2008/10/25 - 2008/10/25
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murenekoさん
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「人が旅に出るのではなく、旅が人を連れ出すのだ。」
〜ジョン・スタインベック『チャーリーとの旅』〜
2008年8月、屋久島からの帰り、JAL便の機内で機内誌『スカイワード』で「60の海。」というエッセイを読む。
脚本家、CMディレクターの大宮エリーさんが与論島に行った時のことを綴ったエッセイ。スピッツの曲を散りばめたショートムービー『海でのはなし。』(宮崎あおい主演)をネットで見て感銘を受けたことがあったのだけど、その監督が大宮エリーさんだったのを思い出した。
そこに載せられた写真の「海」と、「与論に来る偶然と、帰る頃に分かる必然を、楽しむことにしていたのだから」という一節に惹かれ、帰宅するや否や、与論行きの飛行機を予約したのだった。この時、与論島が何県にあるのかも、そもそも、どこにあるのかも知らなかったので、かなりムチャだったのだけど、このエッセイを読んだのも、偶然であり、必然であると思ったのだ。
今年初の有給休暇を無理やりゲットし、二泊三日で、与論島に向かう。与論島にある与論空港には、那覇空港経由と、鹿児島空港経由で行く方法があり、値段と乗り継ぎ時間と考慮し、今回は那覇空港経由で行くことにした。
前日、職場の飲み会で日付が変わってしまったため、1時過ぎに寝て、5時に起きる。眠い・・。
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今年3回目の那覇空港に着き、まずは「てびちそば定食」を食べる。沖縄に着いたら、まず沖縄そばを食べて、沖縄気分になるべし!
よしもとばななの『足てびち』を読みながら、てびちそばを食べる。美味しかったが、そばに入った足てびちは、ちょっと食べるのが難しいかな・・。 -
沖縄そばで沖縄気分満タンになり、RAC便で与論空港に向かう。この時、与論島が鹿児島県にあるとはまだ知らない(笑)
50席くらいの飛行機は7割くらいの入りの感じだけど、旅行者というよりは、島外に出ていた島の人が多いような感じ。あと、名前は知らないけれど、お相撲さんが2人乗っていた。 -
那覇空港で離陸待ちで20分位遅れた飛行機は30分ほどで与論空港に到着。朝は5時起きだったけれど、13時前に与論島に着いた。思っていたより近い島。
でも、まだこの島のことを何も知らない。 -
与論空港に民宿のおばちゃんが迎えにきてくれた。同じ宿にお相撲さんも泊まるらしい。お相撲さん二人と、親方、おかみさんと一緒に車に乗り込み、宿に向かう。
お相撲さんと親方は宿の常連みたいだったが、民宿のおばちゃんが、親方に「テレビ中継の土俵のわきでたまにお姿を拝見します」と言っていたので、有名な方なのかも? -
サトウキビ畑の中をざわわーと突っ切り、10分ちょいで民宿「楽園荘」へ到着。ほぼノープランで来たため、これから何かする!という予定もなかったが、民宿のおばちゃんが「レンタル自転車借りてみたら?」とアドバイスをくれたので、お願いする。
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民宿のさわやかおばちゃんの言葉が耳に残る。
「この島は、特になーにもせずに、たそがれることのできる島です」
何かで聞いたことのあるセリフだな〜。
そう、ここは映画『めがね』(荻上直子監督)のロケ地となった島なのだ。 -
この民宿は空港や島の繁華街?の茶花地区から、かなり離れており、道もアップダウンがあるらしいので、自転車ではちょっとしんどいかも、と聞いていた。
とはいえ、そもそも、「ヨロンマラソン」で島一周が走るコースになっているような場所なので、アップダウンにくじけることはないやろう・・と自転車をのんびり漕ぎ出す。
遠くの海を眺めながら、島一周道路を自転車で漕ぎ出す。ジョギングで走っている人もチラホラ見かける。
のんびり写真を撮りながら、20分チョイで茶花へ。思っていたより近かったかな。 -
「ヨロンマラソン」のスタート・ゴール地点にやってきた。
ここには、「ヨロンマラソン」の優勝者が座る「王者の椅子」がある。空港から送ってもらう途中、民宿のおばちゃんに、「王者だけが座ることのできる椅子です・・普段は誰でも王者になることができますけどね。」と、教えてもらい、ここを目指してやって来たのだ。 -
マラソンを走りきっていないのに、勝手に「王者の椅子」に座り、王者気分を味わっていると、次の便の飛行機で来たお客さんを送迎していた民宿のおばちゃんに見つかってしまう(笑)
「あんな風に写真も撮れますよ」(笑)なんて紹介されていたかもしれない。 -
王者の椅子に座った後は、心なしか王様気分で歩く。王様ゲームしたい・・(こら!)。
与論空港まで行ってみようと、自転車を走らせる。 -
廃屋となった建物を横切っていくと、「ヨロン駅」発見。
駅といっても、電車は通っておらず、駅の看板と短い線路だけが置かれているオブジェクト。 -
「ヨロン駅」の隣の駅は「かごしま」と「おきなわ」になっている。沖縄に「ゆいレール」ができる前は、ある意味、日本最西端の「駅」だったのかもしれない。
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ここのオブジェクトの入口みたいなところからのぞく海はとても景色が良い。どこでもドアで海に出たみたいな景色。
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パラダイスビーチ。
ヨロン駅からビーチに出る。
綺麗〜☆ -
海沿いの崖に小道があって、与論島の海を眺める事が出来る。
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「沖縄まで23km」の看板を発見。
道中、自販機で、沖縄に来たらローテーションにする、サンピン茶・ウッチン茶・シークワーサージュースを飲んでいたので、だいぶ沖縄気分だったが、ここは沖縄ではないのね。 -
ヨロンマラソンのスタート・ゴール地点のあるミコノス通りに立ち、ギリシャ気分になる。
与論島はギリシャのミコノス島と姉妹提携をしており、ミコノスをイメージした建物やモニュメントがある。 -
お次は「ウドノスビーチ」へ向う。
でっかいビーチの前に青い海が広がる。 -
海の家っぽい建物や、ビーチバレーのネットなんかがあって、海水浴場って感じ。海では親子連れが一組泳いでいた。
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大宮エリーのエッセイでは「亀の息つぎ」を見た場所と書かれているが、さすがに今の時期、ウミガメはいなさそう。
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ウドノスビーチ。
ここで夕陽を見たら奇麗やろうなぁ。 -
ウドノスビーチの近くのギリシャ村に行く。
ギリシャ村のお店「ギャラリー海」で、アジア雑貨や手作りアクセサリーやオリジナル・ヨロンTシャツを眺める。座った形のネコの置物がいっぱい。昔、友達にバリ島土産にもらったネコの置物に似ていた。 -
ギャラリーで買い物をした後、隣の「海カフェ」へ。
オシャレな店内で、ギリシャ風フラッペ(ギリシャ風コーヒー?)を飲み、ガトーショコラを食べてマッタリ。 -
テラス席では、外人のお姉さんが二人座っていて。まるでエーゲ海に面したカフェにいるような雰囲気。 エーゲ海に捧ぐ。海カフェのトイレに入ったら、アクセサリーや置物がたくさんあってすごくオシャレだったので、ここに来たら、トイレもぜひ見てください。
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ミコノス島にいる気分で、テーブルに座り、ウォークマンで『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のテープを120回くらいくりかえして聴きながら、旅行記を書き続けました。
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日が暮れてきたので、自転車をかっ飛ばして帰る。
坂にくじけて自転車を降りて押したりしながら、宿の近くまで戻る。
夕食の時間まで少し時間があったので、サトウキビ畑を走り抜けて、作家・森瑤子さんのお墓を見に行く。この島を愛し、別荘を建てた女流作家・森瑤子さんは、ここに眠っている。 -
『モッキングバードのいる町』の作者だよなぁ・・と思っていたが、それは森礼子だ。
与論島を舞台にした『アイランド』などで知られる。あとは、『スカーレット』の翻訳などが有名?
別荘は私有地で、立ち入り禁止。お墓に手を合わせる。ここの丘から見る海は綺麗やろうなぁ。 -
宿に戻り夕食。ミミガーなど沖縄料理も並ぶ。
夕食を食べるのは、自分と子連れのお父さんの2組だけだった。他にも何組か泊っていたようだが、お相撲さんは別の場所で食事、他に一人旅の人が2人いるらしかったが、別の場所で食べるとのこと。 -
お父さんは、お仕事のお母さんをおいて、大阪から2歳の息子と二人旅。
食事の時間に少し遅れてやってきたのだけど、なんでも夕陽を見ていたのだという。水平線に沈む夕日が綺麗に見えたのだとか。
食事の時間に合わせてダッシュで帰って来たけど、ウドノスビーチのあたりで、ゆっくり夕陽を眺めてればよかったなー。 -
宿のおばちゃんの差し入れで、与論島の黒糖焼酎「有泉」をグラス一杯いただく。
与論献奉をしたわけでもないのに、一気にお酒がまわり、昨日の寝不足もあいまって、部屋に戻って、ちょっと横になろう・・と思って気づいたら翌朝だった・・(笑)
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