スベイトラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
7月2日<br /><br /> 今日はなぜかカッセリーンの市長と会談することになった。もう訳わからん。留学生さんはそれなりの格好をしているが、こっちは作業やる気満々で来たから、すすけた作業着でいるのが悲しい。しかし、実質話を進めるのは留学生さんなので、自分はお飾りみたいなものだろう。市長はカッセリーンの農作物の植え付け面積と収穫量を説明してくれた。なんだか一般的な話だなぁと眠くなったところで次の来客があり、我々は退散。顔を見せるだけでも効果はあるそうだ。<br /><br /> 次に生産局に向かう。別の会議中だったのだが、割り込んで話をさせてもらう。留学生さんのプレゼンに先客たちも聞き入って、局長よりもむしろ周りの客のほうからいろいろな質問が出てきた。<br /><br /> チュニジアの人は議論するのが大好きである。朝から晩までカフェを覘くと男性たちはお茶やコーヒーを飲んでおり、時にはシーシャと呼ばれる水タバコをふかしながらあーだこーだ熱の入った話をしている。局長の前でもなんら遠慮することなく、カフェと同じように議論している。非常に生産的でよろしい。局長がカッセリーンの農作物に関するプレゼンテーションを見せてくれた。<br /><br /> その後、森林局の局長の案内でサボテン工場の見学に出かける。この工場ではサボテンの実・種・シュートをそれぞれ加工している。目玉商品は種を加工して作ったサボテン商品だという。いろいろな話を伺い、一通り工場内部を見学させてもらって、サンプルをもらう。<br /><br /> 留学生さんの兄弟の家で昼食をごちそうになる。またクスクスが出てきた。個人用に小分けに盛られているがやはり大きい。留学生さんが「無理しないで」というので半分くらいでギブアップしたところで「肉だけは完食して」と突っ込んできた。バランスよく手をつけたのが裏目に出た。もう動けないくらい食べ、胃袋のキャパシティが120%に達したみたいだ。そしてとどめのフルーツ盛り合わせ。なぜか自分の分だけメロンが2倍強に盛られていた。昨日「ここのメロンは美味いね」とメロンを褒めたことがこんなところで裏目に出た。<br /><br /> おなかいっぱいにご飯を頂いたところで、留学生さんの兄弟家族にお土産を渡した。娘さんが2人いるというので日本からのお土産として折り紙とそのテキストを持ってきたが、実際会ってみたらどう見ても小学生低学年と幼稚園の組み合わせ。もうちょっと簡単なレベルのものを持ってくればよかったかも。それでもいろいろな使い方があるだろう。<br /><br /> とりあえず見本を見せるということで、みんなの注目を集める中で折り鶴を折って見せた。まぁ、わからなくても色紙で遊んでくれればそれで十分だ。意外だったのはキラキラ光るホログラムタイプの折り紙の反応。妻からのアドバイスで「子どもはこういうの喜ぶよ」というので1つ買っておいたのだが、子どもだけでなく大人も喜んでいた。<br /><br /> 一通りお土産を紹介し終わったところで、留学生さんの兄弟の友達と一緒にハイドラ地域までの巡見に出かける。ハイドラの町はアルジェリアの国境に近いところにあり、高台から眺めるとアルジェリアが見える。しかもずっと同じ景色なので、国境もいつ越えるかわからなくなりそうだ。ハイドラ周辺の植生は非常に単純。樹木の優占種はアレッポマツで、時折低木層にビャクシン、林床にはローズマリーかスティパのどちらかという構成。山の斜面の方角や位置関係などで変化はするけれど、大体この構成で変わらない。やがてハイドラまで1kmのところに到着すると突然ローマ時代の遺跡が目の前に現れた。ここは遺跡群が有名らしい。さっそく車を降りてハイドラの遺跡を散策することにした。<br /><br /> この遺跡は4世紀ことに作られたという。細部にわたって石を加工しており、ローマ時代の人々の技術の高さをうかがい知ることができる。しかも遺跡の範囲はとても広い。しっかり見たら一日はかかるだろう。そんなに時間は取れないので、1時間ほど散策してから帰路に就くことにした。<br /><br /> 帰り道の途中でタラの町に少し寄り道。ここはチュニジアでも一番気温が下がる場所らしい。町は丘の上にあってそんなに大きくないが、町の中にはローマ時代の遺跡が残っており、立ち寄ってもいいところだ。タヒの町を通過してしばらく進むと、途中から昨日通った道に合流。そのままカッセリーンに戻った。昼食にいただいたクスクスが効いており、まだお腹がすかない。帰り道に昨日食べた食堂でサンドイッチを購入し、ホテルに戻ることにした。<br /><br /> ホテルに戻りサンドイッチを開けてみると半分に切ったフランスパンに、ポテト・サラダ・チキンがギッシリ詰め込んであった。正直でかすぎる。部屋の片隅にこれまでのサンプルが残っていたので、ノリのいい音楽をかけてテンションを高め、サンプル処理を進めることにした。ところがハイテンションになりすぎて3時まで仕事をしてしまった。あわてて寝床に入った。<br />

チュニジア戦記 (その11)

1いいね!

2008/06/22 - 2008/07/10

18位(同エリア26件中)

0

4

きゃわだ

きゃわださん

7月2日

 今日はなぜかカッセリーンの市長と会談することになった。もう訳わからん。留学生さんはそれなりの格好をしているが、こっちは作業やる気満々で来たから、すすけた作業着でいるのが悲しい。しかし、実質話を進めるのは留学生さんなので、自分はお飾りみたいなものだろう。市長はカッセリーンの農作物の植え付け面積と収穫量を説明してくれた。なんだか一般的な話だなぁと眠くなったところで次の来客があり、我々は退散。顔を見せるだけでも効果はあるそうだ。

 次に生産局に向かう。別の会議中だったのだが、割り込んで話をさせてもらう。留学生さんのプレゼンに先客たちも聞き入って、局長よりもむしろ周りの客のほうからいろいろな質問が出てきた。

 チュニジアの人は議論するのが大好きである。朝から晩までカフェを覘くと男性たちはお茶やコーヒーを飲んでおり、時にはシーシャと呼ばれる水タバコをふかしながらあーだこーだ熱の入った話をしている。局長の前でもなんら遠慮することなく、カフェと同じように議論している。非常に生産的でよろしい。局長がカッセリーンの農作物に関するプレゼンテーションを見せてくれた。

 その後、森林局の局長の案内でサボテン工場の見学に出かける。この工場ではサボテンの実・種・シュートをそれぞれ加工している。目玉商品は種を加工して作ったサボテン商品だという。いろいろな話を伺い、一通り工場内部を見学させてもらって、サンプルをもらう。

 留学生さんの兄弟の家で昼食をごちそうになる。またクスクスが出てきた。個人用に小分けに盛られているがやはり大きい。留学生さんが「無理しないで」というので半分くらいでギブアップしたところで「肉だけは完食して」と突っ込んできた。バランスよく手をつけたのが裏目に出た。もう動けないくらい食べ、胃袋のキャパシティが120%に達したみたいだ。そしてとどめのフルーツ盛り合わせ。なぜか自分の分だけメロンが2倍強に盛られていた。昨日「ここのメロンは美味いね」とメロンを褒めたことがこんなところで裏目に出た。

 おなかいっぱいにご飯を頂いたところで、留学生さんの兄弟家族にお土産を渡した。娘さんが2人いるというので日本からのお土産として折り紙とそのテキストを持ってきたが、実際会ってみたらどう見ても小学生低学年と幼稚園の組み合わせ。もうちょっと簡単なレベルのものを持ってくればよかったかも。それでもいろいろな使い方があるだろう。

 とりあえず見本を見せるということで、みんなの注目を集める中で折り鶴を折って見せた。まぁ、わからなくても色紙で遊んでくれればそれで十分だ。意外だったのはキラキラ光るホログラムタイプの折り紙の反応。妻からのアドバイスで「子どもはこういうの喜ぶよ」というので1つ買っておいたのだが、子どもだけでなく大人も喜んでいた。

 一通りお土産を紹介し終わったところで、留学生さんの兄弟の友達と一緒にハイドラ地域までの巡見に出かける。ハイドラの町はアルジェリアの国境に近いところにあり、高台から眺めるとアルジェリアが見える。しかもずっと同じ景色なので、国境もいつ越えるかわからなくなりそうだ。ハイドラ周辺の植生は非常に単純。樹木の優占種はアレッポマツで、時折低木層にビャクシン、林床にはローズマリーかスティパのどちらかという構成。山の斜面の方角や位置関係などで変化はするけれど、大体この構成で変わらない。やがてハイドラまで1kmのところに到着すると突然ローマ時代の遺跡が目の前に現れた。ここは遺跡群が有名らしい。さっそく車を降りてハイドラの遺跡を散策することにした。

 この遺跡は4世紀ことに作られたという。細部にわたって石を加工しており、ローマ時代の人々の技術の高さをうかがい知ることができる。しかも遺跡の範囲はとても広い。しっかり見たら一日はかかるだろう。そんなに時間は取れないので、1時間ほど散策してから帰路に就くことにした。

 帰り道の途中でタラの町に少し寄り道。ここはチュニジアでも一番気温が下がる場所らしい。町は丘の上にあってそんなに大きくないが、町の中にはローマ時代の遺跡が残っており、立ち寄ってもいいところだ。タヒの町を通過してしばらく進むと、途中から昨日通った道に合流。そのままカッセリーンに戻った。昼食にいただいたクスクスが効いており、まだお腹がすかない。帰り道に昨日食べた食堂でサンドイッチを購入し、ホテルに戻ることにした。

 ホテルに戻りサンドイッチを開けてみると半分に切ったフランスパンに、ポテト・サラダ・チキンがギッシリ詰め込んであった。正直でかすぎる。部屋の片隅にこれまでのサンプルが残っていたので、ノリのいい音楽をかけてテンションを高め、サンプル処理を進めることにした。ところがハイテンションになりすぎて3時まで仕事をしてしまった。あわてて寝床に入った。

同行者
社員・団体旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー
航空会社
エールフランス
  • なぜか訪問することになったサボテン工場。<br />社長もいい人そうだし,しっかりした工場でした。

    なぜか訪問することになったサボテン工場。
    社長もいい人そうだし,しっかりした工場でした。

  • また食べることになったクスクス。<br />結構お腹いっぱいになります。

    また食べることになったクスクス。
    結構お腹いっぱいになります。

  • ハイドラで見た遺跡。<br />柱とか超でっかいし,立派な遺跡群でした。

    ハイドラで見た遺跡。
    柱とか超でっかいし,立派な遺跡群でした。

  • ハイドラにあった凱旋門。<br />こんなのが結構な規模で残っているから驚き。

    ハイドラにあった凱旋門。
    こんなのが結構な規模で残っているから驚き。

この旅行記のタグ

1いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

チュニジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
チュニジア最安 709円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

チュニジアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP