2008秋Vol.3～キルギス イシククル湖 カラコル

2008/09/30 - 2008/10/02

イシククル湖の東側に位置する町、カラコルにステイ。
ちょうどラマダン明けの日に到着しました。

カザフスタンのシュムケントを夜出発した夜行バスは、早朝５時ごろキルギスとの国境に到着。
バスは国境を越えられず引き返すというので、歩いて国境越え。

キルギス側に入ると、マルシュルートカ（路線乗り合いタクシー）が待っていた。
残ったカザフスタンテングをキルギススムへと両替をして車に乗り込む。
２０分くらい走り、町の中心らしき場所が終点で降ろされてしまいました。

★キルギスでの旅程★
9/30　シュムケント（カザフ）から夜行バスでビシケクへ。
　　　その後マルシュルートカでカラコルへ。
10/1　カラコル、近くのダチャ村訪ねた後、午後タムガ村へ。
10/2　午前中ビシュケクへ移動。午後町歩き＆バザール散策。
10/3　昼空路にてタシュケントへ

エリア イシククル湖周辺(キルギス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

10時間以上の夜行バスでの移動で疲れていたが、ビシュケクを素通りしてイシククル湖まで行ってしまおうと考えた。
さらに6時間の移動。

朝9時ビシュケク発のカラコル行きのﾏﾙｼｭに乗り込む。300スム。
ちょうど残席ひとつ。急ブレーキ踏まれるとそのまま前に飛びそうな位置。

湖の手前のレストランでトイレ休憩。ここでの１回のみ。

トイレはドアなし丸見え、水洗でない造り。

羊を積んだトラックが止まっていた。

今日はラマダン明け。
ご馳走に羊が食べられます。
数時間後、この子達もみんなの胃袋へ入っちゃうんですね。

孔子じゃなくて羊だけど。
頭の中を、悲しい歌、ドナドナが流れる。

車に乗る前にお母さんと離れてしばらく泣きじゃくってた女の子。
おじいちゃんが懸命にあやしてた。

休憩所でカメラを構えたけれど、恥ずかしがって顔を上げてくれない。
おじいちゃんは満面の笑みなのにねえ。

小さな村にもひとつはあるモスク。
ドームは丸いけれど、中東のモスクとちょっと造りが違いますね。

最初に出会ったイシククル湖はこの通りもやっとしています。

ビシュケクを出発して北周りでマルシュで走ること6時間ほど、湖の東に位置するカラコムに到着。

車を降りた途端、土砂降りの雨に出迎えられる。

ビシュケクの大学に通っているという女学生さんが今夜のホテルまでタクシーに一緒に乗り込み案内してくれた。
カラコルで生まれ育った彼女。ちょうど両親が恋しくなってふるさとに帰ってきたのよ、とちょっぴり恥ずかしそうに語っていた。

今夜の宿、ヤクトゥル。
鍵がないので持参の南京錠で部屋をロックする。

詳細はこちら。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/kyrgyz/isikukuru/tips/each-hotel-general-10104166.html


　

宿の前の町の様子。

ハンマーム。どうやら休みのようです。
辞書を引きながら解読すると祝日のよう。
今日はラマダン明け。

町の電話局。

木造のロシア正教会。
中はロシア正教独特の水色と白い壁が目に飛び込んでくる。
かつてのロシア時代の面影が残る。

車が通った後の道路を、あひるの群れが横切っていった。

やはりここはイスラムの国。
少し変わった建築物。

清朝の弾圧を逃れたドゥンガン人（回教）により造られた。

ミナレットがあったので、アザーンが聞けるかも！と期待大。

やはり期待通り翌朝早くに聞こえてきました。

ミナレットがなければお寺のようですね。

翌朝、朝のお祈りから帰宅する信者たち。

ロシア正教会。

朝８時頃、教会の中に入ると女性信者がお祈りをしていました。

インフォメーションセンターにいた人たち。
キルギス人の顔は日本人と似ている。町を歩いていてもそんなに目立たない。

でもやはり旅行者ってわかるのは、見慣れない顔だからかな。

見事に葉が色づいている。

道の両脇に植えられた木の背が高いこと。
お散歩が気持ちいい。

この町に滞在した後は、タムガ村へ向かいます。

この旅行記へのコメント （8）

• スーポンドイツさん 2009/04/28 20:54:43

  オドロキ！

  sunnyさん、こんにちは
  Wさんがキルギスに行くとおっしゃっていたので驚きましたが、既にsunnyさんが行ってらしたとは･･･(☆｡☆)
  キルギスの人々が日本人と似ているのも、教会のMIXな雰囲気も不思議です。
  バスで長時間の移動は大変だったでしょう。トイレ休憩、そのつもりがなくても「いかがですか？」なんて聞かれると急に思い出してその気になって・･(~_~;)
  すーぽん

  sunnyさん からの返信 2009/04/29 22:01:43

  RE: オドロキ！

  すーぽんさん、こんにちは！
  
  キルギスにご訪問ありがとうございます。
  2年連続中央アジアって、どんだけ好きなの？って思われますが、
  あの辺はほんと面白いんですよー。
  
  キルギス人は日本人にほんとよく似てますね。
  とくにおじいちゃんなんて、日本の田舎にいそうな方々ばかり。
  思わず日本語で話しかけそうになりました（笑）
  
  > バスで長時間の移動は大変だったでしょう。
  幸いおなかを壊していなかったので、トイレ休憩1回あれば十分でした。
  ただ、トイレが汚さが自分の許容範囲を超えていて、大空の下で･･･なんてこともありました（苦笑）
  
  sunny

• バートンさん 2008/10/13 01:47:46

  ところ変われば

  さにーさん、こんにちは！
  
  連チャンでお邪魔します。
  この町の教会とモスクに注目してしまいました。
  お寺のようなモスクと、玉ねぎ屋根のロシア正教だけど
  ナチュラルな色合の外壁は珍しいですね。
  国によってこんなに違った建築物になるのって
  そのお国柄が表れているんでしょうね。
  
  ＞急ブレーキ踏まれるとそのまま前に飛びそうな位置。
  
  私は飛び出して、バスの中程まで行ってしまったことがあります。
  以降、運悪くこの位置に座ってしまったら、
  るとふんじばっていることは言うまでもありません。
  
  ばーとん

  sunnyさん からの返信 2008/10/13 10:37:09

  マイナー旅行記へようこそ。

  バートンさん、どもども。
  
  マイナーすぎてモチベーションがちょっと下がり気味ですが、なんとか次の旅までには形にしたいと思います。
  ってちょっと無理かも。ミャンマーとか某国が先に出来上がったらごめんなさい（笑）
  
  モスク＝ドーム、青という概念が覆されましたよ。
  寺のようなモスク、確か中国でも見られるんですね。
  
  > ＞急ブレーキ踏まれるとそのまま前に飛びそうな位置。
  > 私は飛び出して、バスの中程まで行ってしまったことがあります。
  嗚呼、やはり貴方はすごい！
  さすがは鼻から牛○を飛ばした同士っ（爆）
  
  サニー

• obaqさん 2008/10/06 11:45:16

  やはりsunnyさんの絵

  独特の雰囲気が・・・
  私が泊まったのは湖の南に当たるのかなぁ
  全く違う角度からのイシク・クル湖、いいですね〜
  やっぱり大自然、好きです。
  のんびりと滞在しているような感じで、急ぎ旅には思えませんよ。
  
  タジキスタンは他の中央アジア諸国と違ってイランと同じアーリア人で、他の国は全部トルキッシュですよね。
  また違った人々に出会えるかも知れないですね。

  sunnyさん からの返信 2008/10/06 22:34:33

  RE: やはりsunnyさんの絵

  obaqさん、こんにちは。
  
  早速みていただきありがとうございます。
  obaqさんが旅された時と様子が変わっているでしょうか。
  あまりわかりやすい写真がないように思えますが、
  湖は相変わらず美しいでしょうか。
  激しく移動はしましたが、湖滞在はのんびりでした。
  
  > タジキスタンは他の中央アジア諸国と違ってイランと同じアーリア人で、他の国は全部トルキッシュですよね。
  > また違った人々に出会えるかも知れないですね。
  友人から、もっともラマダンに忠実な信仰深い人が多いそうなので、訪ねてみたいと思っています。スタンのなかでもアフガンと並んで最後の砦ですね。
  
  sunny

  obaqさん からの返信 2008/10/06 23:52:26

  RE: RE: やはりsunnyさんの絵

  さすがに大自然は変わりませんね。相変わらず素敵な湖でした。
  他の文明国みたいにキルギスの人々が自然を壊さないように発展してくれるといいですね。
  現地の人たちもまだ素朴のように思えました。
  夏に行かれた人のアルバムで、大変な数の湖水浴客を見たのですが、シーズンオフになると昔と同じ静けさが戻るのでしょうか。
  
  アフガン、タジク、イランの3国がアーリア人（白人系）だと思います。
  それからタクラマカン砂漠の楼蘭から出土したミイラ「楼蘭の美女」（3000年も前だそうですが）もアーリア系だそうですね。

  sunnyさん からの返信 2008/10/07 12:34:08

  湖の南部

  
  > 夏に行かれた人のアルバムで、大変な数の湖水浴客を見たのですが
  おそらく、人気のリゾート地チョルポンアタという町ではないでしょうか。あそこはソ連時代から避暑地として有名だったそうですしリゾートホテルもたっています。
  
  私の行った村近くの湖は、シーズンオフというのもありますがゲストハウスが１件くらいの小さな村です。おかげで嫌いな人ごみに翻弄されずにすみました。
  
  > アフガン、タジク、イランの3国がアーリア人（白人系）だと思います。
  > それからタクラマカン砂漠の楼蘭から出土したミイラ「楼蘭の美女」（3000年も前だそうですが）もアーリア系だそうですね。
  ありがとうございます。
  今回見逃したイケメンが多そうです（笑）