2008/09/13 - 2008/09/15
6963位(同エリア10500件中)
たおんさん
新潟の離島に行くと言うと間違いなく、佐渡に行くんですか、と言われますが、佐渡は2回行ったことがあるので、そのちょっと上に位置する粟島に行ってみることにしました。
目的は自然いっぱいの島でのんびりすることと、名物のワッパ煮を食べること。涙ちょちょぎれそうな人情にも触れ、ほんとに素敵な島でした。
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粟島に行くには新潟空港から1時間ぐらいのところにある、村上という街の近くにある岩船港から船に乗ります。村上から岩船港へはタクシーで15分ぐらい。
船は高速船と普通の船があり、朝イチに乗ったこのスマートな彼は高速クンです。
高速クンは1時間、普通クンは1時間半の船旅ですが、高速クンの中は普通の座席のみです。
ちなみに高速クンのみ予約が必要です。 -
高速クンのネックは、ちょっと料金が高いこと。片道3690円でした。
普通クンの料金は2級なら1830円です。
でもこの、昔「国鉄」によくあったような硬い切符にハサミを入れてくれたのが情緒あるんですわ。。。 -
そして到着!
前日までの予報は曇りか雨かも、となっていたのに、着いてみればとってもいい天気。
空と海のコントラストのあまりの綺麗さに、コンクリートジャングルの日常はどっかに消えました。 -
これ、これです。
朝ごはんを抜いて、10時半に粟島に着くまでぐぅぐうぅいうお腹を叱りつけてありついたワッパ煮です。
簡単に言うと大きななわっぱ(木をまるーく曲げた容器)のお味噌汁なんですけど、中にはたくさんのお魚、お魚、またお魚。
そして一番の特徴は熱く焼けた石を中に入れてジュージューにすることでいつまでも冷めないことです。
この写真を見て椎茸と思ったでしょ?これが石です。
こんな石が3つも入ってました。
この石の形が綺麗で、つるつるで、お店のおばさんの話を聞いてたら、海岸で綺麗なのを探すのが大変だそうな。 -
単品じゃなく定食で頼んだので、一緒についてきたお刺身です。イカと、白身は何かわかりません。
お店のおじさんに「何ですか?」って聞いたら、おばさんが作ったからわからん、だそうです。
ヒラメかなあ?
美味しかったです。定食は1600円でした。 -
かんじんなお店の名前を書くのを忘れてました。
みやこやさん、といいます。
朝のオープンは11時ですが、前日に電話して、10時半の船で着くと言うと、とっても愛想良く、その時間にワッパ煮を用意してくれるとおっしゃってくれました。
おじさんもおばさんもほんとにフレンドリー、たまたまいた地元のお客さんも気軽に笑顔で話しかけてくれたりして、早くも粟島いい島♪状態です。 -
さてさて自然満喫です。ワッパ煮のあとはウォーキングしようという計画。
粟島の大きな集落は、地図で言うとやや右上にある東海岸の内浦(新潟からの船の発着場所)と、この地図で言うと左下、西海岸にある釜谷という2つです。
サイクリングする人も多く、実際たくさんすれ違いましたが、最近の運動不足も踏まえ、あえて歩きにしました・・・結果的には正解。 -
こーんな道が釜谷まで続いています。
ずっと海岸沿いでほんとに景色は綺麗です。
ただ、かなりアップダウンが厳しいところもあるので、ダウンはいいのですが、長い距離のアップ箇所を、自分で歩くのもしんどいのに、自転車を引きずりながら歩くのは結構辛いかもしれません。
でもすでに書いたとおり、島を自転車で一周している人もたくさんいましたし、私は南周りの半周だったので北周りはわかりません。 -
ものすごく暑い日でした・・・でもいい季節だったらほんとに快適なウォーキングの道だと思います。
島内の歩き道(平たく言うと)にはこんな、粟島を詠んだ歌碑がたくさんあります。
これは与謝野晶子が詠んだもの。 -
こーんな天然の湧き水もあり。
外気温が暑いせいで冷たいというわけではないですが、美味しかったです。 -
久しぶりになめくじ、もとい、カタツムリも見ました。
あまりにも立派な大きさなので思わずパチリ。
このあと道路のど真ん中にいる彼女(性別を知っているわけではございませぬ)を、おそるおそる、車に轢かれないように草っぱに戻したのですが・・・後からよくよく考えると、草っぱの反対側は海につながる断崖。そちらに行きたかったのだとしたら「何でここまでやっと来たのにまた戻すねん、ぼけ!」と言われたら(関西弁をしゃべるかどうかはわかりませんが)、カタツムリの呪いにあうかも・・・。 -
そしてようやく島のもうひとつの集落、釜谷に着きました。
ほんとにいい天気だったせいもあり、途中で熱中症になって行き倒れになるかと思いました。
真夏に粟島をテクテク歩かれる方は、是非、豊富な水をお持ち下さい。
快適な季節だったら多分ほんとに天国、ストレス解消を保証します。景色は最高ですから。 -
釜谷にもたくさんの民宿がありますが、食事が出来るのは2軒、ひとつがこのかもめ食堂です。
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名物はこの磯ラーメン。
トッピングはタコやらなんやら満載でとても美味しかった。
海鮮ダシなのにちっとも生臭くなく、深みのあるふわっとした温かい広がりのあるスープです。 -
米どころの新潟、地ビールは見当たりませんが日本酒はもちろんご当地名産あり、これは粟島限定の日本酒、粟島です。
ワンカップのラベルが鯛ですが、もちろん中身はひれ酒のように鯛に浸っているわけではなく、ごく普通のお酒。
全く癖がなくそれでいてしっかりとした風味でぐびぐび、いくらでも飲めるのです。
私が何杯飲んだかはトップシークレットです。 -
こちらはもう1軒のきんべいさんです。
実はここから東海岸ヘは観光船で戻ろうと思っていたのですが、実は釜谷は携帯がつながりません。
思い余ってきんべいのおばさんにお願いして、観光船に連絡を取ってもらって、観光船に乗る手はずになってました。ところがっ!!
観光船野郎め、出発時刻にまだ5分もあるのに、とっとと先行して出発してしまい、乗れなかったのです。
必死に乗り場に向かって走りながら去りゆく船に手を振って、「乗りたいから待って〜」と訴えたのですが、明るく笑顔で手を振りかえされて終わりでした。
はぁーっ?です。
そこで、ここからです!このきんべいのおばさんに泣きついたら、たまたまその場にいらっしゃった民宿のおじさんが話を聞いていて、ご自分の宿泊客を送るついでに送っていってあげるよ、と。涙、涙。
あ、念のため、島にタクシーはなく、他に方法はなかったのです。 -
なぜそんなに焦ったかというと、粟島は日帰りの予定で、従って決まった船に乗らないと新潟にその日中に渡れないということでした。
新潟での宿の予約を取ってる上に、荷物もその宿に預けてしまってたので・・・それがなければ後は野となれ山となれでもよかったかな。
ま、それはともかく、港まで何の利益もないのに送ってくださったのがこのワゴン車でございます。
民宿市佐ェ門バンザーイ!売店きんべいバンザーイ! -
ということで帰りはこの普通クンです。
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高速船の普通席と違い普通船の2等席はこんな感じ。
すごく混み合っててお互い様、身を寄せ合いましょという雰囲気の一角もあれば、こんなふうに、1人ずつの間隔をすごく広く取ってそのまま熟睡に入り、寄ってくれることもなく、俺たちがすべてだ!みたいなアホな一団もあり。
遠くで他の傍若無人な団体に無碍にされてこっちに避難してきた家族と、この手前のささやかなスペースで小さく身を寄せ合いました。
マナーだけは、老若男女という括りではなく、人個人によるんだとおもいます。
気を取り直して、楽し旅行は引き続き、です。
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この旅行記へのコメント (6)
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- ザウルスままさん 2009/07/09 17:37:58
- フェリーについて
- こんにちは。はじめまして。
粟島を検索したら、たおんさんのブログを発見し
事前勉強をさせていただきました。
とても、参考になりました。今から楽しみです。
突然すみません。質問なのですが・・・。
8月に旅行に行こうと考えています。
知人に、普通船は高速船に比べて揺れが大きいよ。
だから酔うんじゃない?・・・と。
やはり、普通船は揺れが大きかったですか?
よろしければ、たおんさんの印象で良いので教えていただければ
幸いです。
お願いします。
- たおんさん からの返信 2009/07/09 23:48:55
- 粟島よかったですよー。
- ザウルスままさん、こんにちは。
旅行記読んで下さってありがとうございます。
秋まで事情があって旅行に行けないため、旅行記も更新できず、久しぶりに
掲示板に書き込んでくださってとても嬉しいです。
粟島は本当にいい土地でした。
観光が目的ではなくのんびりされたいだけなら、是非宿泊されたらいかがかと思います。
お問い合わせのフェリーですが、確かに高速船はほとんど揺れずあっという間に着いたという感じでしたが、普通船は多少は揺れたかもしれません。ただ大きい船なので、ゆるやかに揺れるといった感じですし、酔いに弱いようであれば、横になって寝転んでいればまったく平気だと思います。
8月であれば混むでしょうし、寝転ぶスペースを確保できるかどうかという問題はあると思いますが・・・。
是非、粟島楽しんできてくださいね。
またザウルスままさんのほうにもお邪魔しますね。
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- Noririnさん 2008/10/05 14:53:13
- 今の時期の粟島ウォーキングは最高かも♪
- たおんさん こんにちは。
私も新潟の離島と言うと佐渡って図式が。
ワッパ煮美味しそう(=^0^=)
これだけでご飯が何杯も行けそうね♪
観光船のアクシデントは最悪だったけど、島の人が親切で良かった。
こういう時の助けは嬉しいよね。
で。ワンカップは何杯呑んだの?(笑)
- たおんさん からの返信 2008/10/05 22:45:14
- ワンカップ3杯で時間切れでした。
- Noririnさん こんにちは。
ワッパ煮、美味しかったですよお。
ご飯はもちろん相性抜群ですけど、ビールとも合いそうでした。
残念ながら、朝だったので我慢しました。
Noririnさんと違って・・・って失礼(笑)。
島の人情もお酒も最高でした。
ワンカップ3杯の続きは夜に持ち越してさらに2杯、です♪。
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- むんさん 2008/09/21 16:22:55
- 粟島&親切さへの出会い!
- たおんさん、こんにちは!
なんと粟島に行かれたんですね〜!
スゴイです。
新潟には結構行く機会があって、村上周辺を通っていくんですが、
粟島にはまだ一度も行ったことがありません。
日帰りできることも知りませんでした〜。
今回の旅の思いがけないハプニング、そして、これがきっかけと
なっての地元の方の親切への出会い!
とても印象に残る素敵な旅になられましたね!
民宿市左ェ門のおじさんの親切、ホント感激ですね〜!
再訪したい場所がまた一つ増えられましたね♪
- たおんさん からの返信 2008/09/21 20:38:57
- ほんとにいい島でした。
- むんさん、こんにちは。
村上通られるんですねー、ほんと、いい所でしたよ。
船の客は9割がた釣り客で、夏は海水浴客が多いみたいです。
ほんとに人が温かくて、今度は泊まりたい、と思わせる場所でした。
是非むんさんも一度、お子さんと行って下さいね。
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