライネシャイデックで再びユングフラウ鉄道に乗車、アイガーグレッチャー(2,320m)に向かう。 アイガーグレッチャーで昼食。 4年前にヨーロッパを回ったときユングフラウを訪れたが、そのとき昼食を摂ったレストランと同じ。 ただし周囲の景色は少し変わっている。 ここからアイガー方向にホテルが立っている。 以前は目の前に氷河が広がっていたが現在は少し視野がふさがれた感じ。
昼食の後再び鉄道に乗ってユングフラウヨッホへ。 ヨッホまでの途中アイガーヴァンド(2,865m)とアイスメール(3,160m)に止まってアイガー山腹に開けられた窓から外を眺めるがガスで何も見えない、早々に列車に引き上げる。 ユングフラウヨッホは「Top of Europe」と呼ばれる鉄道駅としてヨーロッパの最高地点(標高3,454m)。 列車からは大勢の観光客が吐き出されている。 駅からトンネルを通ってエレベーターでスフィンクス展望台へ。 ここもまた観光客、ごった返しているという言い方がぴったり。 スフィンクス展望台の標高は3,571m。 展望台からは目の前にアレッチ氷河が広がっている。 残念ながらアイガー、メンヒ、ユングフラウは雲に隠れている。 4年前に来たときはそれこそ抜けるような青空だったが… 曇っているせいかかなり寒い。 第2展望台に移動する。 階段を少し登る、ゆっくり歩いたつもりだがふらふらする、どうやら高山病らしい。 治まるまで暫くジッとする。 外人さんが話しかけてきた、アメリカ人らしい。 なんでも自分のおばあさんが日本人で、年は87歳とかで元気溌剌だとのこと。 小生がフラフラしているのを見て話にきたみたい。
ユングフラウ駅に戻り鉄道に乗りインターラーケン・オストに戻る。
6月28日(土)
今日はツアー最終日、天気は晴れ。 町からアイガーが見える。
今日はシーニゲ・プラッテ高山植物園に行く。 再びインターラーケン・オスト駅からこんどはシーニゲ・プラッテ鉄道に乗り込む。 列車は当然アプト式、急坂をつづら折れのように登る、インターラーケンの町とトゥーン湖が見える、かと思えばブリエンツ湖も眼下に。 シーニゲ・プラッテ駅に到着、目の前にアイガー、メンヒ、ユングフラウの3山が…これで今回の旅行では見るべき山はほとんど見ることができた。 この時間には観光客はあまり来ていない。
シーニゲ・プラッテ高山植物園は1927年に作られ、アルプス地方の高山植物を550種ほど栽培している。 園内一周約500m、高低差40m、これまでのトレッキング中に目にした花々が植えられている。 花には標識がつけられていて、花の名前がわかる、とはいってもラテン語やドイツ語表記、家に帰ってからもう一度調べなおし。 園外にもトレッキングルートがあって、30〜40分のルートと1時間くらいのルートがあるそうだ。
昼食はこの近くのレストラン、この時間にはかなり込んでいた、どこから来たのだろう? 昼食後駅に戻るとホルンの演奏が行われていた。
シーニゲ・プラットからインターラーケン・オストへ戻り、バスでベルンへ。 ベルンは晴れ。
ベルンは人口13万人のスイスの首都、アーレ川のほとりの町。 観光バスは市内の中心までは入れないとのことで、町外れでバスを降り、もっぱら歩き、日差しが強く結構暑い、汗が出る。 町の中心通りにはさまざまな像の噴水がある。 女神だとか騎士だとか怪獣のような像まで飾られている。 この町にはアインシュタインも住んでいたとかでアインシュタインの家もあった。 町の象徴ゴシック建築のミュンスター(大聖堂)の内部を見学し、カラクリの時計塔を見た後は一路チューリッヒ空港へ。
いよいよ帰国の途へ、夜 出国手続きの後ソウルへ出発。
6月29日(日)
ソウルで乗継後福岡へ。 夜福岡着。
スイスは楽しい旅だった。 アルプスを簡単なハイキングとはいえ歩くことができたのは本当に楽しかった。 何よりも学生時代からの憧れを果たすことができたのは望外の喜び。 この次の機会…あればだが…二度でも三度でも行きたいところ。
完 了
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空
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