2008/09/27 - 2008/09/27
98位(同エリア1144件中)
comevaさん
- comevaさんTOP
- 旅行記701冊
- クチコミ156件
- Q&A回答0件
- 2,345,650アクセス
- フォロワー283人
◇行程◇
岡山(comeva邸:8:45)==早島IC==山陽道==福山SA(9:45~10:00)==尾道IC(10:10)==尾道/文学の小道&千光寺等:昼食(10:30~15:30)==福山東IC==倉敷IC==吉備路/備中国分寺(16:50~18:00)==岡山(18:40)
急に思い立って出かけた尾道でしたが、天候も上々又秋らしいさわやかな気候にも恵まれ自身にとってもリフレッシュの一日となりました。
PR
-
ロープウエイ山麓駅
瀬戸内沿岸で坂道の多い尾道の観光にはやはりこれですね。
今回は往路(上り:280円)だけ利用し下りは文学の道を散策しながら下って行きました。
ちなみに往復ですと440円(大人)です。
こども:片道140円 往復220円
運行間隔:15分毎 (多忙時はピストン運行)
運行時間:午前9時〜午後5時15分(休業日 12月29日〜12月31日 )
定員:30人
山頂の千光寺山駅までは所要約3分、到着後、係員がチケットを切ってくれますので無くさないように・・
千光寺山ロープウェイ:0848-22-4900 -
千光寺山山頂駅にとうちゃ〜く!
-
山頂駅を出て階段を上がった所にこの展望台が・・
せっかくですのでちょっと上がってみましょう♪ -
展望台からの眺望
正面は向島、上部には瀬戸内の島々まで眺めることができます(◎-◎) -
展望台からの眺望
角度をやや西方面にずらして(◎-◎)
すぐ下の中央やや右寄りに見える建物が市立美術館
尾道市立美術館
http://www.bbbn.jp/~museum/top.htm -
文学の小道はロープウエイ山頂駅を出た所から下って行くようになります。
著名な歌人・文人達の歌碑が全部で25程ありそれらをひとつひとつ読みながらなだらかな坂を下り散策していくようになります。 -
文学のこみち
山頂から降りかけ最初に徳富蘇峰の歌碑があります。
●徳富蘇峰(とくとみそほう)
海色山光信に美なるかな
更に懐う頼子の出郡の才を
淋りたる大筆精忠の気
維新の偉業を振起して来たる -
●正岡 子規(まさおかしき)
のどかさや
小山つづきに
塔二つ
-
●十返舎 一九(じっぺんしゃ いっく)
日のかげは
青海原を照らしつ、
光る孔雀の
尾の道の沖 -
更に下って行きます
-
時にはこの様な岩と岩の間もくぐり抜けなければなりません
-
すぐそばをロープウエイが通る事だってあります
-
ちっちゃい子も頑張って降りてます
●林 芙美子(はやしふみこ)
海が見えた海が見える。
五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
汽車が尾道の海へさしかかると、
煤けた小さい町の屋根が提灯のように、
拡がって来る。
赤い千光寺の塔が見える。
山は爽やかな若葉だ、
緑色の海向うにドックの赤い船が、
帆柱を空に突きさしている。
私は涙があふれていた。
(放浪記より) -
●志賀 直哉(しがなおや)
六時になると上の千光寺で刻の鐘をつく。
ゴーンとなると直ぐゴーンと反響が一つ、
又一つ、又一つ、
それが遠くから帰ってくる。
其頃から昼間は向島の山と山の間に一寸頭を見せている百貫島の燈台が光り出す。 それはピカリと光って又消える。造船所の銅をとかしたような火が水に映り出す。
(暗夜行路より) -
●緒方 洪庵(おがたこうあん)
軒しげく
たてる家居よあしびきの
山のおのみち
道せまきまで -
●山口 誓子(やまぐちせいし)
寒暁に鳴る
指弾せし
かの鐘か -
千光寺まで降りてきました(^_^;)
鏡岩
1999年松の伐採の時に発見される。
直径2Mの円 -
-
お願い地蔵さん
-
干支の守り仏
さて、あなたは何年? -
梵字岩(曼荼羅岩)
徳川綱吉公(5代将軍)時代のもの -
千光寺「驚音楼の鐘」
日本の音風景百選に認定 -
な〜るほど(◎-◎)ここからの景色は素晴らしい〜♪
納得です! -
千光寺「驚音楼の鐘」からの眺望(◎-◎)
平山郁夫画伯
しまなみ海道五十三次スケッチポイント -
こちらは本堂からの眺望ですが、先ほどの鐘楼と違ってロープウエイの位置が左側に来ていると言うことは千光寺の真上を通っていると言うことになりますね。
-
千光寺本堂
-
千光寺本堂
-
本堂西隣で見つけた六地蔵
-
その六地蔵の右隣には修行大師&摩尼車が・・
-
62年ぶりに復元されたと言う千光寺石鎚山鎖修行でこの場所へ・・決して無理をしないでください(自己責任)
-
こちらからの眺めもこれまた素晴らしかったです♪
-
本堂(左下)からの眺望
-
-
田能村竹田の像
-
平山郁夫画伯
しまなみ海道五十三次スコッチポイント -
天寧寺 三重塔
-
更に坂道を下って行きます。
坂道の多いこの地域だけはやはり車も入れず不便のあまり転居する人が多いとか・・ -
天寧寺 本堂
-
天寧寺 本堂
-
天寧寺 五百羅漢
-
-
-
今度はこの坂道を下って行きます。
-
志賀直哉旧居
大正元年の秋から同2年の中頃まで,この場所に居を構える。
同10年から大作「暗夜行路」を発表。昭和12年 に至って完成。
見学後、こちらの御主人に色々と尾道について聞かせて頂きました。
全国的に合併によってどこの市町村とも人口・面積等膨らんでおりますが、この尾道市もまた合併前9万だった人口が15万人とかなり増えました。
因島や県境の生口島(瀬戸田の耕三寺や平山郁夫美術館のある島)まで尾道市になっていました。
ワケギと言ってネギと分球性のタマネギ(エシャロット)の雑種&イチジクの中でも甘味が強く風味が良いと言われる『蓬莱柿』の生産高が日本一だとか -
志賀直哉旧居からの眺め
-
志賀直哉旧居
大人300円 -
-
宝土寺
-
宝土寺 観音堂
-
光明寺 浄土宗西山禅林寺派
-
-
光明寺 蟠龍の松(ばんりょうのまつ)
尾道市の天然記念物 樹齢400年
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- スーポンドイツさん 2008/10/01 23:24:48
- さわやかですね。
- comevaさん、こんばんは
素敵な空の色、秋ですねぇ〜
鏡岩って光っているのですか?最近まで発見されなかったのも不思議!
志賀直哉は「暗夜行路」をここで書いたのですね。ラストの大山の印象が強かったので・・(^^ゞ
確か、因島や生口島は越智郡でした。20年くらい前に訪れましたが、小さい子達はロープウェイが目的、走って下るのを追いかけて・・と文学の小道を味わうゆとりがなかった気がします。またゆっくり訪ねたいものです。そして平山画伯がスケッチされた場所にも座ってみたいです。
すーぽん
- comevaさん からの返信 2008/10/05 02:35:49
- RE: さわやかですね。
- スーポンドイツさん
こんにちは〜
いつもご訪問にコメントと有難うございます!
志賀直哉や林芙美子等によってすっかり文学のイメージを濃くした尾道の町ですが、千光山からの景色はまさに絶景でやや行動範囲が広がりますが、観光化されたコースの中にはこれに古寺めぐりと言ったコースを付け加え町のイメージアップがはかられていると言った印象です。
鏡岩は詳しくはわかりませんが、灯台のような役目をしたのでは・・と言う説もほんまか嘘かわかりませんがあるようです。
今回は昔訪れた感覚はまったく無く、すべてが新鮮で持ち続けていたイメージを新たにこうして体験できたことが一番の収獲でした。
comeva
-
- ぶうちゃんさん 2008/09/29 22:36:36
- こんばんは
- こんばんは。
尾道には何度か行ったことがあるのですがゆっくりと街を歩いたことが有りませんでした。凄く景色の良いところなんですね。
改めて感心しました。
- comevaさん からの返信 2008/10/02 03:13:24
- RE: こんばんは
- ぶうちゃんさん
こんにちは〜
個人的にもこれまでしまなみから四国に抜けてのコースが多くわざわざ尾道に立ち寄ってと言うコースは避けてきましたが、何故か大昔に行った時のイメージが気になり自身にとっても久々の尾道となりました。
景色も素晴らしいですし見所もいっぱいあるようです!
今はしまなみ海道の県境である生口島の方まで尾道市になっているようです。・・と言う事はお隣愛媛県と県境によって二分割されているひょっこりひょうたん島のモデルとも言われたあの島も尾道市になるのかなあ〜?・・
ひょっこりひょうたん島って何?・・って言われそう〜
comeva
- ぶうちゃんさん からの返信 2008/10/03 12:31:46
- RE: RE: こんばんは
- こんにちは
> ひょっこりひょうたん島って何?・・って言われそう〜
大丈夫です。ストーリは全く覚えていませんが見ていた記憶と歌は覚えがあります。ガバチョ船長でしたっけ?なんかいましたよね。
- comevaさん からの返信 2008/10/07 02:44:24
- RE: RE: RE: こんばんは
- ぶうちゃんさん
こんにちは〜
> 大丈夫です。ストーリは全く覚えていませんが見ていた記憶と歌は覚えがあります。ガバチョ船長でしたっけ?なんかいましたよね。
はい、私もストーリーはよく覚えてなくて小さな島のわりに登場の人形が妙に大きかったのを覚えてます。ドン・ガバチョの名前は私も記憶が・・
先週末ぶうちゃんさんのお膝元に特にどこと言うあてもなくぶら〜り出かけてきました。
comeva
-
- トモとアックさん 2008/09/28 17:06:56
- 尾道の風景
- comevaさん、こんにちは
フレッシュな尾道の旅行記、
とても楽しく拝見させていただきました。
あの山から見える、
優しく穏やかな尾道の風景は、
やはり素晴らしいですね。
二年ほど前に初めて訪れた時の感動が、
蘇って来ました。
また必ず行きたいと思います。
トモとアック
- comevaさん からの返信 2008/10/01 04:32:48
- RE: 尾道の風景
- トモとアックさん
こんにちは〜
私も最近になって地元岡山を中心に近所周りを始めましたが、ほとんどが久々か中には初めて訪れた所だってあります。
これも2年前に初めて手に入れたデジカメとこのブログの(フォートラさん)お蔭かも(^o^)
この尾道も又何十年ぶりかに訪れた場所で何もかもが初めて訪れるのといっしょで新鮮でした。
近年合併された因島(フラワーセンター)やお隣の生口島(耕三寺&平山郁夫美術館)には度々訪れてはいましたが、こちらの尾道市街地はこれまで時間的にも行程的にも自身の中では無理があり通過地域となってしまっていました。それだけに訪れたかった場所のひとつでした。
しまなみ方面ではもう1ヶ月ほどでみかん狩りの時期を迎えます。
この時期でも良いですが、次の訪問はやはり桜(耕三寺、千光寺)の時期が良さそうですね。
comeva
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
尾道(広島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
52