2008秋 Vol.3～ミャンマー・パガンで過ごした一日

2008/10/31 - 2008/10/31

11月の三連休に有給休暇をくっつけたら５日間。
以前から「とにかく人がいい」と旅友達絶賛のミャンマーへ行こうと思っていた。

5日あれば、乗り継ぎのいい深夜便のタイ航空を使えば、国内移動を飛行機にすれば、パガンとインレー湖までいける。
計画を進めていくうち、高田馬場にあるおいしいミャンマー料理屋を見つけてからは、さらにミャンマー熱が高まった。

現地を訪ねてみると、やはり期待を裏切らない素敵な国でした。

★旅行スケジュール★
10/30(木)　関空～バンコク～ヤンゴン（4時間観光）～パガン
10/31(金)　パガン観光
11/1(土)　 空路でインレー湖へ
11/2(日)　 インレー湖観光
11/3(月)　 空路でヘーホー～ヤンゴン（2時間観光）～バンコク
11/4(火)　 早朝成田着

エリア バガン(ミャンマー)

ヤンゴンからのフライト、エアパガンがニャンウー空港に着いたのは夕方5時過ぎ。
夕日を見るにはきわどい時間。

空港からタクシーでニャンウーの宿に向かう。5ドル。そのままタクシーを待たせ、ゲストハウスへ荷物を置いてすぐ、夕日スポットのパゴダへ急いでもらった。

すでに大勢の観光客が今か今かとパゴダに登り待機している。

サンセットの旅行記
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10285574/

その日は疲れてすぐ就寝。

翌朝は5時起床。
ゲストハウス近くの托鉢を見に行った。

まだ真っ暗な町の、一軒だけ電気のついた建物の前で炊き出しなどを大勢分用意してお坊さんたちに分けられていた。

去年見たラオスのルアンパバーンの托鉢は、信者一人ひとりがお坊さんに分け与えていた光景とは少し様子が違う。
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10187804/

ゲストハウスの屋上で朝食をとる。朝日が気持ちいい。
パンやオムレツの他、盛りだくさんのフルーツが出てくる。
これだけ付いて1泊5ドルとは恐るべしミャンマーの物価。
リタイアして悠々自適なドイツ人と一緒になる。ミャンマーに惚れこみ毎年訪れることすでに10回以上という。
すでにこの時点で私もリピーターになりそうな予感。

食事をすませ、近くのマーケットへいき早速現地民になりきるため衣装調達。

マーケットに居たお姉さん。
顔にタナカとよばれる木が原料の日焼け止めを塗っている。

あっち向いて。
ママに指差されて見つめてくれた娘さん。

フルーツが豊富です。

さて、ロンジーと呼ばれる筒状のコットンの巻きスカートに、シャンバックを方から下げれば、私もミャンマー人？
これからチャリンコでパゴダ観光へ出発です。

午前9時を回ると、太陽がぎらぎら照り付けてきた。10月最後というのに、やはり南国の日差しは強い。

重い一眼レフカメラを首からぶら下げ、シャッターチャンスは逃がさぬよう、サイクリング。

頭にものを乗せて運ぶバランス感覚抜群の女性。
その向こうには尼さんの姿が見える。

なんだか思わずシャッターを切る。

背景がボケた！
コンデジにはない映像にテンションがあがる。

ニャンウーの町に近い、パガンでもっとも豪華なシュエズィコンパゴダ。

見所のひとつなのでたくさんの地元の観光客も訪れていた。

建物の影で涼む家族。
みんなほっぺにタナカを塗ってます。

写真撮って！とポーズを決めたお坊さん。
後からモデル料がほしそうだった。

すいすいとチャリンコで一本道を進む。
誰もいなさそうなパゴダを見つけわき道に入っていく。

誰も居ない。いいな、この感じ。

修復がきれいに進んでいる。レリーフも美しい。

するとどこからか少年がやってきた。鍵を持っているからパゴダの上に登ってみる？無料だよという。

人気ないしもっと眺めがいいパゴダがあるはずだからと断る。

彼、ウズベキスタンのミナレットを管理している警備員のようだ。こっちはもれなく小遣い稼ぎだけど。

再び一本道に戻ると、今度は2人組みの少年が付いてきた。頼んでないのに付いてきた。

牛車がのんびりと通り過ぎていく。

お坊さんたちとすれ違った。

お出かけですか。

さっきから望遠レンズを思いっきりズームにして写真撮りまくってる私。怪しすぎます？

先日買ったばっかりのカメラなんですよ。嬉しいんです。

ちょっといぶかしげな顔のお坊さんたち。

ごめんなさいね。

今度は地面にはいつくばって、誰かが脱いだサンダルを撮影。
日本なら間違いなく連行されている奇怪行動。

ミャンマーのお寺では、入り口で必ず履物を脱ぎ、どんなに床が汚れていようともはだしで歩きます。

おかげで足の裏が真っ黒黒。

木造建築が古めかしい僧院へ。

かなり古そうな建物の中では、お坊さんたちが修行しながら暮らしてました。

ラオスのようなナンパ坊主は居ませんでした（笑）

額の中からこんにちは。

イラワジ川へ出る。

"Road to MANDALAY"

この川のずっと向こうにマンダレーへとつながっている。
今回は時間がないのでマンダレーはパス。

船ものんびり動く、ミャンマーの村パガン。

川を見ながらぼーっとしながら過ごす贅沢な時間。

さっきの２人の少年がまだ付いてくる。
というかいつの間にか道案内役みたいになっている。

川辺で、洗濯、入浴、水遊び。
生活感あふれる、こんなアジアの田舎がよい。

日差しが強くなってきたので一度宿に戻って休息することにした。

勝手についてきた少年たちが、絵を買えといい始めた。興味がないからと断ると、半日付き合ったんだから買えと。それでもいらないというと、最後に外人の観光客なんて金のために相手してるだけなんだと、吐き捨てるように言われた。
こんなすれた奴らもいるんだ。すごく悲しくて残念だった。だけどこんなひどいのはこれっきりだった。

こういうときは大声で叫ぶと警察が飛んでくるそうです。

部屋で少し休んだ後は、サンセットクルーズ。
といってもボートをチャーターし、川から陸にあるパゴダを見るのだ。
ニャンウーから近くの洞窟観光も組み合わせ、1時間半くらいで10ドルほど。

ゲストハウスまでは船乗り場までは馬車が迎えに来てくれた。

馬上より見えた消防車は。
日本の消防車そのものだった。

川をボートで進むと風邪が涼しくて心地よい。
http://4travel.jp/traveler/sunnyy/pict/14833769/

2泊したパガン滞在を終え、空港へ行く途中。
お坊さんが連なって歩いていく。
見たかったお坊さんのぞろぞろ歩き。

タクシーを止めてもらい、お坊さんの後を追う。

パガンでの2日が終わってしまった。

ニューパガンや近くの村、そして聖なるポッパ山へはいけなかった。
リピートしたときには必ず行きたい。

この後、飛行機でインレー湖へ向かいます。

http://4travel.jp/traveler/sunnyy/album/10285542/

この旅行記へのコメント （20）

• トラッキー☆さん 2008/11/16 21:01:22

  テンション↑↑

  sunnyさん、こんばんは！！
  
  ミャンマーいいですねぇ。
  デジイチデビューでテンション上がる気持ちわかります！！
  ゾウリ撮っちゃう気持ちも・・・
  デジイチあったら、sunnyさんの旅行の幅が広がりますねぇ。
  
  私、まだ人を撮ったことないんです。
  あんなキレイに背景がボケてて・・・初心者とは思えないくらいいい写真です。
  
  アジアのよさ、思い出した気がします。私も、いつかミャンマーを訪れたくなりました☆
  
  とら☆

  sunnyさん からの返信 2008/11/16 22:42:01

  RE: テンション↑↑ですよね☆

  トラちゃん、ちーっす。
  
  書き込みありがとうございます。
  やっぱりテンションあがりましたあ。
  
  日常の生活で上手に切り取るすべをあまり知らないので。
  今は旅のテンションupのときに色々撮りたいと思ってます。
  
  最近イスラム圏続きでしたので、久しぶりのアジア新鮮でした。
  甲乙つけがたいですが、やはり自分はアジア人。
  現地のいろんなことが受け入れられる気がしますね。
  
  トラちゃんのデジイチ写真も楽しみにしてますよー。
  
  sunny☆

• 唐辛子婆さん 2008/11/16 13:09:08

  なんて美しい絵でしょう！

  sunnyさん
  
  美しい「額縁」に調和したロンジー姿の美人画に百票投じたい。
  
  すんでのところで行き損ねたミャンマー。
  
  ミャンマー人の友人が里帰りするので一緒についていく手はずで
  航空券を買うところまで話が進んでいたのに
  クーデターが起こってしまって（涙）
  
  その友人がよくご馳走してくれたのがお赤飯（！）
  削ったココナツがかけてある以外、全く日本のお赤飯と同じなのよ。
  
  父が英軍の捕虜になったのもミャンマー。
  
  一度は行かなくちゃと決めている国です。
  
  このお寺は何という名前ですか？
  ミャンマーに行ったらぜひ訪れて婆画ショット撮りたいです。
  
  sunnyさんのおかげで楽しませていただきました。
  ゲストハウスの情報もお願いしますね。
  
  
  
  
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/16 21:11:43

  ありがとうございます。恐縮です。

  唐辛子婆さん
  
  こんにちは。
  そうなんですね！だからミャンマーに思い入れがあられたんですね！
  
  学生時代の同級生が、当時（10年以上前）軟禁状態のスーチーさんに会いに行くぞ！とミャンマーに乗り込みました。
  坊さんとしてなら会えるかも！と髪の毛を全部そったのですが、宿の主人にやめてくれと懇願され（ばれたらそういう旅行者を泊めていると問題になるらしいです）思いとどまったんですけどね。
  
  > このお寺は何という名前ですか？
  それが勝手ガイド君が連れてってくれて船乗り場の近くというのは覚えているのですが･･･
  今現地の友人に写真を送って名前を確認中です。わかるといいのですが。
  
  > ゲストハウスの情報もお願いしますね。
  旅行記ひと段落したら、こちらもupしますねー。
  
  sunny＠エセビーナス

  sunnyさん からの返信 2008/11/16 22:29:29

  Nyaung U monastry

  唐辛子婆さん
  
  先ほどのお寺、
  
  Nyaung U monastry
  
  だそうです。
  
  是非すてきなヴィーナス写真を撮ってきてくださいね！
  
  sunny

  唐辛子婆さん からの返信 2008/11/16 22:41:13

  お寺の名前

  sunnyさん
  
  >唐辛子婆さん先ほどのお寺、Nyaung U monastryだそうです。
  
  >是非すてきなヴィーナス写真を撮ってきてくださいね！
  
  さっそく調べてくださってありがとうございました！
  
  

• バートンさん 2008/11/16 01:32:36

  おぉぉぉぉ！

  さにーさん、こんにちは。
  
  写真が凄い！
  めちゃめちゃ良いです！
  通しレンズの威力も最大発揮してますね。
  
  ミャンマー良い所そうですね。
  写真見てて行きたくなりましたぁ。
  問題は気候だ(^^ゞ
  
  ばーとん
  
  
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/16 11:23:13

  いぇぇぇぇい！

  バートンさん
  
  ありがとう。嬉しい♪
  これ、狙ってないのに撮れちゃったという一枚ですが、とても気に入ってます。
  やっぱり一眼楽しいねえ。
  
  > 問題は気候だ(^^ゞ
  パガンなら乾燥しているので大丈夫と思いますよ♪
  人の良さではイエメン以上かも！？セクハラおやじいないし。
  超超お勧めします。
  
  ところで…
  親王からヒンバ族で来てね（はあと）というリクエストがあるんだけどどうする？？
  
  sunny

  バートンさん からの返信 2008/11/16 22:20:19

  RE: おぉぉぉぉ！

  うん、この一枚はとても素敵だと思います。
  何かを語りかけているようだよ。
  
  乾燥いているんだ。
  だったら大丈夫かな。
  アジアだから連休+αで行けそうだし。
  仏教国には未だ行ったことがないからとても興味あります。
  
  ＞親王からヒンバ族で来てね（はあと）という
  ＞リクエストがあるんだけどどうする？？
  
  キグルミならあるんだけどなー。
  サンタさんとかシカとか。。。
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/16 22:54:45

  サンクスです☆

  バートンさん
  
  仏教国、行ったことないの？？
  意外ですね〜イスラム命でしたもんね。
  
  > キグルミならあるんだけどなー。
  > サンタさんとかシカとか。。。
  私も20代はじめに、ピンクレディーのUFOの衣装を二次会で着るので買った気がする。でもどっか行っちゃったよ。。
  今着ると犯罪よね。
  
  ちょうどクリスマスだし、着ぐるみでいっちゃおうか！？
  
  sunny

• wakabunさん 2008/11/15 23:38:24

  ロンジー素敵

  sunnyさん、
  
  このロンジーもまた素敵ですね！トップとサンダルにも合ってるし。もちろんバッグにも。いいなー、ミャンマー、購買欲駆られちゃいそう。
  
  托鉢に日の出・・・毎日早起きで大変そうだな、ミャンマー旅行。
  
  Wakabun

  sunnyさん からの返信 2008/11/15 23:51:07

  RE: ロンジー素敵

  wakabunさん
  
  > このロンジーもまた素敵ですね！
  ありがとう！
  いろーんな色や模様があって、マーケットで悩みましたよ。
  
  実は行商人並にいろいろ買い込んできたので、布とかバックとか興味あれば今度持って行くよ。気になるものがあればお譲りします。
  
  旅先での早起きは全然苦にならないのです。
  特に私たちのような弾丸旅行者は、遅くまで寝てると時間がもったいないよね。
  
  sunny
  

• kodeyanさん 2008/11/15 08:07:58

  額の中からこんにちは←傑作！

  sunnyさん　まいど
  
  さすが、おにゅーのカメラは違うわ。
  プロみたい、望遠もすごいなぁ。
  
  ミャンマーって牛車があったり川辺で、洗濯、入浴、水遊びしてるのね〜
  なんて長閑なんでしょう。
  
  それにしても、ハードスケジュールっていうかパワーがある！
  若いってのは眩しい＾＾
  
  私もダブっちゃうけど「額の中からこんにちは」これって
  どうやって撮影したの？
  セルフタイマーなのかなぁ。
  
  ではでは☆彡
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/15 10:16:11

  毎度です！

  kodeyanさん、まいど。
  
  早速見ていただきありがとうございます！
  レンズのおかげで、ずっとやってみたかった人物の背景がボケるに成功しましたｗ
  ミャンマー、本当にのどかでしたよ〜。
  パガンではタクシーより馬車が主流でしたね。
  車自体あまり走ってないから、タクシーに乗ってると通りすがりのみんなが手を振ってくれるんです。ちょっとばかし皇室の気分でした（笑）
  
  > それにしても、ハードスケジュールっていうかパワーがある！
  いやあ、このハードスケジュールのおかげで帰国後２日寝込みましたから。ご迷惑かけてしまいました。
  会社でもそろそろ年を自覚するようにとの同僚の厳しい忠告が（爆）
  
  > 私もダブっちゃうけど「額の中からこんにちは」
  これはしつこく付いてきた少年が撮ってくれたんです。
  一人だとこんな場所見つけられなかったから、ある意味ちゃんとガイドしてくれたんですけどねー。
  でも、しつこいの嫌いです。
  
  追伸：今日のフォートラの新着お知らせメールの写真、パクセーでしたね。ちょっとうるってきました・・・。
  
  sunny

• シンバさん 2008/11/14 23:30:23

  えっ？

  写真？　えっ？　絵？
  
  ロンジーを纏ったヴィーナスの美しさに、
  
  目を疑っております。。。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　しんば❤
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/15 10:07:32

  てへっ。

  すみません、すみません。
  私ごときがヴィーナスになりきってしまいました。
  仏様、お許しを〜〜
  
  でも。
  リクエストがありましたら、ロンジーで手羽先会場に駆けつけますよ〜
  もう冬だしちょっと寒いかな･･･
  
  楽しみです！
  
  サニー

  シンバさん からの返信 2008/11/15 12:55:41

  RE: でへぇ〜

  やらしいおやじコメントしてしまい・・・反省中です<(_ _)>
  
  表紙の“遺跡と空”、6枚目の“市場の会議”、ラストの“ぼーさんズ”
  
  も、とても素敵ですね！
  
  旅の醍醐味は“いい人との出会い”ですよねー。
  
  
  旅を愛する、渋いおやじは・・・
  
  “ロンジーで手羽先会場に駆けてー”なんてお願いをしません。
  
  
  敢えて願いが敵うなら・・・
  
  “ヒンバ族で手羽先会場に駆けていただけたら”
  
  ただ、それだけです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しんば❤

  sunnyさん からの返信 2008/11/15 19:32:55

  質問です。

  シンバさん。
  
  ヒンバ族というのは、
  その、
  日本のその辺を歩いていても問題ないでしょうか。
  
  確か、アフリカ南部の先住民だったでしょうか。
  
  教えてトラベラー！！
  
  清純派トラベラーsunny
  

  シンバさん からの返信 2008/11/15 21:51:27

  RE: 回答です。

  sunnyさん。
  
  その、
  日本のその辺を歩いていては大・大・大問題です。
  
  そう、アフリカ南部の先住民ですから、衣服は纏っていません。
  
  けれど・・・純粋に旅を愛するトラベラーとして一度お目にかかりたいのです。
  
  o様もナミビアに行かれていますし。
  
  純粋派トラベラーさんの“しんばさん”なら安心ですね〜。
  
  
  
  

  sunnyさん からの返信 2008/11/15 21:56:58

  安心しました。

  しんばさん
  
  はやりそうですよね、そうですよね。
  
  郷に入っては郷に従えといいますが、
  東海スタンダードと、こちらのスタンダードは
  それほど違いませんよね♪
  安心しました。
  
  やはり紳士の多いフォートラですもの。
  
  あ、でも期待しちゃいます？
  
  純粋派sunny