気球に乗ってどこまでも?

2008/12/19 - 2008/12/23

　気球に初めて乗ってみて、見た景色がサバンナだったなんて、最高に素晴らしい体験をしていると思いました。

　そして、約2時間の空のたびの着陸地も、サバンナです。

エリア マサイマラ国立保護区周辺(ケニア)

　バスケットの中のつり革につかまりながら、膝を曲げ、みんなコンパクトにバスケットの中で丸くなりながら、着地を待ちました。

　風向きなどによってバスケットが真横に倒れたり、勢いに引きずられアリ塚に衝突したり、着陸態勢もその日によって様々です。

　この日の私達は、バスケットが斜めに地面に引きずられながらも、倒れずに無事着地することが出来ました。

　いつもは車の中から見ているだけのサバンナですが、この日は初めてサバンナの地に降り立ちました。

　どこを見渡しても地平線です。

　サバンナで朝食です。

　サバンナで乾杯。

　サバンナでの朝食は、最高に美味しかったです。

　サバンナでシェフが焼いてくれたアフリカン・パンケーキ。
日本のパンケーキに比べると薄いし、もっちりした食感で、クレープに近いカンジ。
ハチミツとマーマレードをブレンドしたソースをかけてもらいました。

　気球に乗るだけでも夢がひとつ叶ったのに、サバンナでの朝食も、きっと忘れられない体験となりました。

　私達のテーブルにかけられたクロスは赤。
この赤はライオンが恐れているマサイ族のマントの色です。
そして、それでも万が一ライオンが襲ってきたりしたら、テーブルの脇にある4本の鑓で闘うしかないのですが、この日、私達を狙っていたのは、木の上の小鳥達でした。
どうやら、人間がかなり美味しいものを食べていることを、知っているらしい。