2008/10/02 - 2008/10/03
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sunnyさん
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イシククル湖滞在を終え、マルシュルートカで6時間かけて首都ビシュケクへ戻ってきました。
昨日まで音のない澄んだ世界で過ごしていたせいか、町の騒音や車の排気ガスで一気にテンションが下がった。数日前にカザフスタンから来たときは田舎だなあと感じていたのに。
ビシュケク滞在は一日もない。さあ駆け足でバザールめぐりと民芸品購入だ。
★キルギスでの旅程★
9/30 シュムケント(カザフ)から夜行バスでビシケクへ。
その後マルシュルートカでカラコルへ。
10/1 カラコル、近くのダチャ村訪ねた後、午後タムガ村へ。
10/2 午前中ビシュケクへ移動。午後町歩き&バザール散策。
10/3 昼空路にてタシュケントへ
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
-
タムガ村から乗るマルシュルートカは途中乗車になるため席がないこともあるのですが、運よく助手席が空いていたので座らせてもらう。
目の前にパノラマが広がる特等席で写真を撮る。
赤く色づいた葉っぱの向こうに広がる雪山。 -
どこまでもまっすぐな道。
-
タムガ村からビシュケクまでは約6時間。300スム。
途中いくつもの小さな村、大きな村を通りすぎる。
この村でも乗客が待っていた。 -
ボコンバエフの町。
-
家畜たちが道を横切っていく。
フェルトの民族帽子をかぶった家畜使いが後ろから彼らを追い立てる。 -
あ、またこの風景に出会った。
-
午後、ようやくバルックチュへ到着。
ここを境に、イシククル北周り、南回りルートの道路が続いている。
ここから先は湖とお別れ。 -
ユルタの前で、ハチミツや湖で取れた魚の干物、色からみて恐らく馬乳酒、などが売られていた。
-
ビシュケクに近づいてもこの風景。
午後2時過ぎ、西バスターミナルへ到着。
おととい目星をつけていたゲストハウスnomads homeはトイレが外にあり朝晩冷える。
屋内にバストイレがあるホテルへいって見たが残念ながら改装中で入れなかった。
そしてnomadゲストハウスへ戻った。 -
ここでは庭のユルタにも泊まる事ができ、ちょうど空きがあったので一晩泊まることに。
ドミトリー仕様だけど、私のほかは誰もいないみたい。ユルタ独り占め。 -
ユルタの天窓から覗いた青空。
-
わかりにくいが、ゲストハウスの入り口。
詳細はこちらで。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/kyrgyz/bishkek/tips/each-hotel-general-10104160.html -
近くのウィグル料理屋でラグメンを。
パクチーたっぷりのっけていただきます。
うまい♪日本のうどんに似ている。
誰もが絶賛する本場ウィグルのラグメンを早く食べたい。 -
さて、ビシュケク散策開始。
まずは市民の台所、オシュバザールへ。
市内は大渋滞。ホテルからマルシュルートカで30分近くかかった。
日用品、衣料品、食料品がずらりと並ぶ。普段使いのものから贈答用の高級なものまでどんなものでもそろっている。足りないものはないんじゃなかろうか。
これはケーキ屋さん。 -
サモサ売りのおっちゃん。
肉汁たっぷりで上げた手熱々をいただきました。
オシュバザールを一通り見学し、みやげ物を探すが見当たらない。
キルギスのフェルト製品が欲しい。
もうひとつドルドイバザールと言うのがあり、旅行人に「民芸品なども安い」とあったのでそこへバザールへ行ってみる。 -
ドルドイバザール。
オシュバザールから177番のマルシュが連絡している。
市内のマルシュは8スムだが、この路線だけは10スムだった。
時刻はすでに夕方5時半。
バザール内から帰る人たちと逆流している私。
営業時間終わってるのかしら?
オシュバザールでのんびりしすぎたか!
急げ! -
ぬぬ。やはり遅かったか。
中はもぬけの殻だよ。。 -
見事にクローズしたバザール♪
新聞読んでたおじさんに、お店はもう終ってるよ、明日朝8時には店が開き始めるのでまたおいでといわれる。
明日は昼には帰国のため空港へ行かないといけないのに・・・。
フェルトのお土産・・・と落ち込みながら宿へ戻る。 -
宿に戻ると、この旅で初めての日本人Mさんと遭遇。
ゲストハウスすぐ近くに面白い韓国人神父さんがいるというので遊びに行った。
キルギスで布教活動をしているという夫婦。ここに来る前はウクライナのキエフに住んでいたそうだ。
病とは、心とは、から始まりこの日の前日、韓国で自殺した人気女優の死について、なぜ死ななければならなかったのか?心の病ですよ!と熱く語っていた。
時間があればもっと詳しくお話します、と言われたのだけど、私達は旅することで心の病から開放されているので大丈夫です、と言ってお別れした。 -
夜8時過ぎると食堂も次々と終ってしまう。
唯一開いていたターミナル駅の近のレストランで最後の晩餐プロフ。野菜とご飯を一緒に油で煮込んだこの地域独特のピラフのほうな食べ物。
美味しいけれれど昨年ウズベキスタンで胸焼けがした苦い思い出の料理。
ここのは油がしつこくないし、野菜もたっぷりだったのでおいしくいただいた。
以前アフリカやNZで働いていたというMさんと旅の話をしていたらかなり時間がたっていたようだ。店の人に閉店!といわれてあわてて外へ出る。
店の外で南太平洋の島国の写真、アフリカ、中南米の写真を見せてもらいながら立ち話。
宿に戻ってしばらくすると停電。夜10時の合図だ。携帯電話の明かりで用事を済ませ、ユルタで就寝。明日は最終日。 -
朝6時には目が覚める。近くにモスクがあるのでアザーンが聞こえていた。
バザールへ出発。
宿の人から、オシュバザールの隣のクタバザールに民芸品が多くあると教えてもらい、そこを目指す。
朝のマルシュルートカはものすごい混雑。乗り切れないので何台も見送った。
やってきた一台になんとか強引に乗り込み、バザールを目指す。 -
8時半には到着。
まだ店がほとんど開いていなかったので、屋台で朝食に揚げパンを買って食べ歩き。
9時過ぎると徐々に人々がやってきて品物を並べ始めた。
帽子や民族衣装を売るご夫婦。 -
こちらは若いお兄さん。
フェルト帽子やぬいぐるみ、ナベ式や壁掛けを購入。ふーやっと手に入って大満足。
荷物も多いし時間もないので帰りはタクシーで宿に戻る。
空港までは宿の人が送ってくれた。40分ほどで450スム。
ここ、本当に居心地のいい宿だったなあ。 -
空港へは出発の2時間前に着いたけどガラガラ。チェックイン一番乗り。
免税品店の品物はセンスがいいものが多かったけれど、例えばフェルトのバックが25ドルと高め。
本を読んだり日記書いていたらボーディングタイム。
ビシュケクからタシュケントへのフライト。
1年ぶりのウズベキスタン航空。国内線で使われていた機体よりはずいぶん新しい。
フライト時間は1時間ちょっと。
★アシアナ航空がカザフスタンとウズベキスタン二カ国へしか路線がないこと、カザフスタンのダブルエントリービザが取れなかったので、キルギス→タシュケント間を別途購入する必要がありました。 -
昼間空からの景色を楽しみたいので窓際をリクエストしたのに、先にロシア人に座られていた。私の席だから代わってよ!と言ってもいいじゃないかと押し切られた。意地でもどいてもらえばよかった。
シンプルなランチ@機内食。
サラミソーセージがむき出しにドカンと乗ってるんですが。
プラスティックのフォークで切っていただきましたが。なりふり構わずかぶりつけば食べやすかったな・・・イケメンCAの視線を気にしすぎたか。 -
タシュケントに午後1時過ぎに到着。
ウズベキスタンのビザがない(とる時間がなかった)ので、今からここで待機時間は8時間なり。トホホ。
2台あったバスに適当に乗ったら、入国審査ゲートへ到着しちゃった。トランジットは別のバスだったみたい。トランジットはここじゃないよって言われる。しばらく待機するように言われ椅子に座って待つ。
乗客達の入国審査が終わり空港は暇そうな職員がいるだけ。すぐ外はタシュケント。
このままゲート突破できそうやな、なんて凄いことを考えながら、寂しく待つ。
本当は市内へ繰り出し友達と夜ご飯食べる予定だったのに・・・
しばらくするとトランジットターミナル行きのバスがお迎えに来てくれた。
けっこう豪華な待合室。 -
初めたくさんいた乗客がどんどん出発ゲートへ移動する。入れ替わり立ち代りトランジット客がやってきては去ってゆく。夕方過ぎには日本人の団体さんが数十名ほどやってきて、慌しく去っていった。『世界遺産トルコ』とか書いてあった。ウズベキスタン航空は格安ツアーによく利用されるそうだ。
そんな中、私のほかに4人ほどは夜まで待機。
写真に写っているキルギス人なんて、明日までここで待つんだって。かわいそうに・・・
免税品店も団体さんがやって来てはオープンし、去っていってはクローズ。分かりやすい(笑)
携帯電話で遊んでいたら電池がなくなってきた。
暇そうな職員に充電してよって頼んだ。 -
そりゃあ、暇よね。
だからって職員自らテレビチャンネル変えて、韓国ドラマ見るのってあり?一応勤務時間ですけど(笑)
ドラマにはまる職員2名・・・
そんなこんなしているうちに夜になり名前を呼ばれて出発ゲートへ。
夕飯食べる予定だった友達が、知り合いを迎えに来るため空港へ来ていた。
出国審査をはさんで手を振ってカザフ以来の再会を喜び合う。
ソウル行きのフライトはほぼ満席。ウズベキスタンツアーのお客さんが多かった。
帰ったその日の夜は早速友人の結婚式の二次会、翌日は・・・頭の中でスケジュール整理。一気に現実に引き戻された。
5スタンを巡る旅、残るはタジキスタン。来年あたり行きたいなあ。。
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この旅行記へのコメント (9)
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- 哈桑湖さん 2011/07/29 21:56:19
- ユルタは今度は泊まります
- ユルタの中は、こうなっているんですね。
アラル海のそばで、ユルタに泊まります。
アラル海は、コカラル・ダムによって、小アラル海と大アラル海に分けます。
九州ほどの面積のある大アラルは、切り捨てるようです。大アラル海は
あと10年で干上がるようです。
ウズベキスタンの、大アラルの海底だったところから、石油が出てくるようです。
それゆえ、ウズベキスタンのタシュケント政府は、アラル海の水も、カラカルパク人もいらないんだと、ヌクスやモイナックの人は、感じているようです。
隣国のとある独裁大統領の国に住む友人が、
キルギスは家畜たちまで自由で幸せそうだと
そうなんですね。まだウズベキスタンにもキルギスにも行ったことは、ありませんが。
シルダリア川の水は、途中でカザフスタンのチャルダラ貯水池に溜められます。上流国のキルギスでのダム湖の放水や雪解け水によって、チャルダラ貯水池の貯水能力を超えると、ウズベキスタンのアルナサイ低地に放水していました。この水は、夏になると乾燥して消えていきました。
1969年に、シルダリア川が増水して、アルナサイ低地に流れ込み、アイダルクル湖という馬鹿でかい湖ができました。アイダルクル湖は、年々、少しずつ大きくなっていくぶん、アラル海は小さくなっていきました。
アイダルクル湖も気になる湖です。この湖を綺麗という人と、綺麗でないという人がいるので、確めたいのです。
イシククル湖でも、やはりお日様が照らないと、青くはならないのですね。東部バルハシ湖も、曇りのときは、全く綺麗ではありませんでした。
- sunnyさん からの返信 2011/07/31 22:56:20
- RE: ユルタは今度は泊まります
- 浦潮斯徳様
こんにちは。
次回はユルタに泊まられるんですね。
モンゴルのゲルもそうでしたが、なかなか快適でした。
アラル海について詳しく教えていただきありがとうございます。
カザフなどに比べて資源の乏しいウズベクにはアラル海の石油は願ってもない宝ですね。
ソ連時代はなんでもひとつにまとめられたいたことが、分離独立した今はそれぞれの国・自治州が利権を主張しあうようになり、
歪み合いも起きていますね。
アイダルクル湖いう馬鹿でかい湖なんてできたんですね。ぜひいつの日か晴れた日に見てみたいです。
中央アジアの旅、素晴らしいものになるといいですね。
sunny
-
- auntofasiaさん 2008/10/21 21:16:28
- こんばんは sunny様!
- キルギスのコメント入りましたね!
嬉しいです
じっくりお邪魔しますのでまたあとで・・・
- sunnyさん からの返信 2008/10/22 22:01:32
- RE: こんばんは sunny様!
- こんばんは。
キルギスはやっと終わりました。
カザフは途中ですが、キタの方がなにやら人気なので先に完成させようかと思っています(笑)
sunny
-
- wakabunさん 2008/10/17 17:49:57
- 食べ物
- sunnyさん、
もう仕事終わって夜まで暇だよー。
食べ物やっぱりウズによく似ているんだね。この辺はスタン系共通なのか。ラグメン美味しそうー。ウズで食べたものよりも麺が太めでホント日本のうどんみたいだね。
タシュケントの待合スペース、こんな豪華なところがあったんだ。知らなかった。でもあの椅子だと横になるには肘掛をくぐるしかないね・・・ねにくそうだ。最近空港に行くと寝やすいスペースを必要がなくても本能的に探索してしまう(笑)。
Wakabun
- sunnyさん からの返信 2008/10/17 18:34:01
- RE: 食べ物
- 私はこれから送別会。
飲んでいくので出来上がって参上します。
>あの椅子だと横になるには肘掛をくぐるしかないね・・・ねにくそうだ
まさにそうだったのよ。
バックパックにもたれて横になって寝るしかなかった。
昼間だから全然眠れなかったけど。
では後ほど♪
sunny
-
- ishicameraさん 2008/10/13 23:57:50
- こりゃ最高だ!!!
- ウヌ♪
この写真はいいねぇ。
バックの影と光が最高ですぞ。
あぇ、やっぱりまた、コメントしてしまった。
すみません。立て続けに・・・
でも、この写真はいい!!!!!
- sunnyさん からの返信 2008/10/14 00:19:36
- RE: こりゃ最高だ!!!
- 師匠・・・嬉しいっす。
何気に撮った一枚だったのですが。
人物に目がいって背後の光まで気にしてなかったんですが。
偶然の産物ですね。
こういうのをちょっとばかし計算しながら撮れるようになるといいっすね。
次回の旅は光線を計算している暇がないと思いますが。とにかく撮りまくってくるぜ!
- sunnyさん からの返信 2008/10/14 23:10:17
- 熱烈歓迎♪
- ssさま、こんばんみー。
移動ばかりの旅で落ち着きのない写真が多いのですが・・・
一枚くらいはあったのですね。ほっとしました♪
いつでも歓迎です。
ただコメントはスローペースですので(苦笑)お待ちください♪
sunny
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