デリー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
デリーの南東部、メラウリ・バダプール通り沿いにかつての栄華を伝える堅固な要塞の跡が残されている。これらはデリーで3つ目のスルタン王朝であるトゥグラク朝の王によって建てられたものである。<br /><br />トゥグラク朝の初代王であるギヤスウッディン・トゥグラクはもともとハルジ朝の王アラウッディンに仕える将軍であったが、アラウッディンの死後、数々の陰謀により、新たな王朝をデリーに打ち立てるに至った。<br /><br />トゥグラク朝を起こすにあたり、ギヤスウッディンはこの地に新たな要塞を建築した。それが今のトゥグラカバード Tuguluqabadである。トゥグラカバードの建築は1321年~25年にかけてであった。<br /><br />その後ギヤスウッディンの息子、ムハンマド・トゥグラクによってアディラバード(トゥグラカバードの南東に位置する)や、その建築の間の仮の住家としてナイカコート等も建築された。<br /><br />トゥグラク朝はその後文化王フェローズ・トゥグラクに引き継がれて行くが、トゥグラク朝の創世記を担ったこの2人の親子は近くのギヤスウッディン廟に葬られている。<br /><br />トゥグラク朝の建築は独特のトゥグラク様式と呼ばれる建築様式であり、上述の建物はすべて同じ建築様式である。特に傾斜した堅固な防護壁と丸い円柱型の見張り台が特徴である。<br /><br />いずれも近隣地域の為、2時間程度で全部回れる。

デリー観光VOL7~トゥグラク朝の史跡を辿る。その3:栄華を今に伝える城砦

2いいね!

2008/11/23 - 2008/11/23

1669位(同エリア1986件中)

0

40

Krisflyer

Krisflyerさん

デリーの南東部、メラウリ・バダプール通り沿いにかつての栄華を伝える堅固な要塞の跡が残されている。これらはデリーで3つ目のスルタン王朝であるトゥグラク朝の王によって建てられたものである。

トゥグラク朝の初代王であるギヤスウッディン・トゥグラクはもともとハルジ朝の王アラウッディンに仕える将軍であったが、アラウッディンの死後、数々の陰謀により、新たな王朝をデリーに打ち立てるに至った。

トゥグラク朝を起こすにあたり、ギヤスウッディンはこの地に新たな要塞を建築した。それが今のトゥグラカバード Tuguluqabadである。トゥグラカバードの建築は1321年~25年にかけてであった。

その後ギヤスウッディンの息子、ムハンマド・トゥグラクによってアディラバード(トゥグラカバードの南東に位置する)や、その建築の間の仮の住家としてナイカコート等も建築された。

トゥグラク朝はその後文化王フェローズ・トゥグラクに引き継がれて行くが、トゥグラク朝の創世記を担ったこの2人の親子は近くのギヤスウッディン廟に葬られている。

トゥグラク朝の建築は独特のトゥグラク様式と呼ばれる建築様式であり、上述の建物はすべて同じ建築様式である。特に傾斜した堅固な防護壁と丸い円柱型の見張り台が特徴である。

いずれも近隣地域の為、2時間程度で全部回れる。

同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
  • ++++++++++++++++++++++++++<br />名前:トゥグラカバード<br />      Tughluqabad<br />建築:ギヤスウッディン・トゥグラク<br />完成:1321-25<br />料金:Rs.100<br />開門:日の出〜日の入<br />++++++++++++++++++++++++++<br /><br />メラウリ・バダプール通りに面しているトゥグラカバードの入り口。トゥグラカバードには全部で13つの出入り口が有るが、この出入り口はスルタンの居城であった宮殿地区への出入り口となっている。観光客はここから出入りする。

    ++++++++++++++++++++++++++
    名前:トゥグラカバード
    Tughluqabad
    建築:ギヤスウッディン・トゥグラク
    完成:1321-25
    料金:Rs.100
    開門:日の出〜日の入
    ++++++++++++++++++++++++++

    メラウリ・バダプール通りに面しているトゥグラカバードの入り口。トゥグラカバードには全部で13つの出入り口が有るが、この出入り口はスルタンの居城であった宮殿地区への出入り口となっている。観光客はここから出入りする。

  • 入り口部分のアーチ。この頃には既にアーチの技術が完成していたものと考えられる。クトゥブミナールが立てられた頃はアーチ技術が無く、当時の建築は重みに耐え切れず崩れ落ちてしまっている。

    入り口部分のアーチ。この頃には既にアーチの技術が完成していたものと考えられる。クトゥブミナールが立てられた頃はアーチ技術が無く、当時の建築は重みに耐え切れず崩れ落ちてしまっている。

  • このぴっちりと隙間無くくみ上げられたアーチ屋根の内部。今に至るまで崩れていない。

    このぴっちりと隙間無くくみ上げられたアーチ屋根の内部。今に至るまで崩れていない。

  • アーチ門を潜り抜けると、この様に城砦の奥へと向かう石造りの回廊が見えてくる。城砦の中も外も堅固な石造りの防護壁である。そして一定の間隔で円柱型の見張り台も見られる。

    アーチ門を潜り抜けると、この様に城砦の奥へと向かう石造りの回廊が見えてくる。城砦の中も外も堅固な石造りの防護壁である。そして一定の間隔で円柱型の見張り台も見られる。

  • 正面入り口から入って左手に位置するすでに瓦礫となってしまった建造物群はかつての宮殿の跡。ここでギヤスウッディンは暮らしていたのだろう。<br /><br />今は建造物の壁の一部が残っているだけである。

    正面入り口から入って左手に位置するすでに瓦礫となってしまった建造物群はかつての宮殿の跡。ここでギヤスウッディンは暮らしていたのだろう。

    今は建造物の壁の一部が残っているだけである。

  • 女性たちのモスク

    女性たちのモスク

  • マーケット

    マーケット

  • マーケットの両脇には貯蔵庫が広がる。

    マーケットの両脇には貯蔵庫が広がる。

  • 秘密の抜け穴。<br /><br />ここから有事の際には向かい側にあるアディラバードまで逃げ出す事が出来た(らしい)。現在は途中が崩れ落ちてしまって今では中に入る事は出来ない。

    秘密の抜け穴。

    ここから有事の際には向かい側にあるアディラバードまで逃げ出す事が出来た(らしい)。現在は途中が崩れ落ちてしまって今では中に入る事は出来ない。

  • 向かいに見えるのが、この城砦を建てたギヤスウッディン・トゥグラクの廟。トゥグラカバードと同じく、トゥグラク様式の城壁で囲まれている。

    向かいに見えるのが、この城砦を建てたギヤスウッディン・トゥグラクの廟。トゥグラカバードと同じく、トゥグラク様式の城壁で囲まれている。

  • +++++++++++++++++++++++++++<br />名前:ギヤスウッディン・トゥグラク廟<br />建築:ギヤスウッディン・トゥグラク<br />建築:13世紀<br />+++++++++++++++++++++++++++

    +++++++++++++++++++++++++++
    名前:ギヤスウッディン・トゥグラク廟
    建築:ギヤスウッディン・トゥグラク
    建築:13世紀
    +++++++++++++++++++++++++++

  • ギヤスウッディン廟の城壁から遥か東に有るアディラバードを臨む。アディラバードが高台に建てられた城壁に囲まれていた要塞である事が判る。

    ギヤスウッディン廟の城壁から遥か東に有るアディラバードを臨む。アディラバードが高台に建てられた城壁に囲まれていた要塞である事が判る。

  • ++++++++++++++++++++++<br />名前:アディラバード<br />建築:ムハンマド・トゥグラク<br />建築:13世紀<br />++++++++++++++++++++++

    ++++++++++++++++++++++
    名前:アディラバード
    建築:ムハンマド・トゥグラク
    建築:13世紀
    ++++++++++++++++++++++

  • アディラバードの城壁の上からトゥグラカバード訪問を臨む。左手に見えるのがギヤスウッディン廟、右手に見えるのが、トゥグラカバードです。

    アディラバードの城壁の上からトゥグラカバード訪問を臨む。左手に見えるのがギヤスウッディン廟、右手に見えるのが、トゥグラカバードです。

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

インドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
インド最安 306円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

インドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP