アンティグアでお料理教室編

2008/09/11 - 2008/11/11

グアテマラのアンティグアはスペイン語学校で有名な町。

スペイン語学校は中南米の様々な都市にありますが、値段も安く、旅行者向けのアクティビティも取りそろい、かつ美しいコロニアル都市で旅行者が感激する・・・など様々な条件がそろい、アンティグアにかなう町はなかなかないと思われる。

ただ、近年急激にスペイン語学校が倍増し、各学校共に様々なアクティビティを用意して生徒獲得にやっきになってます。

「明日、ここで12時から料理教室があります。参加費は10ケツァールです。来ませんか？」

物価の高いアンティグアで10ケツァルで食事は出来ません。

「料理は作りたくないけど、見て、写真とってもいい？」
「もちろん」

というわけで参加してみました。

エリア アンティグア(グアテマラ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

いきなりすっ飛んですいません。

「料理は作りたくない！」といって承諾してもらっていたのはいいんですが、当日その話をしたオーナーがいなかったため、しかも時間ぴったりに行ったのに一番先に到着してしまい、ワカモレ係になってしまいました。

ワカモレ作り終わってからサルサを作っているアメリカ人のリズをぽちっと撮影です。

サルサ用のトマトは網焼きにして皮をむきます。

日本だと湯むきにしますが、ロミトを作るついでだっていうのもあるけど、網焼きです。

あちち。

サルサは、トマトをつぶしてコリアンダーのみじん切りと塩胡椒という。簡単お手軽。

もうすでに焼き上がって保温中。

肉は牛肉。日本でいうとステーキ用の肉を３枚におろしたくらいの厚みです。

前日からたれにつけ込んでおいた物を網焼きにします。
基本的に中米のカルネは前日からスパイスにづけにしてあるものが多い。

サルサ用のトマトを焼いている間にワカモレを作り、トマトでサルサを作っている間に肉を焼き、さらにトルティージャを焼いて暖めます。

トルティージャを焼いているとこ。

アメリカンの子供がうろうろしとります。
（このがっこうの先生のこども）

できあがった料理を盛りつけました。
皿の上に盛ってあるのはアボカドのディップ、ワカモレ。発音はワカモルと聞こえる。

アボカドは皮をむいてつぶし、みじん切りにしたネギ、コリアンダーを入れて混ぜ、レモン汁と塩胡椒で味付け。
簡単だし、こってりな味わいのワカモレがさっぱりと味わえます。

肉料理の付け合わせやトルティーヤチップス用のディップとしておなじみ。

取り直し。焼いたトルティージャも添えてみました。

肉料理はロミトというそうです。

この料理はエンチラダだそうです。

メキシコのエンチラダとは全然違うんだけど、要はこれらの肉やワカモレをトルティージャで巻いて食べるっていうことかな。

（メキシコでは肉やチーズをトルティージャで巻いた物をエンチラーダといい、実際巻いた物が出てくる）

グアテマラの伝統料理を紹介しております。

スペイン語学校で先生が一つ一つ作り方を教えてくれましたが、完璧にわかったのはタマレスくらいでした。

タマレスは肉や野菜をトウモロコシの皮で包んだ物を鍋に入れ、少しの水を入れて蒸し焼きにするのですね。

具によって味わいが変わりますが、蒸した肉にサルサをかけて食べたり、ふるふるのトウモロコシでんぷんみたいな面白い食感の物、いろいろでしたがまあまあの味です。