2014/10/05 - 2014/10/12
889位(同エリア1824件中)
mu2さん
10月5日 成田➡デリー
6日 レー 高地順応
7日 レー ヘミス・ティクセゴンパ
8日 レー ラマユル・アルチゴンパ
9日 レ― ビャンゴンパ
10日 ストク にゃむしゃんの館
11日 レー➡デリー➡成田
12日 早朝成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- エアインディア
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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レーのホテルにビールはなかった。無事高山病にもならず楽しく旅行できたから最後の夕食に飲もうと思ったのだが。インド人はあまり酒を飲むことを好まないらしい。
翌朝早くレーを飛び立ちデリーに着いた。成田行きは21時発。13時間もある。スルーガイドはもういない。
帰りの飛行機からはヒマラヤがよく見えた。 -
時間をつぶすために、タクシーで国立博物館に行き、またタクシーで空港に戻ろう。これなら安全に過ごせるだろうと思たのだが。そのタクシーが一番トラブルの元らしい。金を出してガイドさんについて行ってもらったほうがいいとインド通の人が言う。ウーン困った。
がまんして空港で本でも読んで過ごそう、デリー空港はきれいだしなんとかなるさ。と思い空港の中に入ろうとすると、出発6時間前にならないと中に入れなかった。人の良さそうな警備員をねらっても無理だった。 -
警備員はターミナル3の1階の両サイドに休憩室があるからそこに行けと言う。休憩室に入るだけでもチェックは厳重だ。コーヒーとパンを食べて休んだが落ち着かない。
昨日飲めなかったビールでも飲んで一眠りだと思ったのにやはりビールはない。なんだかだんだんイラついてきた。なんで客がビールを飲みたいというのに用意してないんだ!
ここからの写真は博物館の展示物。仏陀が将来出家すると聖人に聞かされ嘆く父。聖人のひざに載っているのが仏陀。仏陀を人の形にすることが許されていない時代のレリーフ。 -
よしこの怒りを勇気に代えて、一人で地下鉄で国立博物館に行ってみせるぞとふるいたち、休憩室の椅子をけって立ち上がった。
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うまい具合に、地下鉄はターミナル3の2階の渡り廊下を渡ったビルの地下にある。チケット売り場には地図と路線図が貼ってあった。
ちょうどやさしそうなインド人が地図を見ている。国立博物館に行きたいんだけどと言ってみると、一生懸命探してくれた。やはりあきらめようかと思った頃その男が場所と降りる駅を教えてくれた。オタク顔のインド人をねらうと親切な気がする。 -
その前に荷物だ。荷物預かり所はこのビルのさっき渡って来た渡り廊下の先にある。10キロ以上あり100ルピー渡す。帰りに超過した分の金と預かり証を渡せば簡単に戻ってくる。
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英語だけど一応駅名(Central Secretariat)を紙に書き、チケット売り場に差し出すと、コインを2枚くれた。青いコインはニューデリーまでそこで乗り換え、もう1枚のアルミのコインは目的の駅まで。入る時コインでタッチして、出る時穴に入れる、簡単だ。
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エアポート駅のあるエアポート線は、セキュリティーがきびしくすいていてニューデリーまでは簡単だった。ところがイエローラインに乗り換えようと思ったら、ものすごい数のインド人が並んでいた、乗り換えのコインがあって良かった、ここでチケットを買ったら頭がおかしくなるだろう。なぜか地下鉄は撮影禁止。
人々に押されながらなんとか乗り換えの改札を通過。しかし来る電車はかなり混んでいる、よく見ると一番前の車両がすいている。走って行って飛び乗った。 -
ところがなんかおかしい車両内が華やいでいる、見回してみると男がいない。まずい女性専用車らしい。まいったなあまちがっちゃったあと大げさに振舞いその場をしのいだ。でもみんな温かい目で見てくれた。一目で何も知らない外人だとわかるからだろう。
生まれて初めて平べったいおおとつのない顔に生まれたことを感謝した。でもこれ意外といい手かもしれない、鋭い視線のインドの男たちに囲まれるのはかなりきつい。 -
無事地下鉄を降り歩いて5分くらいの博物館に到着、この辺りは大統領官邸など重要な建物があるので兵隊さんがたくさんいて、街路樹も多く安全だ。
10人以上の人にいろいろ聞いて助けてもらったがみんな感じ良くていねいに教えてくれる、インド人はあたりはいいみたいだ。問題はその後らしい、なんせすごい歴史を背負って生きている民族だから一筋縄ではいかない。 -
博物館の展示はすごい、ざっと見ても2時間はかかる。日本語の案内テープをただでかしてくれる。
彫刻類はいやというほど展示されている。その中でこの金の塔は仏教徒が涙を流して喜ぶ展示物だ。 -
この展示室で一生懸命金の塔を拝んでいる二人の坊さんがいた。台湾から来たらしい。
なんとこれは仏陀の骨が入っているのだ。前に二つ並んでいるツボに入れられ発見されたらしいのだ。 -
そこへおなじ団体の台湾人がやってきた、20人くらいの坊主と尼さん、30人くらいの敬虔な仏教徒、総勢50人くらい。もおすごいさわぎになった、五体投地をなんどもして、次はぐるぐる回りまたひざまずいてお祈り、そしてえらい坊さんの講話、最後は全員で記念撮影。展示室は団体さん貸し切り状態の、興奮の坩堝とかしてしまった。
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しかしこれ本当にお釈迦様の骨なんだろうか。そうであれば一つ失敬して、毎日煎じて飲めばもっと立派な人間になれるであろうが…。
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そんなこんなで見学を終わり無事空港へ、帰りは普通の車両に乗ったのでドアが開き乗ろうとすると一斉に見つめられまいった。インド人はあまり笑わない、あの彫りの深い黒い目で見つめられるとたじろぐ
ニューデリーでチケットを買うことになったが、エアポート線は他の線とは別のチケット売り場と改札なので問題ない。でもチェックは厳しい、荷物と体の検査をすませないと、改札はおろかチケット売り場にも行けない。 -
なんとなくインドぽい自転車だ。博物館の周りは街路樹が多くサルやリスもいる。観光スポットも多い。
もしもインドの地下鉄に乗りたい時は、空港からニューデリーまでにしておいたほうが無難だろう。町の中心に出るから歩いて見物してまた地下鉄で空港まで。ただし同じくらの距離でも空港線は100ルピー、ほかは20ルピーだ。
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