2008/08/01 - 2008/08/15
2939位(同エリア6771件中)
kumさん
ローマ3日目の午後はティヴォリの別荘ツアーに参加しました。ツアーはホテルで紹介してもらったグレイラインのものに参加し、ホテルのフロントで予約しました。英語とイタリア語のガイドがいました。本当は個人で行きたかったのですが、結構バスの本数が少ないようだったので効率よくまわれるようにツアーに参加することにしました。
出発は2時だったので午前中はヴァチカンに行っています。
ティボリ・ツアーは総勢20人くらい参加していました。まず、エステ家別荘(ヴィッラ・デステ)に行き、そこで1時間〜1時間くらい見て、ハドリアヌス帝の別荘(ヴィッラ・アドリアーナ)に移動しましたが、体力のない人たちはヴィッラ・アドリアーナには行かずにヴィッラ・デステでゆっくりしていました。私は両方行きましたが、確かに時間がなかったのでもっとゆっくりしたかったです。帰りにヴィッラ・デステに戻って、居残り組の人たちをピックアップしました。
このツアーは観光時間が短いの(ツアーってそんなもんなのかもしれないですが…)やガイドのやる気がないのもイマイチでしたが、一番どうかと思ったのはヴィッラ・デステからの移動中、ヴィッラ・アドリアーナまで歩いている女の子を乗せてあげて、かつ、帰りもローマまで乗せてあげていたことです。入場料はもちろん払わせていましたけど、足代はとらず、しかもその子もちゃっかりツアーに紛れていたのでガイドの説明とかも聞いているわけですよ(たいした説明してないけど)。56ユーロ出して参加している我々がそれを見てどう思うか、ちょっとは考えろよと生真面目な私はむかついてしまったわけですよ。そういうところがこの国の良い所でもあるのは分かるんですけどね。激しくマイナスにも感じてしまう自分を見て、私はこの国に合わないかもな…とイタリア移住計画(思いつきです)を断念した一日でした。
ともあれ、上記の件がなくてもこのツアーはヴィッラ・アドリアーナでの観光時間が圧倒的に足りなすぎたので、ティヴォリ観光に一日あてられる方は個人で行かれることをオススメします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
PR
-
グレイラインのツアーはホテルでピックアップしてくれます。
バスに乗ってサン・ジョヴァンニ門からローマをでました。
途中、遺跡が屋根からはみでている家が、、ローマのこういう混沌とした感じがすごく好き。 -
城壁
-
サン・ジョヴァンニ門
-
しつこくてすみません。
城壁フェチなので(苦笑 -
ローマからバスで1時間くらいだったかな。
ヴィッラ・デステの入り口 -
この別荘はフェラーラのエステ家出身の枢機卿イッポーリト2世・デステが建てたものです。コンクラーヴェ(ローマ教皇選挙)で敗れて隠遁生活を送った場所だそうです。
イッポーリト2世はルクレツィア・ボルジアの息子としても知られています。 -
この別荘は建物内部もフレスコ画で埋め尽くされていてきれいですが、
-
なんといっても、噴水で有名。
イタリアで一番美しい噴水庭園と言われています。
山の斜面に作られた庭園でその高低差を利用して作った噴水がたくさんあります。 -
-
-
とにかく大小様々な噴水があり涼しげ。
実際、40度近い猛暑でしたが噴水の近くは少し涼しかった。 -
百の噴水
-
-
-
-
楕円の噴水
-
枝が輪っかになている木
-
オルガンの噴水
30分だか1時間に一回オルガンの音が聞こえるらしいのですが、時間になっても聞こえなかった・・・ -
オルガンの噴水から下を眺めると池がきれい。
-
庭園から別荘を見上げる。
高低差はかなりあります。 -
エフォソスのアルテミスの噴水
ちょっときもい。。 -
百の噴水を通ってまた上に戻ります
-
ティヴォリはローマ時代から高級別荘地だったそうです。どうりで眺めがきれい。
この辺りは白ワインも作っているそうです。ガイドになにやら教えてもらいましたが、忘れましたorz -
ちなみに、この別荘はもともとは修道院だったそうです。
-
庭園でのピクニックは禁止ですがカフェがあります♪
水が多いだけに蚊が多いので虫除けがあるとベター -
ティヴォリの丘の上にあるロッカ・ピーア城。ピウス2世が15世紀に建てた。
グレイラインのツアーでは残念ながらここに立ち寄る時間はありませんでした。
ヴィッラ・アドリアーナに行かずにここに残っていたら見れたのかもしれませんが。 -
ヴィッラ・デステからバスで20分くらいかな。
ヴィッラ・アドリアーナに到着
ここは敷地がかなり広いです。 -
ローマ帝国の属州を旅したハドリアヌス帝が旅行で見てきた風景に魅せられてそれを再現するようにして建築したもの。
134AD完成だそうです。15世紀に発掘され始めてヴィッラ・デステの建築にも少なからず影響を与えたそうです。 -
ギリシャのアテネを模した庭園ポイキレ
-
ポイキレの池で泳ぐ白鳥
-
このツアーではポイキレからカノプスまで行って戻ってくるだけの時間しかありませんでした。カノプスまで行く途中に大浴場もあります。
とにかく夏は暑くて日陰がないので日傘は絶対あった方がいい。 -
エジプトのセラーピス神殿とナイル川を模したカノプス
ナイル川に転落して溺死したハドリアヌス帝の愛人だった少年アンティノスを偲んで作ったものだそう。
とてもロマンチックな場所 -
池の奥はニンフェウムといってセラーピスの神殿を模した建物になっています。
-
-
池の周りを彫刻が飾っていましたが、現存するのはわずか
-
ニンフェウムから
一人で池の周りを歩いていたら危うく置いていかれそうになりました。ひどい・・・
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (5)
-
- 真@tokyoさん 2009/05/05 10:35:50
- ヴィッラ・アドリアーナ
- kumさん
はじめまして。
おとといローマから帰国しました。
1週間の滞在中、チーボリに参りました。
もちろん、ヴィッラ・アドリアーナが第1目的です。
現地ツアーを考えましたが自由さ優先し、個人で地下鉄とバスで参りました。kumさんの旅行記によれば、それが正解のようですね。
現地に4時間ほどおりました。スケールの大きさに圧倒されました。
それからヴィッラ・デステその他を廻りました。
いずれ、旅行記をアップします。
同じところに出向いた仲です。
これからもよろしくお願いします。
- kumさん からの返信 2009/05/06 14:03:34
- RE: ヴィッラ・アドリアーナ
- 真@tokyoさん、はじめまして。
といっても、実は何度かお邪魔したことはありました^^
ログインしてないことが多いので
足跡は残していなかったかもしれませんが。
Tivoliに個人で行かれましたか!
是非とも行き方も旅行記でご説明願います!
バスがどの程度の頻度であるのかが分からなかったこともあり
時間優先で現地ツアーに参加して不満が残ったので
機会があればゆっくり再訪したいと思っています。
ヴィッラ・アドリアーナに4時間ってとても贅沢ですね。
旅行記のアップを楽しみにしていますので
これからもよろしくお願いします。
kum
- 真@tokyoさん からの返信 2009/06/07 06:48:03
- RE: ヴィッラ・アドリアーナ
- kumさん
ようやくヴィッラ・アドリアーナへのアクセス方法をアップしました。
すでに訪問いただいたようでありがとうございました。
kumさんは十分な時間を取れなかったようで惜しかったですね。
しかし、ポイキレとカノプスという代表作を廻られたので、まずは良しとしましょう。そのほかにも多数の遺跡がありましたが見学者も激減していました。ローマから1日でティーボリを廻るとなると苦しいですね。
話は違いますがNYの春を楽しませてもらいました。一度にいろんな花が咲いて華やかでお祭りにぴったりです。
パーク・スロープを訪れた時にプロスペクト公園には寄りましたが広すぎて、結局植物園はパスしてしまいました。日本庭園があったのですね。
- kumさん からの返信 2009/06/07 08:06:14
- RE: ヴィッラ・アドリアーナ
- 真@tokyoさん、こんにちは。
行き方のアップありがとうございます。
所要時間などガイドブックとの違いも指摘されていてとても参考になりました。
学生の社会科見学?遠足?が多かったのですね。
確かに、東京の学生にとっての鎌倉みたいな位置づけなのかもしれませんね。
ブルックリン植物園は日本からの観光客がわざわざ行くようなところではないかもしれませんね。ただ、こちらの人達が桜や日本庭園に喜んでいる様子を見るのは日本人的には嬉しいし、興味深かったです。
kum
-
- nomonomoさん 2008/12/11 13:53:53
- ヴィラ・デステの旅行記拝見
- kumさま、
ヴィラ・デステの旅行記を拝読しました。当方も昨年1月に、ヴィラ・デステに行き、感動してきました。とても良いところですね。
われわれは、地下鉄と路線バスを乗り継いでいきましたが、それなりに面白い道中でした。アドリアヌスの方はいけませんでした。
また、楽しい(いろいろとニュースのある?)旅行記を期待しています。
nomonomo
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kumさんの関連旅行記
ローマ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
5
36