ワイン党の旅・ブルターニュ編・ロクロナン

2008/12/05 - 2008/12/05

ロクロナンはフランスのイメージよりも
イギリスの雰囲気を感じる、静かな、美しい村でした。
この町の名前がアイルランドから来た聖人ロクロナン
から来ていると聞くと、私の感じたイメージも
あながち間違っていなかったのだと思われます。

エリア フランス

バスのパーキングは高台の町の入口にありました。

村の中へ入って行くと村の中心の広場に出ました。
村は鼠色の石造りで、あいにく突然の雨交じりの風が吹いたりで、歩く人もなく、時がとまったような静かな村のたたずまいでした。

雨風がひどかったので、雨宿りもかねて、広場にあるサン・ロナン教会に飛び込みました。

１５世紀に建てられた巡礼教会の中は素朴な雰囲気でした。

教会内にあるキリストの像も素朴な雰囲気の丸みのあるやさしい彫刻でした。

雨もやみ始めたので、教会の外へ出て、今日の昼食レストランへ向かいました。

映画のロケ地にもなることがあるというのもうなずける、魅力的な風景があちこちにみられます。

昼食レストランも古い建物の中にありました。
真ん中の白いドアが入口です。

こじんまりとしたレストランは石組を利用した壁になっていますが、外と違って、明るくアットホームな室内でした。

ここで食べたのはブルターニュ名物のそばのクレープガレットです。
小さな器はコップがわりのボールで、こちらではこのボールで飲みます。
もちろん、飲める人はリンゴ酒、シードルです。
私はしぼりたて、りんごジュースです。

デザートはブルターニュの旗がなびいている、クレープです。
ソバ粉の皮で包んだのがガレット、小麦粉の皮で包んだのがクレープです。

ソバというと日本人としては蕎麦をすぐ思い浮かべるのですが、ブルターニュ地方もそばの産地として有名なのですね。
そして、次の街カンペールへ向かう途中で、フランス唯一のそばウイスキー工場に立ち寄りました。
試飲しましたが、味はそば焼酎でしょうか。
珍しい所寄らせてもらいました。