2008/06/21 - 2008/06/29
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tetsu60さん
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梅雨を避けるため日本脱出を考えた。 この時期気候がよいのはヨーロッパ、が、結構暑い。 少し標高の高いところへ行けば涼しいかと考えたのがスイス。 スイスへは4年前にジュネーブとインターラーケンからユングフラウヨッホへ行ったことがある。 そのときの印象では、スイスは結構清潔な国。 安心できる国。 そして何より「アルプスのある国」。 せっかくスイスに行くなら憧れのアルプス(昔学生時代に山登りをしていた頃、アイガーやモンブランに憧れた…貧乏学生にはとてもアルプスの登山は無理だった。 山岳雑誌を見てあ〜だ、こ〜だと言い合うのが関の山)を歩いてみようと思いたった。 もちろんこの年で山登りは無理、さればということでハイキングツアーに行くことにした。
(行 程)
1日目(6/21(土)):福岡→ソウル(乗継)→チューリッヒ→ヴェギス(泊)
2日目(6/22(日)):ヴェギス→ファドゥーツ(リヒテンシュタイン)→マイエンフェルト(ハイジの里)→サンモリッツ(ベルニナアルプス展望)(泊)
3日目(6/23(月)):サンモリッツ→(氷河特急)→ローヌ氷河→ツェルマット(泊)
4日目(6/24(火)):ツェルマット→ゴルナーグラート→(ハイキング)→ツェルマット(泊)
5日目(6/25(水)):ツェルマット→マルティーニ→シャモニー(ハイキング)(泊)
6日目(6/26(木)):シャモニー→エギーユ・ドゥ・ミディ→モントルー(シヨン城)→マイリンゲン(泊)
7日目(6/27(金)):マイリンゲン→メンリッヒェン(ハイキング)→ユングフラウヨッホ→マイリンゲン(泊)
8日目(6/28(土)):マイリンゲン→シーニゲ・プラッテ植物園→ベルン(観光)→チューリッヒ
9日目(6/29(日)):チューリッヒ→ソウル(乗継)→福岡
6月21日(土)
福岡空港午前発のコリアン航空でソウル乗り継ぎ、チューリッヒヘ。 このツアーはメンバー19名、福岡、佐賀、熊本、鹿児島から、中でも熊本からの参加者が多い。 1人での参加は女性2名、男性1名、女性ペア1組、残りは夫婦連れ。 添乗員は50代の男性、男性の添乗員はこれまでのツアーで初めて。
ところで、このツアーで4年前にヨーロッパを回ったときご一緒した熊本から参加のご夫婦と再びご一緒することになった。 まったくの奇遇。
チューリッヒ到着後、バスで30分くらいのヴェギスの町へ。 ヴェギス湖という小さな湖の湖畔の町で、スイスのリゾート地になっている。 このきれいな町で宿泊。
6月22日(日)
朝、ヴェギスを発ってリヒテンシュタイン公国の首都ファドゥーツへ。
リヒテンシュタイン公国は面積160k?(小豆島くらい)、人口3万人強の小さな国。 ファドーツは首都とはいえ人口5千人くらいのこれまた小さな町。 リヒテンシュタインはリヒテンシュタイン公家が支配する君主制の国、公家は莫大な資産を有しており国からの歳費は現在貰っていないとのこと。 なんでも国家財政など問題にならないほどの資産らしい。
ファドゥーツは朝早くから外人(?我々も)の観光客が大勢来ていた。
ファドゥーツから再びスイスに戻りマイエンフェルトへ。
マイエンフェルトには「ハイジの家」がある。 ハイジの物語の作家ヨハンナ・ジュビリはこの近くに住んでいたらしい。 マイエンフェルトの町の郊外に「ハイジの村」なるものが作られていて、というか、どうやらこの辺り一帯を「ハイジの村」にして、ハイジの泉を造り、古い農家を「ハイジの家」に仕立てたもの。 ただ、ここを訪れているのはほとんどが日本人観光客。 外人さんは少ない。 ハイジの家は少し昔のスイスの農家…日本の明治・大正時代の農家…台所用品や農機具、大工道具、糸紡ぎ機などが飾られている。 周囲の牧場には牛たちがのんびり草を食んでいる。 天気がよくて暑いくらい、土産物屋で買ったアイスクリームが美味しかった。
マイエンフェルトからスイスきってのリゾート地サンモリッツへ。 途中標高2,284mのユリア峠を越える。 ローマ時代ジュリアス・シーザーが開いた道路だが現在もサンモリッツに抜ける主要な幹線道路となっている。
ユリア峠で一休みの後は一路サンモリッツへ。 着後、プント・ムラーユからケーブルでムオタス・ムラーユ展望台まで登る。 展望台の標高は2,456m。 ここからはベルニナアルプスの山々が眼前に広がっている…はずだった。 展望台では天気は晴れ、が、山には雲がかかっていて峰は雲に隠れている。 サンモリッツの町もかすんで見える。 ベルニナアルプスの主峰はピッツ・ベルニナ(4,049m)、晴れていれば展望台の左側、南の方角に見えるのだが…。 とは言うものの周りはどこを見ても白い雪をかぶった山、山、山。 「アルプスに来た〜。」と実感する。 サンモリッツは夏は避暑地、冬はスキー場として一大リゾートとなっているが、イタリアまでは直線距離でわずか15kmくらい。 少し冷えてきたので展望台の店でコーヒーを頼んだところ店の女性がかたことの日本語、英語、イタリア語で話してきた。 どうやらイタリア人だったらしい。
サンモリッツのホテルの裏を氷河鉄道の線路が走っており、時折赤い車体の列車が通っていた。
6月23日(月)
今日はサンモリッツ(スイスの南東)からツェルマット(スイスの南西)まで氷河特急で移動。
まず氷河特急でサンモリッツからアンデルマットまで。 列車はサンモリッツ(標高1,775m)を発ってフィリズールからランドヴァッサー渓谷に沿って北上、途中有名な高架橋ランドヴァッサー橋を渡る。 ランドヴァッサー渓谷からシーン川に沿って走る沿線はスイスの山岳地帯。 この沿線の最下点…標高約600mのクール…を過ぎてライン渓谷、この渓谷は岩山ばかり。 渓谷を抜けディゼンティスの駅で機関車を付け替える。 ディゼンティスは標高1,130m、オーバーアルプ峠(標高2,033m)まで急勾配が続くためアプト式鉄道となっている。 峠を越えて少し下るとアンデルマット。
アンデルマットで列車を降りてバスに乗り換え、フルカ峠を越え、ローヌ氷河へ。
ローヌ氷河はヨーロッパ最大の氷河とのこと。 ローヌ氷河は氷河の端からトンネル状にくりぬいてあって中に入ることができる。 みやげ物店で切符を買って氷河まで4〜5分くらい下り坂を歩いてゆく。 20年か30年か前にはこのみやげ物店のすぐ裏が氷河の入り口だったとのこと。 ここ20〜30年で氷河が数100m後退したことになる。 ここにも地球温暖化の影響が…。
ローヌ氷河からテーシュへ。 テーシュから再び氷河特急でツェルマットヘ。
ツェルマットの町はガソリン車の乗り入れが制限されていて本当に空気のきれいな町。 そしてこの町からはマッターホルンが目の当たりにできる。 夕食前にカメラスポットからマッターホルンの雄姿をおさめる。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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