2008年12月末　圧巻！スミソニアン航空宇宙博物館別館ウドバー・ハジー・センター！！

2008/12/26 - 2008/12/31

予想に反して温かいDC。
昼間は半袖の人もいます。
スミソニアン航空宇宙博物館の別館ウドバー・ハジー・センターにいってきました。
スペースシャトルに、コンコルド、B-29、紫電改。。。
かつてのプラモ少年も30を過ぎましたが、童心に帰り、興奮しまくりです。

エリア ワシントンＤ.Ｃ.(アメリカ)

ウドバー・ハジー・センターにいくには、ロズリンのバス停から、５Aダレス空港行きのバスにのって、とりあえずダレス空港までいきます。
空港までは、３．１ドル。
なんで、１０セントとるんだろう。。。
めんどい。

ダレス空港前のバス停から、ウドバー・ハジー・センター行きのバスがでています。
バージニア・リージョナル・トランジット・アソシエーション・シャトル。
５０セント。
しかし小銭がたくさんいるな。

空港から１０分くらいで到着します。

はいっていきなり、P-40がお出迎え。

飛行機！飛行機！飛行機！

私の亡き祖父が乗ってた紫電改です。
３４３空の塗装が施されています。
３４３空は、源田実大佐指揮の精鋭部隊です。

美しい機体です。紫電改の米側呼称は、ジョージだったようです。

特攻兵器「桜花」
一式陸攻などに搭載されて運搬されます。
敵艦隊まで一式陸攻が接近して、桜花を切り離して発射し、桜花は搭乗員もろとも特攻する、というシステム。
実際には、終戦末期に、十分な護衛戦闘機もないまま、重い桜花を運搬する一式陸攻は、恰好の標的となり、桜花を切り離すこともなく、桜花もろとも撃墜されていきます。

そして、どうだといわんばかりに、紫電改や、桜花などの日本機に覆いかぶさるように展示されているB-29。
このB-29はただのB-29ではなく、広島に原爆を投下したエノラゲイの本物です。

ドイツの飛行機も展示されていましたが、その上に、ドイツ本土を空襲したB-25を覆いかぶせるような展示をしてはいませんでした。
というか、B-25自体の展示もないし。

日本の飛行機の上には、乗っかるようにB-29、しかもエノラゲイを展示する。

これは、いったいなんなのでしょう。

スペースシャトルまで展示されています。
この期待は、1号機のエンタープライズ。
大気圏突入能力はなく、滑空試験用などに使われたものです。
とはいえ、本物のスペースシャトルであることにかわりはありません。

すごい迫力です。

八一とかいているので、人民解放軍のものです。
ミグ２１

戦後の西側世界を守った最大の功労者。
F-4ファントム。

F-15をベンツだとすると、F-4はカローラですが、５０００機を超える生産数は、西側のどの戦闘機よりも多く、数で西側を守りました。

トップガンでなじみのある、F-14。
アメリカの仮想敵国であるイランも導入してたりします。
パーレビ国王時代に、イランを親米政権にして、軍事力を強化させることで、ソ連の南下を防ごうとしましたが、イラン革命で親米政権は崩壊。パーレビ時代に購入したF-14は、そのままホメイニ政権に引き継がれましたが、メンテがなくなったので、損失を恐れてイライラ戦争にも投入されず、モスボールされてしまったようです。

いまでも各国軍隊で活躍するUH-1イロコイス。
シュミレーションゲームの大戦略では、序盤のヘリボーン作戦に欠かせない機体。
ベトナム戦争の映画などで出てくる米軍ヘリは大体これです。

オープンマインドな感じ。

SR-71も展示されています。
巨大！
全長は近くに展示されてるB-29とあんまり変わりません。
U-2の後継偵察機ですが、撃墜されたり、キューバ危機で活躍したU-2のほうをみたかったな。
偵察衛星の発達により、SR-71は、現在、すべて退役しているようです。

コンコルド。

退役した飛行機ばかり展示しているのかと思ったら、F-35もいました。