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茨城県土浦市にある旧土浦中学校本館を訪ねてみました。<br /><br />旧土浦中学校は現在土浦第一高等学校となっていますが、本館は1904年(明治37)に竣工され、もう100年以上の歴史を有する旧制中学校校舎です。<br /><br />この本館は、明治時代において数少ない木造洋風建築物で、しかも装飾性などが全くないバラック(「急造の兵舎」の意)式校舎が一般的であった当時にあって、西欧の香りがするゴシック風の一段と斬新なものでした。<br /><br />旧制中学校校舎の多くが姿を消していく中、旧土浦一中本館はその特色ある原型を十分保ち続けてきました。そうした観点から、1976年(昭和51)旧制中学校校舎として全国初の国重要文化財に登録されました。<br /><br />1時間余りの見学を終えると、しばし明治の学舎にいるような気がして、特に教室で座っていると、その場を離れがたい気持ちでいっぱいでした。(カバーで使用した写真は、土浦一高で発行された絵葉書を使わせていただきました。)<br />

華麗なる「旧土浦中学校本館」を訪ねて

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2008/12/13 - 2008/12/13

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茨城県土浦市にある旧土浦中学校本館を訪ねてみました。

旧土浦中学校は現在土浦第一高等学校となっていますが、本館は1904年(明治37)に竣工され、もう100年以上の歴史を有する旧制中学校校舎です。

この本館は、明治時代において数少ない木造洋風建築物で、しかも装飾性などが全くないバラック(「急造の兵舎」の意)式校舎が一般的であった当時にあって、西欧の香りがするゴシック風の一段と斬新なものでした。

旧制中学校校舎の多くが姿を消していく中、旧土浦一中本館はその特色ある原型を十分保ち続けてきました。そうした観点から、1976年(昭和51)旧制中学校校舎として全国初の国重要文化財に登録されました。

1時間余りの見学を終えると、しばし明治の学舎にいるような気がして、特に教室で座っていると、その場を離れがたい気持ちでいっぱいでした。(カバーで使用した写真は、土浦一高で発行された絵葉書を使わせていただきました。)

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  • 旧土浦一高本館を正面から撮ってみました。<br /><br />木造平屋建ての、凹字形の左右対称の平面構成をしています。

    旧土浦一高本館を正面から撮ってみました。

    木造平屋建ての、凹字形の左右対称の平面構成をしています。

  • 復元された教室です。旧土浦中学校時代に使われていた机を再現し、当時の雰囲気をよみがえらせています。<br /><br />机は椅子と一体型、窓は外周が上げ下げに、廊下および内庭側が引き違いになっています。

    復元された教室です。旧土浦中学校時代に使われていた机を再現し、当時の雰囲気をよみがえらせています。

    机は椅子と一体型、窓は外周が上げ下げに、廊下および内庭側が引き違いになっています。

  • こちらは校長室です。入ってみましょう。

    こちらは校長室です。入ってみましょう。

  • 真ん中にテーブルが置かれ、ちょっとした会議などに使われたと思われます。

    真ん中にテーブルが置かれ、ちょっとした会議などに使われたと思われます。

  • 校長が使っていたデスクです。

    校長が使っていたデスクです。

  • 校長室には当時使われていた金庫が置かれています。大変年期の入った金庫ですね。

    校長室には当時使われていた金庫が置かれています。大変年期の入った金庫ですね。

  • 本館の裏側です。その前には庭があり、かっては西洋式の庭園が造られていました。

    本館の裏側です。その前には庭があり、かっては西洋式の庭園が造られていました。

  • 旧本館は長い間外国人の設計ではないかと思われてきましたが、1974年(昭和49)、玄関屋根裏から設計者と工事請負人の名前を記した棟札が発見され、駒杵勤治の設計であることが分かりました。<br /><br />写真の人物が駒杵勤治(1878〜1919)です。彼は帝国大学工科大学校出身で、辰野金吾の弟子でした。(この画像は土浦一高発行の絵葉書より)

    旧本館は長い間外国人の設計ではないかと思われてきましたが、1974年(昭和49)、玄関屋根裏から設計者と工事請負人の名前を記した棟札が発見され、駒杵勤治の設計であることが分かりました。

    写真の人物が駒杵勤治(1878〜1919)です。彼は帝国大学工科大学校出身で、辰野金吾の弟子でした。(この画像は土浦一高発行の絵葉書より)

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