ワイン党の旅・ブルターニュ編・ギミリオー

2008/12/05 - 2008/12/05

ブルターニュはイギリスに近いこともあり、
ケルト様式など他のフランスの地域と違った
文化が見られます。
その一つがギミリオーにある「聖堂囲い地」と呼ばれる
ブルターニュ独特の教会様式です。
この時期は訪れる人もなく、静かなたたずまいで
不思議な雰囲気を持った教会でした。

エリア フランス

ギミリオーは小さな村で町の先に「聖堂囲い地」が見えています。
普段はパーキングが私の立っている後ろにあって、そこからこの通りを通って教会に向かうのですが、右に映っているのが私たちのバスで、バスの運転手さんが気を利かせて、教会のすぐそばで止めてくれました。

門を中心に石囲いの中に教会と付属の建物が建っていますが、思ったよりも狭い範囲の中に建っていました。

教会の前にはカルヴェールと呼ばれるものがあり、人物が約２００人も彫刻されているそうです。

こちらが教会入口です。
いろいろな装飾がされています。

そうした装飾の中にはケルトの模様を思わせる物がいくつか見られました。

教会内部は素朴な雰囲気でした。

こちらはバロック様式の木彫りの洗礼堂です。
この洗礼堂の柱にはかたつむりが４匹彫られていて全部見つけると幸せになれるとのことです。

これがそのかたつむりの１匹です。
このカタツムリは大きい方で、あとの３匹は見つけるのに結構てまどりました。

木彫りの祭壇は見事な彫刻で飾られていました。

パイプオルガンも立派ではありましたが、祭壇もオルガンも美しくはありましたが、華美ではなく、静かな聖堂にとてもマッチしていました。

教会内に置いてある彫刻などは皆、温かみのあるものでした。

教会を見学した後、出発前に村で開いていたカフェで
一休みをしました。

下がお菓子やさんで、上がカフェになっていました。
ケースの中にあった、ブルターニュ名物のクイニー・アマンを注文しました。

こちらがクイニー・アマンです。
バターの香りが高く、思ったよりもくどくないケーキでした。