日本二十六聖人記念館　− Nagasaki, Japan

2008/11/08 - 2008/11/08

お昼まで時間があるので、駅付近を散策しました。
まず、勝海舟が4年間住んだという本蓮寺へ。その後、近くにある日本二十六聖人殉教地へ行きました。
　

エリア 長崎市(長崎)

舟越保武によるニ十六聖人のブロンズ像が並んでいる記念碑です。

記念館で、丁度「殉教者とその時代」というのを来年1月12日までやっていたので、じっくり見て来ました。
江戸時代に出た数多くの殉教者達、史料、遺物などが展示してありました。
二十六聖人の像の裏が、この石塁碑「葡萄の房」になっています。

向こうに双塔が見えます。周って行くことにします。

教会前から「長崎浦上街道がここから始まる」という石碑が建っていました。

聖フィリッポ教会の塔

建築家・今井兼次（1895〜1987）が設計した聖堂。モザイクの塔は、高さ26,8ｍです。

1962年に完成した聖堂と記念館。
モザイクは建設資金が乏しかったため、不要の器や土中の陶器片、赤や黄色のタイル、青い信楽の火鉢の破片などを使っているそうです。その土地の人々の記憶がつまっており、その欠片が集って、一つの宇宙を構成しているのだそうです。

やはり今井兼次が設計した記念館の裏手の壁面にもやはり同じような装飾が施されていました。

聖福寺へ行く途中にあった幣振坂。
ここ以外にも幣振坂はありました。

勝海舟が4年住んでいたという本蓮寺へ行ってみました。
本蓮寺への石段を挟んで、右側がサン・ラザロ病院とサン・ジョアン教会跡であった。

石段下に見えるのは、本蓮寺の二天門の礎石跡。
原爆で二天門は焼失したが、礎石だけが残っていた。

本蓮寺