2008/07/14 - 2008/07/14
59位(同エリア95件中)
まみさん
2008/07/14月 トリャヴナ日帰り
【宿泊:Hotel Balkan(ガブロヴォ泊)】
・聖ゲオルゲ教会
・聖ミカエル教会とイコン博物館
・学校博物館
・ダスカロフ・ハウス・ミュージーアム
・ペトコとペンチョー・スラべイコフ父子ハウス・ミュージーアム
ガヴロヴォに戻って、歩行者天国のラデツキー通りからパルマ・ヴィ広場〜聖トロイツァ教会〜聖ボゴロディツア教会周辺まで散策(民族復興時代様式の家の残る地区を散策)
トリャヴナは小さな町です。
行政区はもちろん、もっと大きいですが、観光客にとってのトリャヴナは、旧市街とその周辺ですからね。
のんびりまわるのが板についた私にとって、等身大な町だなぁと思いました。
旧市街は、ブルガリアで最も美しいといって良い民族復興時代様式の建物が並ぶミュージーアム・タウンです。
なので、町歩きそのものが観光ハイライトといえます。
アウトガラ(バスターミナル)あるいは駅から旧市街までの道のりも、滞在するならこういう町かな、と思えた、落ち着いた地方都市のセントラル。
社会主義時代にありがちな味気のない建物はほとんど見当たらず(単に私がとった道だけだったかもしれませんが)、小さな商店街の並ぶ、車通りの多くない、アットホームなエリア。
それが自慢の旧市街を大事に包み込んでいる───そんなかんじを受けました。
ただ、トリャヴナ行きを月曜日にぶつかるように旅程を組んだことを、ちょっぴり後悔しました。
ミュージーアムはほとんどない、あるいは用のない、町さえ見られれば良いところ、と思っていたから、たいていのミュージーアムが閉館となる月曜日に当てたのです。
面白そうなハウス・ミュージーアム2つほど、月・火は休館で見学できず、残念でした。
観光案内所で情報をもらったとき、ほぼ全部制覇したくなりました。
主にハウス・ミュージーアムで、ぶっちゃけていえば、昔のブルガリアの家の中の見学プラスなにがしかの展示ですから、どれも面白そうでしたし、見学に時間がかかりません。
でも、町の7つのミュージーアムのうち、入れたのは3つ。
入れたところは、じっくりゆっくり見学できましたけどね。うち2つは内部の撮影もできました。
また、この町は、木彫りと並んで皮革製品が有名だときいていたので、ここで少し家族・知人へのおみやげを含めて、ショッピングも楽しみました。
それも目当てにしていましたよ。
買うとしても、お財布か定期入れくらいの小さな製品をちょこちょこですけどね。
民族復興時代様式の建物のほとんどが、メハナ(カフェ)やレストランか、ギフトショップ(いくつかは工房兼ショップ)のミュージーアム・タウンですから、お買い物しながら歩こうとする方が楽しいです@
トリャヴナは、忙しい旅程の合間に、なるほどこういうところか、と分かる程度にささっと観光するなら、半日もいらないでしょう。
でも、ゆっくりしていても飽きない町です。
「(前略)橋を渡り、木陰の多い公園を過ぎ、右に進むと(まだアンゲル・クンチェフ通り沿い)、デャド・ニコラ将軍広場に到着します。1814年に古典ブルガリア民族復興時代様式で最初に造られた、この絵のような広場には、正時に高らかに鐘を鳴らす時計塔(1844年)があります。広場に面した学校博物館(Staroto Shkolo)は、1836年建設の、町で一番古い学校で、全面修復後、いまはトリャヴナ絵画学校博物館(Tryavna Museum School of Painting)です。これは訪問する価値があります。また、広場を見渡すと、町で最も古い教会である大天使聖ミカエル教会があります。トルコ人により焼き払われた後、1819年に再建されたこの教会は、この町を有名にしているいくつかの精巧な木彫り作品を自慢にしています。教会にはまた、ブルガリアのイコン画の歴史を概観できる、こぢんまりしたイコン博物館があり、ささやかな入場料を払って見学する価値はあります。
石のアーチ橋(1844年)を進むと、ブルガリアでも最もステキな石畳の道であるスラベイコフ通りに入ります。(後略)」
(Lonely Planet(2nd edition 2005年刊)より私訳)
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大天使聖ミカエル教会
ここにイコン博物館があります。
教会に隣接された建物ですが、2階は屋根裏のような部屋でした。
「大天使聖ミカエル教会は、中世にさかのぼる、とても貴重な文化記念建造物です。教会には木彫りによる12の聖書場面が描かれた古い十字架があります。教会のイコノスタシスと司教の王座はトリャヴナ派の木彫りの傑作品と認められています。」
(観光案内所で買った観光マップより私訳) -
入口の大天使聖ミカエルを描いた壁画
教会内部は撮影禁止でした。
この教会にもストーブがありました。そしてイコノスタシスはヨコにどっしりしていました。
イコノスタシスの1番上に竜の木彫りがあるのはなかなか珍しいと思いました。さすがトリャヴナ、見事な木彫りでした。
内壁に古い壁画が少しだけ残っていました。 -
大天使聖ミカエルに一面だけ残る、古い石造りの壁
《イコン博物館の壁にあった聖ミカエル教会の略歴メモ》
創建12世紀。オスマントルコ時代に3回焼失。最後に立てられたのは1814年。そのときに時計塔が加えられた。
最も独特なのは祭壇の木彫りと司祭の王座。
木彫りのトリャヴナ派の創始者であるVitanという司祭の手になる木彫り。
12世紀から残っている木彫り作品は北壁のドア枠のみ。 -
トリャヴナのシンボルの時計塔があるディヤド・ニコラ広場
「時計塔は、1814年に建てられ、時計は1815年から機能しています。伝説によると、塔を建てる許可を得るために、町の女性たちは、頭にかける華やかな伝統衣装「ソカイ(sokai)」をあきらめなければなりませんでした。」
(観光案内所で買った観光マップより私訳) -
ディヤド・ニコラ広場の学校博物館の建物
でも1階のこちら側は、皮革製品や木彫り、イコンなどの伝統産業の工房兼ショップでした。 -
ここから見ると長屋に見える工房兼ショップ
この皮革製品の店で少しだけ買い物をしました。 -
木彫り職人の店
このように表の壁には、なに職人の店であるか一目で分かるものが飾られていました。 -
職人長屋を背に、ディヤド・ニコラ広場を望む
駐車中の車がちょっと邪魔……。
「(前略)町の歴史的建造物の中に混ざって、1814年にさかのぼり、デャド・ニコラ将軍にちなんで名付けられた、時計塔のある広場があります。もう一つの観光名地は、時計塔の背後、川に架かる古い橋("kivgireniyat" bridge)です。ブルガリアで最初の世俗学校の1つは、デャド・ニコラ将軍広場に建てられました。トリャヴナのもう1つのシンボルの大天使聖ミカエル教会は町のセントラルにあり、12世紀後半、ブルガリアの王アッセンがビザンチン皇帝イサク2世(Isaac II)を破った後(訳注:このあとブルガリアはビザンチン支配を脱して第二次ブルガリア帝国を建国)に建てられました。教会の中の木彫りのイコノスタシスと司教の王座は、まさにトリャヴナの木彫りの傑作です。学校の隣は、民俗品コレクションのあるライコフ・ハウスであり、ブルガリアの最初の化学者ペンチョ・ニコロフ・ライコフ(Pencho Nikolov Raikov)が生まれた家です。近くには、ヴァシル・レフスキー(ブルガリア独立の革命家)の同士アンゲル・クンチェフのミュージーアム・ハウスがあります。(後略)」
(ウィキペディアフリー百科事典英語版「Tryavna」より私訳) -
ブルガリア民族復興時代様式の建物に囲まれたディヤド・ニコラ広場
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本日は休館日だったライコフ・ハウス(RAIKOV -HOUSE)
「ライコフ・ハウスは、トリャヴナの後期ブルガリア民族復興時代建築の典型例です。1846年に熟練建築工ディミトゥル・セルギューフ(Dimitur Sergyuv)によって建築された、通りを見渡たせるゆったりとした2階段建ての家は、ブルガリア民族復興時代の人々の精神と自信の象徴です。当初は、“ブルガリアの化学の父”である科学者ペンチョ・N・ライコフ(Pencho N.Raikov)の家でした。内部の展示は19世紀後期のブルガリアの生活様式に関するものが中心です。」
(トリャヴナの公式サイト(英語版)(http://www.tryavna.bg/en/)より私訳) -
裏から見たライコフ・ハウス
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ディヤド・ニコラ広場のギャラリー
ちょっとお邪魔してみました。 -
ギャラリーに展示されていた絵
これは少し昔のトリャヴナかしら。
かなり甘くてロマンチックな画風@ -
ギャラリーの外に展示されていた絵
エキゾチックでデザイン的でどこかノスタルジックで、こういう絵は好みです@ -
ギャラリーの外に展示されていた絵
これはどこを描いたものでしょうか。
ブルガリアだとしたら、海岸リゾート地やギリシャ時代の遺跡のある、黒海沿岸の方かしら。 -
アーチの石橋「古い橋」を渡りながら、トレヴネンスカ川を望む
川沿いの家は、石葺きではなく、ブルガリアの大半の町や村同様、オレンジ屋根です。 -
「古い橋」と時計塔を振り返って
もともと木造の橋があったところに、1844年にディミトゥル・セルギューフ(Dimitur Sergyov)が建てた石橋だそうです。
(情報源:観光案内所で買った観光マップ) -
木彫りの看板がステキな家
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スラベイコフ通りの、2階が迫り出したタイプの家
※このあたりでは他にも、こんな写真を撮っています。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14357862/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその10:花と実り豊かな夏のブルガリア・その2」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10264147/ -
ブルガリアに来るまでこんなに美しいとは思わなかったトロヤン焼きの陶器
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美して惚れ惚れするトロヤン焼きの陶器
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一番好みのブルー系のトロヤン焼きの皿
まだこの先、ヴェリコ・タルノヴォ、そしてソフィアへと移動しなければならないので、いくら気に入ったからといって、重くて割れやすくてかさ張る陶器は買う気になれませんでした。
ここはひとまず写真で我慢。
でも、後に買っちゃいました、このブルー系のトロヤン焼き。
さすがにこんな大きなお皿ではありませんでしたが。
後に買ったブルガリア土産のトロヤン焼きの写真(ソフィアのホテルにて撮影)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14421131/
帰国後に撮った写真より
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/14421134/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15286621/
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその14(完):ブルガリアでゲットしたもの」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10267157/
「トリャヴナ(Трявна)は、中央ブルガリアの町で、バルカン山脈の北面、ガブロヴォ近くのトリャヴナ川(Tryavna river)渓谷に位置しています。町は繊維産業と、典型的なブルガリア民族復興時代様式の建築で有名で、140点の文化史跡、博物館や展示があります。トリャヴナは、ブルガリア人文筆家ペンチョ・スラベイコフと革命家アンゲル・クンチェフの生誕地です。トラキア時代には早くも村が存在しましたが、町の存在が最初に記録に現れるのは、12世紀です。オスマントルコ支配時代、町の人間は峠の防御にあたり、そのことで特権を受けました。町にはブルガリア人だけが住むことができ、トルコ人は決して町に入れませんでした。ブルガリア民族復興時代、町は技能の発展に深く関与しました。この時代から残る家屋は、独自な建築設計を特徴とします。1階は不規則な形をしており、職人や商人が住みました。上階は、木彫りの張り出し窓が特徴で、屋根は整然と並んだ石葺きです。(後略)」
(ウィキペディアフリー百科事典英語版「Tryavna」より私訳)
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