2009/01/01 - 2009/01/01
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josanさん
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去年は初めて田植えした田んぼが2ヶ所在り、稲作面積が前年度の約2倍近くになりピム達実働部隊は、かなり疲れた様子でした。
でも収穫が増えたことでやる気も増えたみたいです、年明けから未耕作の土地の整備をして2009年度も稲作を頑張るようです。
JOSANの村は都会のような年末のカウントダウンも無く、静かに年が暮れて行きました。
元旦の、夜の明け切れぬ05時30分、まだ薄暗い村のあちらこちらでドドーン、ドドーンと大きな祝砲が鳴り響き、新年が始まりました。
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JOSANの住む村の朝は早く、夏は05時、冬でも06時には皆働き始めます、農家が全世帯の90パーセント以上を占める村です。
元旦の今日は、村の毎朝のスピーカーからのお知らせの変わりに、祝砲があちこちでドドーン、ドドーンと鳴り響き、年明けを知らせていました。
JOSANの住む村の農家では、日曜日が決まったお休みでは無く、畑の作物の生育状態が休みの日を決めます。
厳しい自然と共存しなければ生けません、ただ手をこまねいて受け居れなければ為らない事が沢山有り、諦める事を覚えます。 -
今年は元旦の朝の気温が14度で、去年の6度に比べたら大分暖かく感じます、村は周りを高原に囲まれているのでウドン市内とは違い気温がかなり低くなります。
今は稲刈りも終わり村人はー息ついています、5月までは稲作もお休みで、炭焼き、牛飼い、野菜作りなどをして暮らします。 -
牛飼いをしている農家では、朝ー番に牛を連れて自分の畑に草を食べさせに行くのが男の仕事です。
昼ごろに畑に見に行き、水浴びをさせたり場所の移動をします。
そして夕方には畑に行き牛を家に連れ帰ります、これは毎日の事で休みの日は有りません、ー見のんびりしてる様ですが、休みが無いのはかなり辛いですよ。 -
JOSANの住む村の女性は大体05時30分頃、カァニアオ(もち米)を蒸す為の炭に火を点けるのがー日の始まりです。
村では未だ調理にはガスよりも炭が主流です、ですから調理は屋外での作業になります、ガスは有るのですが「炭の方が美味しく出来る」との事です。
ですから我が家のお父さんの焼く炭が人気があるのです、魚や鳥は炭火焼きが美味しいですよね。 -
さあ家族で初詣に行きましょう、−年の計は元旦に有りですからね。
このお寺には嫁のピムの弟が出家しており、ピムかお母さんが毎日暖かい朝食をお寺に持参して、お坊さん達にタンブンしています。
この国の95パーセントの人の信仰する、小乗仏教は女性を不浄の者としている為、仏門に入る事は出来ません、女性の出来る最大のタンブンは男の子を産んで仏門に入れ出家させる事だそうです、ですから弟が出家した時は家族中でタンブン出来て大喜びでした。 -
タイのお坊さんは食事は午前中に1-2回で托鉢で喜捨したものしか口に出来ず、午後は食事は出来ません、ですからタイの冠婚葬祭は朝が早いのです。
仏陀の教えでは、「出家者は乞食であれ」の通りタンブンで捨てられた(喜捨)物しか食べられず、人の捨てたボロをまとわなければ為らず、煩悩を捨ててこそ「悟り」が得られると有ります。
ですからお坊さんはタンブンされた時感謝しません、それは捨てられた物だからです、そしてタンブンした本人が救われるからです。 -
08時前なのに、お寺の広い本堂にはすでに入りきれないほどの人で溢れかえっていました、村の住民の殆んどが集まっているそうです。
お経が終わると、いよいよタンブンの始まりです。 -
元旦はお坊さん達は托鉢をせずお寺でタンブンを受けます、信者の人々はもち米とお菓子、お金をタンブンします。
普段はこんなに多くの人のタンブンは受けられません、町内の代表に頼まれて、托鉢の限られた時間でその地域しか廻る事が出来ないからです。
物を貰うのでは無く、「タンブンさせてあげる」ためなのですから頼まれないと行きません、出家者以外はタンブンでのみ、己を高める事が出来るのです。
タンブンはその人が死に輪廻転生する時まで、積み重ねる事が出来て、そのタンブンの量が多ければ多いほど良い転生が約束されると信じられています。
タイ人が自分の身の不幸を受け入れて、努力して生きようとしない考え方の人が多いのは、前世のタンブンが少ないためで自分ではどうしょうも無いと思うからです。
JOSANはこの思想が在る限り、益々貧富の差が無くなら無いと思います。 -
知り合いの米国人が恋人とタンブンに来ました、果たして旨く結婚まで行くのでしょうか?、沢山タンブンしなさいよーー。
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このお札のお飾りは、親戚や会社など多数で集めたタンブンです。
お金の出所は余り問は無いそうです、ですからヤクザやマフィアなどタイの裏社会からのタンブンも多いと聞きました、タンブンはその量の多さで決まるらしくやった者勝ちだそうですよ。(笑) -
陽子もディズニーのチョコをタンブンしました。(イエー)
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この並んでいる仏像を買ってタンブンするそうです、そして究極のタンブンは大金持ちがする、お寺を建立する事だそうです。
タイではお寺の維持が出来ず、廃寺になる寺が毎年在るそうですが、新しく建立するお寺も沢山有るそうです。 -
お寺の境内では出店が出ていて、この売り上げもー部タンブンされるとの事でした。
このクレープ面白い名前で「カノム、トウキョウ」(東京のお菓子、1枚10バーツ)と言うそうです、たしかクレープはフランスのお菓子でしたかね?。 -
こちらで売られている果物もタンブン用の物です。
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タイのお菓子は半端な甘さでは売れません、極甘で無ければ誰も買いません、ピムのお父さんの大好物ですので帰りに買って帰ります。
これもーつの小さなタンブンです。 -
家に帰りお父さんを呼んで、お菓子とお茶でー休みです、陽子は庭で音楽をかけて最近覚えたダンスを踊って居ます。(笑)
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午後に近所に住むピムの母方の親戚のケムおじさんが年賀の挨拶に来ました、このケムおじさんは元陸軍の特殊部隊の教官で超人ハルクの様な体の持ち主です。
ケムおじさんは近所の悪ガキどもに恐れられています、間違っても喧嘩を売る奴はウドンには居ません、今でも時々ウドンで開かれるコンサートとかバザールの警備主任を頼まれるそうです。
笑顔がとても素敵なおじさんです、JOSANの家のタンブンもニコニコしてお酒を飲みながら毎回手伝ってくれます。 -
ピムの妹と同じ年の息子がバンコクから帰って居るので魚料理を食べさせたいとの事で、2人でJOSANの養魚池に魚を取りに行きました。
おじさんはお父さんの親友で村でお父さんと1−2を争そう投網の名人です、この寒さの中お酒を飲んで気合で池に入り投網を打ってます。 -
小1時間で大きなタライに沢山取れました、料理も美味しく出来るでしょう、JOSANからのおじさんへのお正月のタンブンです。
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夜食は恒例の「クンパオカラシン」と言う海老の専門店で元旦が誕生日のピムのお母さんの誕生会です。
ピムの妹2人と姉の家族、両親みんな毎年楽しみにしています、出家した弟は戒律の為もう参加出来きません、長男夫婦は仕事で今年は不参加です。 -
この店は真ん中に大きな池が有り海老と魚の養殖をしていて、池の周りに食事小屋が50棟ほど有り、海老や魚を選んで料理して貰えます。
陽子の大好物の海老料理なので大喜びです。 -
バンコクの側で同じ職場で働く末娘の彼氏も、今回同行しているので初参加です、隣の三女のポーンは彼氏が出来なくて困ってます。
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お母さんの誕生日会の料理の仕度が出来ました、まずトムャンクン、トムャンパァー、の海老と魚の激辛スープ2品です。
(辛くて、酢ぱく、甘いーー>トムャン)タイでー番有名な海老(クン)と魚(パァー)のスープです。 -
本日のメイン料理の海老の鬼殻焼きです、何も味付けは無く素焼きですがナムチン(辛いたれ)に付けて食べます、激旨です。
ー皿1kgを2皿皆でペロリでした。 -
これは海老のてんぷらです、珍しく甘いタレで食べます
陽子のー押の料理です。
大皿2枚ー瞬でぺロでした。 -
これは雷魚のから揚げの野菜あんかけ料理です、クサミも無くアッサリして食べやすいです。
大皿2枚完食です。 -
これはイカとタコのシーフード炒めです見た目アッサリですが激辛です、なぜかタイではイカ、タコともパムゥ(墨を吐く物)と同じ呼び方です。
中皿2枚完食。 -
これはマナカツオのフライの香草あんかけです、ニンニクが利いていてJOSAN−押し料理です、まるで辛くありません。
大皿ー枚完食。 -
これは海老とイカのヤムウンセン(春雨サラダ)、見かけによらず本日のー番の激辛料理でした。
中皿2枚完食。 -
他に海老チャー飯大皿2枚有りましたが、写真を撮る暇も無く完食、タイ人はやはりお米が無いとダメですね。
若い人は良く食べます、気持ち良い位ですね。 -
最後の〆はお決まりのバースデイケーキです、激辛料理の後に激甘バタークリームのケーキです、陽子達子供の出番です。
このケーキは姉夫婦のタンブンです、料理は毎年JOSANのタンブンです。(涙) -
なぜか毎年ケーキのローソクは陽子とビィが吹き消してしまいます、後は女性陣とお父さんがケーキを始末してくれます。
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これだけ皆で食べて〆て1970バーツ(5200円)安いと思いませんか、タイは良い国ですね。
あれあれ、陽子がもうオネムです早く家に帰りましょう。
今年もー年、皆が良い年でありますように。
ウドンよりJOSAN。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- dashxさん 2010/06/26 16:59:27
- クンパオカラシン!
- JOSAN、こんにちは。
日本は梅雨の真っ盛りで今日もずーっと雨です。
気温はそれほど高くないのですが、ジトジトと蒸し暑くて
ウドンのあの強烈でカラリとした暑さが恋しいです。
そしてクンパオカラシン、JOSAN家の正月膳の席なんですね。夜は昼とは
また違った雰囲気で楽しそうです。行く前にこの旅行記を読んでいたら
もっと楽しめたのにと少し残念です。本当に美味しかった。中でも
スープ(トムヤンなんとかで、色が乳白色でした)は私がタイでいただいた
中では一番と感じました。あとソムタムの日本の感覚では味覚とは言えない
ほどの辛さが印象に残っています。暴力的な辛さと言うか・・・。
こうして年に一度離れて暮らしている家族が集まって食事をするって
いいですよね〜。欧米のクリスマス・ディナーみたいで。日本では
一族が集まることって本当に稀になりつつありますから。
それとタンブンの意味、とても参考になりました。させて貰うのですね。
現生での成功への執着が強い華僑の人たちもタンブンするのでしょうか?
JOSANも仰っているようにタイにおける貧富格差がなくならない一因が
その辺にあるように私も思えてきました。
- josanさん からの返信 2010/06/26 21:07:46
- RE: クンパオカラシン!
- > JOSAN、こんにちは。
>
> 日本は梅雨の真っ盛りで今日もずーっと雨です。
> 気温はそれほど高くないのですが、ジトジトと蒸し暑くて
> ウドンのあの強烈でカラリとした暑さが恋しいです。
今日はdashxさん、ウドンは今年も雨が少なく困って居ます。(涙)
> そしてクンパオカラシン、JOSAN家の正月膳の席なんですね。夜は昼とは
> また違った雰囲気で楽しそうです。行く前にこの旅行記を読んでいたら
> もっと楽しめたのにと少し残念です。本当に美味しかった。中でも
> スープ(トムヤンなんとかで、色が乳白色でした)は私がタイでいただいた
> 中では一番と感じました。あとソムタムの日本の感覚では味覚とは言えない
> ほどの辛さが印象に残っています。暴力的な辛さと言うか・・・。
コラートから始まるイサーンの料理やソムタムは、タイでー番辛いと言はれます、イサーン人は料理をー口食べる事に、ピック(トウガラシ)を1本丸のまま生で食べる人を多く見かけます。(マジ)
トムヤムクン(辛くて甘くて酢ぱい、海老「クン」のスープ)は入れる材料
豚(ムー)、鶏(カイ)、魚(パー)によりトムヤム・・・に変わります。
タイでは辛さを抑える為に、ココナツミルクを入れてトムヤムスープの味を
円やかにします。(祝)
> こうして年に一度離れて暮らしている家族が集まって食事をするって
> いいですよね〜。欧米のクリスマス・ディナーみたいで。日本では
> 一族が集まることって本当に稀になりつつありますから。
私も日本の家族全員とは、年にー回合えれば良い方で、親不孝ばかりして
います。(涙)
> それとタンブンの意味、とても参考になりました。させて貰うのですね。
> 現生での成功への執着が強い華僑の人たちもタンブンするのでしょうか?
> JOSANも仰っているようにタイにおける貧富格差がなくならない一因が
> その辺にあるように私も思えてきました。
華僑系のタイ人は大乗仏教徒ですので、輪廻転生を信じませんので、お墓を
作ります、タンブンも自分だけの為で無く、大勢の人間の救済の為に遣ります。
タイのタンブンとは考え方が違いますが、良い行いには違い有りませんね。(笑)
ウドンよりJOSAN。
-
- モエさん 2009/01/03 15:14:38
- タンブンの意味
- josanさんの日常日記楽しく読ませて頂きました。
私、タンブン=良い行い位にしか思っていなかったので、
大変勉強になりましたぁ。
それにしてもエビ料理、いいなぁ。
私もエビが大・大・大好物。
蕁麻疹が出るくらい沢山食べるから、周りから心配されます。
新居のタンブンも終わって一段落かしら。
またドラマのような旅行記楽しみにしています。
結局、今月は昨年のような長期の旅行はしなくなりました。
でも、今でもネットにかぶりついて検討中です。
モエ
- josanさん からの返信 2009/01/04 01:39:50
- RE: タンブンの意味
- モエさんこんばんわ、タンブンの意味はタイと日本が同じ仏教では無い事から調べ始めました、タイの小乗仏教は己一人の救済で、日本の大乗仏教は大多数の救済を思想の根幹に持つまるで違う教義です。
小乗は1人乗り、大乗は多人数乗りと大乗側からの侮蔑の意味を含む言い方です。
タイの教義では、選ばれた出家者のみが厳しい戒律を守り、修行する事で初めて「悟り」が開けるもので、在宅信者はタンブンでしか自分を救済出来ないと教えられているので、タンブンに励むのです、つまり己だけの救済が他の者も救うと言う考え方だとJOSANは思います。
全てが自分の良い未来への、輪廻転生の為のタンブンだと考えれば解かり易いかもしれませんね。
モエさん海老料理とても美味しいですよ、ウドンにお見えになればJOSANがタンブンして差し上げます。(TABUNN)
ウドンよりJOSAN。
- モエさん からの返信 2009/01/04 13:23:22
- RE: RE: タンブンの意味
- 多分、タンブン・・。
ナイスなボケですねぇ〜。
うふふふっ、お願いしまーす。
モエ
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