開城ツアーが終わって帰り、我々日本人1名+スイス人2名、夕食を食べようって事になったんだけど、ひとりベジタリアンがいた！<br />でもビビンバとかは肉入ってないから大丈夫だよ、って事で無難なレストランを探してたらやたら地元民で混んでる店があり「混んでる店は美味い！」って事で潜入！<br /><br />たまたまひとつテーブルが空いて着席。<br />おばちゃん5名くらいが賄ってる店。全く言葉通じない！<br />英語も日本語も駄目！<br /><br />で、彼らが持ってきてた韓国語会話から「彼、肉・魚、ダメ」ってなんとか伝えた。<br />僕は韓国語読めるんだけど、読めるだけでボキャブラリーないから発音正しくてもそれが何の料理なのかわからない。<br />って事でオモニ（韓国語でお母さん。おばちゃん店員をこう呼ぶ）に任せた。<br /><br /><br />そして待つ事数分。<br />やってきたのが・・・・<br /><br /><br />モツ！！！！<br /><br /><br />なんとこの店、モツ鍋の店だった！<br />ベジタリアンにモツ鍋の店って！おいおい！って、入ったのは我々自身だが。<br />しかも欧州人、通常モツ食べません！<br /><br />・・・って、文句を書きつつ、実は僕はモツ大好き！<br />しかもこのスープが美味い！<br />このモツ盛り合わせが美味い！<br />そしてソジュ（焼酎）。アジアだねえ。<br /><br />アーーーー幸せ！<br /><br />で、二人を見ると・・・・<br /><br />1）ベジタリアンの彼。これがオモニがほんとに気にしてて、サイドディッシュで出てくるキムチや惣菜を他のテーブルの人達よりも種類多めに、そしてご飯を彼に上げてた。<br />彼もその気遣いが嬉しくて「Good!」ってオモニに返してた。<br /><br />2）ベジタリアンじゃないけどモツは普段食べない彼。<br />はじめはおそるおそる食べてたけど、結構いけたみたい。<br />お義理で食べてる風だったのが最後はパクパク食べてた。<br />「普段食べないけど、この味付けなら大丈夫」って。<br /><br /><br />で、食べ終わって会計。<br />食べて飲んで一人4000ウォン（当時400円、今262円！）驚異的な安さ！<br />覚えているでしょうか、このソウルは9月、その数週間前のスイス、マクドナルドで1000円！<br />4000ウォンって4スイスフラン（当時）なんだけど、4スイスフランで何食べられる？<br />チョコくらい買えるか！？って話しつつ、オモニにカムサハムニダって言いながら店をでた。<br /><br /><br /><br />そして数百メートル歩いた時、僕が店に傘を忘れたのに気がついた。<br />この日は降ったりやんだりで、店に入った時は小雨、出た時は止んでたので気づかなかった。<br />「ここで待ってて、すぐ取ってくる」って振り向いた瞬間、<br /><br /><br />そこにオモニが！！<br /><br />「傘忘れたでしょ！」って！<br /><br /><br />ここって繁華街だし、店を出て右に行ったか左に行ったかわからないのに探して追っかけてきてくれた！<br />ほんとに自分の子供みたいに気にかけてくれてて凄い心が温かくなった。<br />やっぱり料理ってその味だけじゃなくて店の雰囲気も大事なんだよね。<br /><br /><br />が！正直、店の名前覚えてません（爆）！<br />なので自分で探してね。<br />光化門駅から南へ行ったレストラン街のひとつ。

あったか～いオモニの店

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2008/09 - 2008/09

22807位(同エリア25696件中)

#その他

旅行記グループ東アジア

Noelさん

開城ツアーが終わって帰り、我々日本人1名+スイス人2名、夕食を食べようって事になったんだけど、ひとりベジタリアンがいた！
でもビビンバとかは肉入ってないから大丈夫だよ、って事で無難なレストランを探してたらやたら地元民で混んでる店があり「混んでる店は美味い！」って事で潜入！

たまたまひとつテーブルが空いて着席。
おばちゃん5名くらいが賄ってる店。全く言葉通じない！
英語も日本語も駄目！

で、彼らが持ってきてた韓国語会話から「彼、肉・魚、ダメ」ってなんとか伝えた。
僕は韓国語読めるんだけど、読めるだけでボキャブラリーないから発音正しくてもそれが何の料理なのかわからない。
って事でオモニ（韓国語でお母さん。おばちゃん店員をこう呼ぶ）に任せた。

そして待つ事数分。
やってきたのが・・・・

モツ！！！！

なんとこの店、モツ鍋の店だった！
ベジタリアンにモツ鍋の店って！おいおい！って、入ったのは我々自身だが。
しかも欧州人、通常モツ食べません！

・・・って、文句を書きつつ、実は僕はモツ大好き！
しかもこのスープが美味い！
このモツ盛り合わせが美味い！
そしてソジュ（焼酎）。アジアだねえ。

アーーーー幸せ！

で、二人を見ると・・・・

1）ベジタリアンの彼。これがオモニがほんとに気にしてて、サイドディッシュで出てくるキムチや惣菜を他のテーブルの人達よりも種類多めに、そしてご飯を彼に上げてた。
彼もその気遣いが嬉しくて「Good!」ってオモニに返してた。

2）ベジタリアンじゃないけどモツは普段食べない彼。
はじめはおそるおそる食べてたけど、結構いけたみたい。
お義理で食べてる風だったのが最後はパクパク食べてた。
「普段食べないけど、この味付けなら大丈夫」って。

で、食べ終わって会計。
食べて飲んで一人4000ウォン（当時400円、今262円！）驚異的な安さ！
覚えているでしょうか、このソウルは9月、その数週間前のスイス、マクドナルドで1000円！
4000ウォンって4スイスフラン（当時）なんだけど、4スイスフランで何食べられる？
チョコくらい買えるか！？って話しつつ、オモニにカムサハムニダって言いながら店をでた。

そして数百メートル歩いた時、僕が店に傘を忘れたのに気がついた。
この日は降ったりやんだりで、店に入った時は小雨、出た時は止んでたので気づかなかった。
「ここで待ってて、すぐ取ってくる」って振り向いた瞬間、

そこにオモニが！！

「傘忘れたでしょ！」って！

ここって繁華街だし、店を出て右に行ったか左に行ったかわからないのに探して追っかけてきてくれた！
ほんとに自分の子供みたいに気にかけてくれてて凄い心が温かくなった。
やっぱり料理ってその味だけじゃなくて店の雰囲気も大事なんだよね。

が！正直、店の名前覚えてません（爆）！
なので自分で探してね。
光化門駅から南へ行ったレストラン街のひとつ。