2008/10/26 - 2008/10/26
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迷いジャンボさん
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東武鉄道主催のステキなハイキング大会があると同僚が電車の中吊りで発見し、誘ってくれました。
ホームページを見ると、
『森林浴を楽しんでます』
なんて癒し系のキャッチに深い緑の森を歩く人々のオッサレな写真。
場所は埼玉県越生町(おごせ)。未踏の地だし、心に潤いが欲しかったので参加を決めました。
■武蔵おごせハイキング大会HP
http://www.tobu.co.jp/ogose/
参加するには、上記HPにあるように往復ハガキで申し込みをしなくてはいけません。
ネットじゃなくてハガキで申し込みというのも、中々新鮮です(ま、一瞬面倒じゃと思いましたがW)。
コースは体力にあわせて27キロ、17キロ、7キロの3つが用意されてます。
どれぐらいが適当なのか謎だったので、とりあえず17キロを選択。それに、黒山三滝という名所への往復をつけたりしたので、都合20キロ歩くことになりました。
20キロも森の中を歩いたらマイナスイオン浴びまくりの癒されまくり祭♪なんて、甘い言葉が吹き飛ぶほどの(アウトドア素人にとっては)本格的なトレッキングイベントでございました...
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
PR
-
当日のスケジュールは、
6時45分に東武池袋駅に集合
↓
東武線で坂戸で乗り換えて越生へ
↓
越生駅から会場まで徒歩10分
↓
8時45分にスタート!
↓
チェック箇所でスタンプ押してもらう+昼食タイム+休憩数回をしつつハイキング
↓
16時15分に愛と感動のゴールイン!
↓
ゴールの前からバスにゆられて、
ゆうパークおごせにてお風呂&夕飯タイム
http://www.yuupark.com/
↓
7時越生発の東武線で都内へ戻る。
私の部屋着は21時過ぎでした☆
写真はスタート&ゴール地点の越生町中央公民館です。 -
スタート地点に
『ご健闘を祈ります』
とのメッセージが。
あらら、ハイキング大会なのに大げさね?!なーんて余裕をかましてましたが、その10分後には急な登り道に泣きを見るはめになりました。
ひ〜〜〜〜 -
人生で初めて目撃した、
山の中での大渋滞!
の光景写真でございます。
おごせハイキング大会ホームページによると、最大で4000名参加しているそうで、獣一匹程度の道幅&ちょっと急な下りありの箇所で渋滞が起きました。
スタート直後はこんな感じで特に他グループの人との距離が近く、アウトドア素人の私に色々と教えてくれる親切な達人の方がいました。
中でも役に立ちそうだったのは、
・毒キノコはゴロっと道端にもげて転がってる。食用になるキノコは縦にキレイに割けるという説がある。
・キノコの見極めは、素人には危険。山男に聞くのが一番。山男と結婚するとイイことある。
の2点でございました。
うーん、確かに毒キノコじゃないけど道端にゴロっと転がってるといいますかフラフラしてる男子は女子に毒ですな。
負け犬独身三十路女子の私には、キノコと殿方鑑定の修行が必要なことを学びました。教えてくれた山登りベテラン風のオバサマに多謝です! -
あじさい街道をずんずん進みます。
その名の通り、道沿いにアジサイがずらーっと植わってました。シーズン中はさぞ見事なのでしょうね。
なんと10月半ばなのに咲いているアジサイもありました。写真撮り忘れちゃって反省! -
越辺川の川沿いをイイ感じでウォーキング!
同僚二人と色々な話をして楽しく進んでいきます。
平地だし、道路が舗装されてるあたりは余裕がありました。
しかし、傾斜がきつかったり、足元がぬかるんでるところではガニマタになってバランスをとったり必死の形相になりがちでしたW -
その昔、仲睦まじいおじいさんとおばあさんがいて山となって今でもラブラブでーす♪
なんて、想像をしちゃえるような可愛いらしい形状の山×2! -
エンジョイコース(17キロ)に参加しましたが、名爆・黒山三滝の見物もすることに。
本来のルートに往復で30分(2.4キロ)ほどのプラスとなります。
ということで、滝を目指して渓流沿いを歩きます。
シダが茂って、雰囲気が盛り上がります。 -
なんと道路をサワガニが歩いてたりします!
思わず顔を近づけると、ハサミを持ち上げ威嚇してきました。りりしくてステキ!
しかも、よくみると栗のイガがカニの斜め後ろに写ってます。まるで、サルカニ合戦の世界です☆ -
黒山三滝その1
天狗滝でございます!
ここは道路から左に入って、ツルツル滑る橋の上を渡ったり冒険チックな気合がチョッピリ入らないと到達しないかも(大げさかも)。 -
黒山三滝その2、その3
男滝・女滝でございます!
ここでは修験者が滝行したりしてるらしい。
先月、滝行体験をしたことを思い出しました。
http://4travel.jp/traveler/mayoijumbo/album/10271817/
結構な勢いの滝なのですが、『犬を滝つぼに入れないでください』という看板があって驚きました。犬にも滝行させてる人がいるのでしょうか?! -
滝見学の後は、さるすべり街道(別名ヘルスロード!ちょっと微妙なネーミングのような)を進みます。
巨大な流しそうめんシステムを発見!と同僚がいうので撮影してみました。
しかし、流しそうめん用にしては傾斜ありすぎだし、幅も広いし、これでは命がけでダイビングキャッチしないとそうめんにありつけそうにありません。 -
梅林が見事です!
おごせは梅の名産地だそうで、関東三大梅林にも選ばれてるとか。 -
にわとり小屋やヤギさんにも遭遇。
思わずヤギさんにカメラを向けたところ、目をそらされました。
それは、この直後に待ち受けてる最大の難所、
『急な坂道がヌカルミまくり@長距離』
を思って、いたたまれなくなってたからなのでしょう。
写真を撮るどころか、会話する余裕が一切なくなるほどの緊迫のヌカヌカ坂道行脚でありました。嗚呼! -
ヤギに目をそらされるほどに気の毒がられた、ヌカヌカ坂道の難所を抜けてたどり着いた、桂木観音前で休憩。
こちらはトイレもあるし、難所の後だけに休憩してる人数が多かったです。ちなみにコースはちゃんとトイレ休憩できるところが適所にあるので安心です。
しかし、すごい難所だったわぁとしみじみしてたら、アウトドア素人の私のとってだけではなく、見た目ベテランぽい人々からも「ハイキングじゃなくてトレッキングだね」なんて会話をされてるのが聞こえました。
それでも、苦労した後だから下界の風景が美しく見えるし、おやつも普段より美味しく感じられるのですね。ビバ!おごせの自然です!
山登りのアップダウンは
『艱難汝を玉にする』
という自分の好きな言葉を思い出させてくれました。最近すっかり忘れがちでした。やはり、人生ってそういうものなのですね☆ -
稲刈り後の田んぼがほとんどだったのですが、まだお米が実ってる田んぼがありました。
文字通り黄金色に輝いていて、なんともきれいでした。
そして、田植えした直後とおぼしき田んぼも発見!
同僚曰く、このあたりは二毛作地帯なのではとのこと。
だとしたら、人生で初めて二毛作を見ることができました。勉強になりますな。 -
『ゴールまで後300メートルですよ』と誘導係の方にいわれ、うれしくて早足になってしまいましたが、中々ゴールらしきものが見えません。
うーん、どう考えても300メートルじゃなくて3000メートルじゃん!
きっと目的達成前に気を抜くなという人生訓を教えるために、わざと300メートルといってくれたのでしょう?!
色々ありましたが、なんとかエンジョイコースのチェックポイント4箇所のスタンプを全て集めてゴールイン!
結構感動しました!山道を20キロ近く歩いたなんて感動的です。
しかし、感動に浸る余地もなく、ゆうパークの送迎バスが出発するところだったので、急いで乗り込み会場を後に。 -
ゆうパークのお風呂でリラックス。
おごせハイキング大会参加者は特別料金で入れてもらえます(タオルセットがついて800円)。
露天風呂も気持ちよかったし、風呂上りのビールはハイキング大会走破の達成感もあって超美味でした!冷たいおそばをツルっと食べて、お座敷で足を伸ばしてくつろげましたー。
街明かりが少ない越生の街は漆黒の闇に包まれ、19時発の東武越生線にゆられて都内へ戻りました。
いやいや、楽しかった〜!筋肉痛はすごいけど参加してみてよかったです。越生の大自然と誘ってくれた同僚に大感謝です。
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