2008/09/26 - 2008/09/27
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ねりねり(nemo-lin)さん
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個人旅行にて10日間で5都市を駆け足で巡って参りました。
制覇した世界遺産は5つと少なめ。ミラノではダ・ヴィンチの絵画『最後の晩餐』ね。
【ミラノの物件】
ミラノ中央駅とホテル
リマの下町散策と朝市
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア
スカラ座
スフォルツェスコ城
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(最後の晩餐)
ドゥオモ (ミラノの大聖堂)
【ミラノの治安情報】
ドゥモウ(大聖堂)前の広場近辺には、黒人のミサンガ売りつけ集団がウジョウジョいます。観光客にどうでもよいヒモを手首に巻きつけ、高額なオカネを要求しています。
我々は気迫勝ちで追い払いましたが、スキを見つけて腕に勝手にヒモを巻きつけてきます。紙幣を払っている各人種の観光客を見かけました。「あっちゃー、結構カモになってるなあ」と、ミラノの感想はあまり良いものに最後までなりませんでした。
この時期、ミラノでは「ケニア・フェアー」をやっていて、近くの会場では公式なイベントでケニア人が踊りを披露したりブースで旅行のカタログを配ったりしているので、このヒモもそのイベントの一貫か??と誤解を招きやすい時期だったので、被害者は沢山いたんじゃないだろうか?
便乗Weekだったのか、とにかくヒモ売りの黒い人が異常なほど常駐していて、これだけの大人数を取り締まれない状態であるなら、そういった行政や当局には少々閉口してしまいます。
このヒモ売りは、ガイドブックではローマに多いような情報もありましたけど、ローマでは一人も見かけませんでした。あまりにも有名になって取締りが厳しいからミラノに移動したのかな。せっかくだから、奴らの写真も撮ってくればよかったと今更後悔しております。
【今回の旅程】
9月
★26日 成田発 ミラノ着
★27日 ミラノ、ヴェネチアへ移動
28日 ヴェネチア、フィレンツェへ移動
29日 午前 ピサ訪問
午後 フィレンツェ(階段メイン)
30日 フィレンツェ(美術館メイン)
10月
1日 ローマへ移動、ローマ
2日 ヴァチカン
3日 ローマ
4日 ローマ、帰国へ
5日 帰国
次は「ぱんちゃんと巡るヴェネチア(消火栓あり)」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10280384/
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- JAL
PR
-
イタリアへはミラノ直行便で入りまして、空港から市内まではバスを利用。チケットは窓口じゃなくても、バスへ直行してもそこで係員から購入できました。
40分くらいで中央駅前に到着します。それにしてもミラノ中央駅、でかっ!
イタリアはこれまでの印象があんまりよろしくなく、周囲の人が散々、スリに合ったとか、ホテルでお金をとられたとか、嫌な事件ばかりを聞いていたので、空港に到着した時からビクビクで、気疲れの連続になっちゃうのかな?とまだ初日はビビりまくりの我々。 -
ミラノ中央駅は、全体的に修復工事の真っ盛り中でした。この駅、ムッソリーニ時代の産物なんですってね。すごい剛健な感じの建物でしたわー。
-
内部の側面左側部分。この奥に、我々が得意とするスーパーマーケットがあり、便利に使わせていただきました。
治安の話に戻りますが、実際に、ミラノ中央駅にバスが着いて、皆がバスのトランクからスーツケースを下ろしていたとき、カートでヘルプのバイトのような汚いおじさんが仕事を待っていて、結局誰もそのおじさんのお世話になる人がおらず、仕事がもらえないことが確定すると、何かわめきたて「Fu○○ You!」と怒っているのを見て、「やっぱりイタリアは怖いところだなー」と、ますますビビる我々。
この日はスーパーで水やビールを確保して大人しくホテルに戻っちゃいました。 -
ミラノ市内に到着したのは21時近く。
この日は寝るだけなので、駅前のホテルをとりました。
STARHOTELS SPLENDIDO
ミラノの見本市か何かの週末にかぶっているらしく、三ツ星程度のホテルでも有り得ない価格帯ばかり。どうにかこうにか、見本市期間でも価格をアップしないホテルを見つけて、ミラノには1泊だけ滞在です。
寝るだけ、と言っても、荷物を置いたら早速に駅前をプラプラしてしまった我々夫婦。
お宿は、バスタブなし、スーツケースも2つあけるのがやっと、というヨーロッパスタイル。ヨーロッパ滞在時にはせっかくなので、なるべくアメリカンタイプのホテルは避けるのだけど、一方でこれが1週間以上続くのは
日本人には正直キツいなー、などと思いながらベッドに入るのでした。
ホテルは、値段の割には部屋は綺麗だし、朝食がしっかりしていた(←これで大抵の場合全て許されてしまう)ので、初日は快適なホテルライフでした。 -
有名な観光地もいいけど、その土地の生活ぶりに触れるのも好き、というかたもトラベラーには多いはず。
本当の生活ぶりにはまだまだ遠いかもしれないけど、下町風情というリマは、ミラノ中央駅からも歩いて行けそう。
それで朝食をとったあと、市場をぶらつきがてら、その界隈を散策することにしました。 -
この日のミラノは曇天で薄ら寒いほど。
念のため、と思って持参した皮のジャケットがぴったりな気候でした。 -
時計屋さん
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パン屋さん
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肉屋さん
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チーズ屋さん
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魚屋さん
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朝市がありました。
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野菜以外にも、衣料品や家庭雑貨など色々売っていたのですが、つい、彩がきれいなので、八百屋さんに釘付けになります。
それにしてもピンボケ写真だなあ。 -
で、とある雑貨屋さんで、妙なものを発見しました。
これ、爪楊枝。
ブランド名は「KENDO」。
意匠は富士山(か?)。
ベタすぎる、日本のイメージ。 -
ミラノのはたった1泊で、主たる目的はダ・ヴィンチ作の世界遺産絵画『最後の晩餐』を鑑賞すること、という1点に絞っていたので、夜到着で午後4時には出発という極めて短時間の滞在のため、絵画鑑賞予約以外の限られた時間での観光となります。
朝の下町散策のあと、見どころの拠点は大聖堂だということで、ドゥオモ周辺にやってきました。地下鉄をあがるとそこは大聖堂前の広場で、隣接して上の写真でぱんちゃんが見上げている『ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア』があります。
長いよ、長すぎてちっとも覚えられん! -
見上げますと、何気に壁画がすごいです。
-
でも世界遺産じゃないんだよなー。
ああ、それにしても曇天で暗い! -
この写真のアングル。
長年、ガイドブックやらで見続けてきた、あのスポットだわ。
ブランドショップが立ち並び、という情報に期待していたのだけど、10時前だからまだほとんどのお店が開店前でさみしい空気です(ToT) -
ガレリア内のマックも渋いです。
あまりの寒さで、ここでカフェーをいただきました。 -
足元を見ますと、これまたタイルのモザイク画で紋章が描かれていたりします。
-
それで、床のモザイクが楽しくて、いろいろ物色しておりますと、ドームの真下あたりがイベントコーナーになっていて、よく見ますと、フムフム。
↓
↓
↓ -
そうそう、ミラノは先月9月の会議で、2015年の万博開催地に決まったばかりだそうで、そのイベントが行われているようでした。
上海万博は乗り気になれないワタクシですが、ミラノはちょっと心が揺れてしまう。。。
(まだ朝10時前でガレリアは閑散としていました) -
ガレリアを抜けたところに、スカラ座が位置しています。
ここしばらく外装が修復中だったという情報もありましたが、どうやら修復を終えている模様。内部は博物館になっているらしいけど時間の都合により、入りませんでした。 -
曇天で薄ら寒くて、だんだん盛り下がっておりましたら、我らが日立さんの温度計が15度と主張します。
そりゃ寒いわけだわ。体がそんな涼しさに慣れてないからね。
ミラノ滞在は土曜日だったのだが、なぜか大聖堂で午前中はミサが行われていて、信者以外はお昼からしか内部に入っちゃダメよ、ということで、ガレリアの北西にあるお城も訪ねてみました。 -
ということで、薄ら寒い中、
体を温めるためにも歩かなくちゃね、
とてくてくしていますと、
お城の前の広場まで到着です。
ガレリアからそれほどの距離ではありません。 -
スフォルツェスコ城
お堀は埋まっております。 -
現在、博物館になっていたり、お城の後ろには広大な公園があるようですが、時間もないし寒いので、公園の入り口をちらっと見て、すぐに引き上げました。ぱんちゃんを出して撮影する気力もありません。
お城に立ち寄る時間はないかな、と計画していたくらいなので、立ち寄れたことは良かったです。ああ、本当にパック・ツアーでもないのに、せわしないなあ。 -
ミラノの世界遺産は、レオナルド・ダ・ビンチの絵画『最後の晩餐』。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E6%99%A9%E9%A4%90_%28%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%29
(リンク先はWikipedia)
この絵画は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(これまた名前が長くて覚えられん!)の旧食堂の壁画に直接描かれたもので、第二次世界大戦時の爆撃で教会もダメージを受け壊滅したのに、奇跡的に残った壁画だとか。 -
現代の素晴らしい技術のもと、絵画本来の姿を再現すべく20年にわたり、修復中であったこの絵画。
見事に修復が終わった今、完全予約制で1回25名まで、15分間、という条件の下、見学可能なんだとか。
これだけはどうしても見たかったので、かなり早い段階で(半年くらい前から)予約を入れておきました。 -
教会の奥に、黄色い壁のオフィスがあって、そこで受付を済ませます。
15分って、あっという間ですね。もっともっと絵画の隅々まで眺めていたかった。絵の部屋に入る前の待合室で、被災時の教会の壊れ具合を写した写真が展示されています。それを見ると、よくもこの壁画の部分が破壊されずに、焼け落ちずに残ったものだ、これは確かに奇跡だという思いにちょっと胸が熱くなったりして。
絵画の世界遺産なんて初めて体験しましたが、この絵が世界遺産に登録されたことは心から頷けてしまいます。 -
教会からの帰路で見かけたケーキ屋さん
-
ミラノの最後はドゥオモ(大聖堂)です。
長い間、外壁のファザートが修復中で、幕で覆われた写真をよく見ましたが、あらかたの部分は修復が終わっている模様で美しい姿を拝めました。 -
大聖堂は大きくて、広場もばかでかいのですが、相当に離れないと全景が撮れないほどです。おじさまたちが必死に大聖堂を撮影中。
そのおじさまたちを面白く撮影しているのもまた、我が家のおじさま(旦那ドン)。 -
尖塔も凝ってます。
-
彫刻細か過ぎ!美しいです
足が金色 さするとご利益?
こんなにごってりと彫刻されていて、うーん、ゴシック建築ってこういうのかー。それにしても大きいなあ。 -
ということで、中に入りました。
お昼過ぎに、ミサが終わってすぐに入場したので、まだ内部に信者の皆さんが残っています。そこに待ちわびていてた我々観光客もどっと入ったので、内部はにぎわっておりました。 -
大聖堂正面のステンドグラス
内部は暗めなので、ISOをあげて撮ると、ノイズが沢山発生してしまい、生の感動は写真には残せませんでした(泣) -
聖バルトロメオ像
生きたまま、全身の皮を剥ぎ取られたという僧侶の像。バチカンのミケランジェロの絵画『最後の審判』の中にも、ミケランジェロ本人の自画像がこの僧侶にだぶらせて描かれていました。 -
駆け足だけど、ミラノの観光スポットを巡って、15時過ぎにはヴェネチアへ移動のために、ミラノ中央駅にて列車を待つのでした。
あ、買い物さえしなかったものの、ブランド通りをチェックしたのは言うまでもありません。だってミラノですものね。
・・・・
次は「ぱんちゃんと巡るヴェネチア(消火栓あり)」です。
http://4travel.jp/traveler/nemo-co/album/10280384/
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この旅行記へのコメント (1)
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- ハッシーさん 2012/03/12 22:58:20
- 今日は
- 5月頃イタリア旅行を計画しています。
1 ミラノ着 一泊
2 ミラノ見学後、夕方パドバへ移動
3 ベネチア日帰り観光 パドバ泊
4 朝フィレンチェに移動 フィレンチェ見学
5 ピサ日帰り観光、フィレンチェ泊
6 ローマに移動
7 ローマ見学
8 ローマ見学 ローマ泊
9 10 帰国
ばんちゃんさんと殆ど同じコース見たいです。
何も知らないのでの、これから旅行記をお気に入りに入れておいて参考にさせて貰います。
私の住所です。
http://www.geocities.jp/mh8401/
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