心に染みる救急病院inバリ　'０８バリ島?

2008/12/01 - 2008/12/11

バリ島訪問１０回目。今回、４泊をサヌール、５泊を
ヌサドウアにしてみた。翌２日はサヌールの海岸を散策し
美しい景色に出会い、至極　ご満悦だった・・・が、その夜、
胃痙攣のような激痛に襲われ、顔面蒼白（らしかった）の私を
見て、同行の友人がすぐ　フロントへ医者の診察を要請した。
しかしホテル・ドクターに来て貰ったものの、英語でのやり取りに埒明かず
既に帰宅していた日本人のホテル・スタッフ（電話）と
ドクターと私（もぐもぐ）の三者で話し合った結果、救急病院へ行く事に。
救急車は時間がかかるらしく、タクシーで。その時点では
殆ど歩けなかった。

エリア バリ島(インドネシア)

• 同行者: 友人
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空

チェックイン後、部屋に案内され、庭に出て西の空を
見上げたら何と月齢３〜４位の細い月と宵の明星・金星、更に木星が接近していた。思わず歓声を上げてしまった。いい予兆？！

翌朝　サヌールの海岸を歩いた。この木の右辺りに
本来なら（好天気）、アグン山が遠望出来る筈。

何と美しい雲と海

新鮮な野菜等を売る人と買う人が・・・。

バリ・ハイアットH.の聞きしに勝る熱帯植物が
生い茂る広大な庭園に少なからず驚いた！

これはパピルスの葉だそうだ。
古代エジプトでは文字筆記のために使われた
とか。paperの語源とも？

そういえば以前、エジプトに行った時、
パピルスに描かれた絵を買った事があった。

その夜、友人と歓談中、気分が悪くなった。
鳩尾の辺りに激しい痛みが走り
我慢の限界にきている私を見て、慌てた友人が
フロントへ電話。しかしホテル ドクターの問診に
答えられる状況にあらずで日本人医師がいる救急病院行き(クタ）。真夜中の事、日本人医師も帰宅。
on callで女医さん（だった）と病院スタッフ及び
東京の旅行保険担当者と話し合う。保険担当者は
既往症であっても心配不要。しっかり診てもらえと。
私は検査は日本でしたい取り合えず対処療法を希望。　　その通りになった。しかし、当直医であった
エラワﾃｨ医師に診察を受け、薬(血圧！？）も
出された。何と全く無料！エラワティ医の好意と
日本人の女医さんが電話で教えてくれた。
不覚にも落涙。女性スタッフがそっとティッシュを
くれた。医は仁術なんて古い表現を思った。

ホテルに帰ったのが深夜２時頃。フラフラだ。
しかし、激痛は去っていた。今回　偶然にも部屋を
グレード・アップしておいて良かった。テラスが３方にあり、ここには寝椅子が置かれていて、周囲の植物に囲まれ
乍ら、休むのに最適。

帰国後は捻り鉢巻して遣り繰り算段しなければ！

ここにはハンモックが。
SOS救急病院の女医さんが毎日　我が症状を
心配し電話を下さった。そして、部屋に篭るより
庭園の散策、マッサージもリラックス目的なら
受けるといいとアドヴァイスも。弱っている時に
いただく優しさには胸があつくなる。感謝。
ホテルの日本人スタッフも味噌汁を手に握らせて
くれた。彼女には貴重なのに。又、感謝。

救急病院の女性医師 みか先生(右側)。夜中でも病状が 急変したら 駆けつけるからと携帯電話の番号をいただく。
それで十分嬉しいのに更に胃痛に効く特効薬を
届けてあげると・・・。しかし、救急患者ありで
行けないと二晩 連絡あり！そして
四日目の昼に、ホテル迄 届けて下さったのだ！
これはフロントで薬を頂戴している写真。
別れ際、彼女は言った「病院に来ないで。次回は
外で食事でも一緒にしましょう」と！優しい一言に
又、涙腺が・・・。若く美しい女医さんに元気と
思いやりを頂戴した。
エラワティ医師も毎日「大丈夫か」と みか先生に
聞かれたそうだ。感謝。

バリ島が好きになる所以、目に見えない
部分にもあり。

サヌール滞在５日目。日程変更も余儀なくされたが
お陰で６割程の回復を体感。
朝、後発隊？の知人２人も加わり、
再びサヌール海岸線をユックリ歩いていたら、
前方にバリ島の最高峰アグン山が薄っすらと
控え目？に視界に飛び込んできた！感激！！

更に歩き、アグン山に見惚れる。
遠くに見る山も乙なものである。

早朝、ランニングする人。
ここはヌサドゥア・ビーチ。

同じくヌサﾄﾞｩア・ビーチ。遠く雲と海の
間に雨が降ってる様子が分かる。