2008/05 - 2008/05
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JIC旅行センターさん
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シンフェローポリ行きの寝台列車に乗り込んだのは18時。18時と言っても外はまだまだ明るい。この時期の日没は大体21〜22時のため、しばらくは通路に立ち、窓を開けて「世界の車窓から」気分。テーマ曲が頭の中に流れてくる。
キエフを出発して1時間もしないうちに、車窓は見渡す限り草原(畑)地帯になり、ウクライナは歴史的にも大穀倉地帯として有名だったことを思い出した。
そういえば、最近『日本の農業の未来はウクライナにかかっている』という話を聞いたことがある。なんでも、青森のある農家がウクライナに350ヘクタールの土地を借り「大豆」の栽培を始めたそうだ。最近流行りのバイオ燃料のせいで高騰が続く大豆を、この肥沃な黒土地帯で安く栽培し、かつ品質まで改良し日本に逆輸入しようということらしい。まさに一石二鳥(三鳥?)。
目の前に広がる大平原を見ながら、この光景が日本の農業の希望になるとは、と意外なところでウクライナと日本のつながりを再認識し、そして自分もそこにいることを不思議に感じながら、日没をむかえた。
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◆4日目 ヤルタ着
朝、シンフェローポリに到着後、今度は車で約2時間、ヤルタへ。到着時の天気はシンフェローポリでは大雨だったにも関わらず、少しずつ、黒海が視界に見え出すと、天気も気分も晴れ晴れとしてきた。 -
ヤルタには日本語の専門ガイドがいない。現地の専属ガイドが同乗し、そのガイドのロシア語を、さらにキエフから同行してきた日本語ガイドが訳して皆に説明するという「ダブルガイド」スタイルで、街の説明が始まる。
『ヤルタの人口は約10万人。そのうち6割がロシア人、3割がウクライナ人、残りがその他の民族となります。ヤルタの街の語源は「岸辺」という名のとおり、黒海と自然に囲まれた保養地として、古くから貴族や皇帝たちに愛され、今でも毎年夏にはリゾート地として国内外から多くの観光客が訪れます。』と話を聞いていると、道はちょうど海岸に沿うようになり、左手には陽光に輝く黒海が目に入る。その光景にすっかり仕事であることを忘れてしまいそうだ。 -
さて、本日のホテルに到着。ここは05年にできた「クリミンリヴィエラ」という4つ星ホテルで、世界的にも有名な「ラディソンSASグループ」系列のホテルだ。中庭から黒海を臨む最高の立地を誇り、ホテル内部もヨーロッパ風の落ち着いた雰囲気と重厚な造りが安心感を与えてくれる。到着時にはウェルカムドリンクのサービスもあり、ホテルスタッフも愛想がよく、リゾート地としての経験・自信をその笑顔に感じることができた。
今回はウクライナの各種ホテル事情を見ることも使命のひとつだったが、結論から言って、キエフを含め好印象のホテルが多い。サービス感覚(笑顔)やホテル内施設・設備の充実については予想以上のところが多かった。4つ星、5つ星のホテルはそれなりに当たり前だが、3つ星のホテルでもカードキーは当然で、だいたいどこのホテルにもWIFI(無線インターネット)の設備を備えている。またホテルオリジナルのサウナやサービスなどもあり、なかなか良い印象だ。
しかし、中には、やはり「旧ソ連系」のサービス・無愛想さを感じる面もまだまだあるのは残念だった。そういう意味では、クリミア半島に入ると、キエフよりもホテルとしてのサービス・質の高さを感じることが多かったように思う。
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