花盛りのパース・大自然満喫旅　【１】ピナクルスとワイルドフラワー

2008/09/24 - 2008/09/29

西オーストラリアのワイルドフラワーが見たいと、９月のパースツアーに一人参加で行ってきました。オーストラリアは以前ケアンズに家族で行ったことがあるだけで、パースは初めての訪問です。都合上選択したツアーは観光主体なので、花がどれだけ見られるかは現地ガイドの裁量次第。思うようにはいきませんでしたが、結構いろんな花を見ることができました。
珍しい自然景観や広大な大地、紺碧のインド洋など、短い旅ながら西オーストラリアの美し大自然を満喫できました。


9/24　セントレア発シンガポール経由パース深夜着。
9/25 ピナクルス1日観光、沿線で花観察。モンガー湖。
9/26　ロットネスト島1日観光、パースから往復スワンリバー経由クルーズ。
9/27　ヨーク経由ウェーブロック1日観光＆アボリジニの洞窟など。
9/28　パース市内＆キングスパーク、フリーマントル観光、のちシンガポール経由で帰国の途に。

最初は1日目のピナクルスと沿道などで見た花々などから。ここでは写真はピナクルスより花のほうが主体です。

エリア オーストラリア

• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

初めて乗ったシンガポール航空機内でサービス中のアテンダント。ほっそり容姿にバティック柄のコスチュームがすてき。
フットレスト、個人用モニター、サービスなどは嬉しいけれど、機内食は今ひとつ、、、

シンガポールで乗り換え、パース着は深夜という長い１日です。

ワインやビールなどアルコールもフリーで、これはシンガポールスリングというラッフルズホテルで有名なカクテルというのでお試し。ドライジンやチェリーブランディにライムやパイナップルジュースなどを加えたカクテルで、甘くて飲みやすい。

ホテルに着いて寝たのは２時頃、６時半には起きて８時にはピナクルス観光に出発という慌ただしい初日。
写真で見るような「パースの青い空」を期待してたのに、、肌寒い雨です。。。。

ピナクルスはパースの北約250kmほど、ナンバン国立公園の中にあります。
花を見たいという人が他にも何人もいたので、バスは１回休憩の他に２回の花観察停車をしてくれました。
街を離れると車窓からはこんな原野風景や林などの風景が続きます。流れる車窓からでもいろんな花が咲いているのが見えますが、ブッシュの中に入ればさらにいろんな花が咲いています。

普通の道ばたで停車。小雨でしたが大急ぎでブッシュに入って花を撮りました。

花の名前はあとでガイドさんに聞いたり２冊買った本で調べたのでできる限り記しますが、あまりに種類が多くて確かな名前（同定）は難しく、おおざっぱな分類名や通称名です。さらにあたふやになったものや不明なものなども多々あります。ご存じの方、訂正も含めお教えくだされば幸いです。

これはユーカリの花。

これ以外、ユーカリにもたくさんの種類があります。

ドライアンドラの一種。

グラスツリーの花穂

ピーフラワー

オレンジのピーフラワー、ほかにもたくさんの種類があります。

ダンピエラ。これもいろんな種類があります。

レシナウルティア。この花は道ばたなどあちこちで頻繁に見ました。色目は濃いものから薄目のものなどいろいろですが、鮮やかな色はどこでもとてもよく目立ちます。

ここにはキャッツポーなどが咲いてます。

キャッツポーとは猫の手（足）。名前どおり、特に右上のなどはそっくりで可愛い。キャッツポーはカンガルーポーの一種で小型のものをいう。

同じくキャッツポー、色は黄色から橙などいろいろ。

カウズリップオーキッド。出会う機会は多いということで、ブッシュの中でいくつか咲いていました。

手触りはやさしいビロードのよう

スモークドブッシュ。これは白ではなくややブルーグレーがかったような色でした。

ドラムスティックス

ドラムスティックス

オーストラリアではしばしば自然発火で火事が起こります。ここも焼けこげた木や小枝などがあり、歩き回っているといつの間にかズボンや服がススで黒く汚れてました。

イエローコットンヘッド

ブッシュリリーまたはフットリリー、ゆり科。オーストリア南西部だけの固有種でピンクもある。

あやめのようなブルーフラッグ

ミナフィア

道路に駐車中のバスが見えますが、ほんのちょっと入っただけでいろんな花が見られます。

スターフラワー

トリガープラント。

ピナクルスはその北側にあるセバンテスの町まで北上して入ります。セバンテス近くのジュリアンベイに立ち寄りました。初インド洋です。残念ながら天気が悪いので海の色は冴えませんが、それでも実際はもっときれいな色でした。

ピックフェイス。海辺など砂地に生える乾燥に強い多肉系植物で、南アフリカからきた外来種。日本でも園芸種になってるマツバギクみたいです。

ケープウィード。これも南アフリカからの外来種。

セバンテスで魚のグリルなどの昼食後17Kmほど南下してピナクルスに到着。

昼時に雨がひどくなり念のため簡易カッパを購入。でも着いたときは小雨になりました。コースはドライブ4Kmコースと徒歩1.2Kmのコースがあり、私たちはウォーキングコースを４０分ほどかけてまわりました。

黄褐色の砂漠はこんな風景がずっと広がっていて、うっかりコースを外れて迷子になるケースもあるそうですので気を付けなくちゃいけません。

トトロみたい、と思いましたが、バットマンと呼ばれてるそうな。

人の横顔そっくり岩。

見渡す限りこんな風景が、、

続いてます。

高台になっている岩場からの風景。車で廻っている人もいます。

大昔石灰岩が風雨にさらされてできた不思議なこの光景、今も風化は続いているのでポッキリ折れて倒れてしまう石もあります。

小高い所には展望台も設けられています。砂漠ですが植物も生えています。

戻る頃また雨が強くなりました。雨水が砂漠を川のように流れています。結局この日はほとんど雨にたたられてしまいました。

砂漠のピナクルスにも花が咲いていました。
これはいろんな種類がある中のバンクシアの１種。

ドライアンドラ

オールドマンベアード。この花のツルが茶色く枯れて木々の上を覆っていると、まるでゴミがかぶっているように見えます。

夕方帰り道にパース郊外のモンガー湖に立ち寄って黒鳥を見ました。ブレてしまいましたが黒鳥の親子がいました。雨は上がってますがこの時は肌寒く人気も少なかった。

これはひょっとして水たまりかも、、湖はこの向こうにあって、パースの高層ビルが見えます。

天気が良ければ広々とした湖畔の公園はきっととても気持ちのいい所だと思います。
このあとパース市内の中華の店で夕食を摂り１日目終了です。

この旅行記へのコメント （2）

• CLIPさん 2008/10/07 00:36:40

  素敵な花々ですね

  maki5963さん こんにちわ
  そして、パースからお帰りなさい。。
  ワイルドフラワーいっぱいのパースはいかがでしたか？
  旅行記へお邪魔しております。
  ひとつひとつ撮影されているのですごくきれいに見えますね。
  天気も変わりやすかったことだと思いますが南半球の自然に
  親しめたのではないでしょうか？
  
  また、お邪魔します。。。
  
  CLIP

  maki5963さん からの返信 2008/10/08 23:22:05

  RE: 素敵な花々ですね

  CLIPさん　こんにちわ。書き込みありがとうございます。今日１泊の旅行から戻った所で返信も遅れ申しわけありませんでした。
  
  パース旅行に際しましてはご親切なアドバイスを頂きながら、帰国後のご挨拶もせず失礼いたしました。おかげさまでとてもいい旅ができ、たくさんの思い出ができました。いろんな花も見ることが出来ましたが、やはり花を見るならそれに絞って行かないとゆっくり見られないなぁと思いました。珍しい花がたくさんあるので、できることならまた花だけを目的にして行きたいです。
  
  CLIPさんは車で廻られて花いっぱいの風景が見られて良かったですね。CLIPさんの写真にある小ぶりなグラジオラスのようなピンクの花は沿道で沢山咲いていてぜひ見たかったのですが、結局止まった所にはなく写真に撮れず残念でした。
  
  まだ続きをアップしますのでよろしかったらまたいらしてくださいね。
  
  maki